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山行状況
日程 2020/6/18 入山地 東急市ヶ尾駅
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
5時間50分
コース及びタイム
東急市が尾駅8:45-市が尾高校9:00-常盤橋9:25-麻生川9:50-鶴川駅10:20-鎌倉街道・新袋橋11:00-図師大橋11:4012:40鶴見川源流の泉12:50-源源流-別所排水場13:00-13:05昼食休憩13:30-南多摩尾根幹線道路-小山長池トンネル14:00-JR相模原駅14:35-横浜

 5月には、新横浜から鶴見川を遡り子供の国 まで歩く。歩きながら鶴見川源流まで行きたいと思っていたが、県外への登山の自粛もまだ続いていたので自粛期間中に行く事にした。前回の続きだと、 環状4号の常盤橋からになるが、手前の東急市ヶ尾駅までバスに乗り、246号線の青葉警察署脇から鶴見川を遡る事にした。
 鶴見川源流は源流の泉として畑の中に公園のように囲われているが、今回は源源流(源頭)まで行き、最初の一滴を確認したいと勇んで行った。
 鶴見川は一級河川に指定されており、東京都町田市を源流とし、神奈川県横浜市鶴見区の河口から東京湾に注ぐ。全長42.5kmの長さであるが、今回は、東急市が尾駅から源流域を経て南多摩尾根道路を通り 相模原駅まで23km 歩いた。

 今回は、東急市が尾駅までバスで来た。駅前のコンビニにて冷たいポカリと行動食を買い鶴見川まで歩き出す。すぐ近くには新旧の246号が上下に走っており、上麻生線との交差点を渡り鶴見川に出る。
 神奈川県警の青葉警察署脇の堤防から歩く。市ヶ尾駅から約1kmほどで市ヶ尾高校の25km地点になるので、始発地点が24kmとなる
 5月に子供の国まで歩いた時と違い、田植えも終わっていた。5月はここ常盤橋の環状4号から左折して行ったが、今回は真っ直ぐと川崎市内の鶴見川沿いに歩いて行く。
 環状4号を越えてしばらく歩くと、川崎市内の下麻生地区に入ります。今まで北上していた鶴見川は、水車橋があるこの辺りから西側に曲がって行く。
 市ヶ尾駅から約1時間、950分に麻生川と鶴見川との合流地点まで来ました。左が鶴見川で右から麻生川が流れている。麻生橋を渡り更に鶴見川沿いに歩いて行く。
 鶴川駅手前には、真光寺川が合流している。開戸親水公園広場となっていて子供たちが水辺で遊んでいた。その先にはTBSの緑山スタジオがある横浜方面から鶴川街道に抜ける陸橋の下を通ります。
 1020分、鶴川駅の南側まで来ました。小田急小田原線の鉄橋が鶴川駅からは南西方面に曲がって行くその下を潜ります。
 この辺りまで来ると鶴見川沿いの風景も一変してきました。川沿いにあった住宅街も少なくなり、鶴見川の河辺も雰囲気が変わり釣り人も見るようになります。
 11時頃に34kmマイルストーンまで来た。市が尾駅から10kmです。2時間10分かかりました。その先には、鶴見川とほぼ平行に走っている芝溝街道と鎌倉街道の交差点、新袋橋です。
 

 この辺りの川もまだまだ広く、白サギがエサを探しているのでしょうか、数羽いました。ここの淵には釣り人が数人竿を垂らしていた。

 
 36.5km地点で鶴見川沿いの歩道が終わり、その先は工事中のようです。そのためここからは一旦、芝溝街道に出るために右折して行く。
 
 芝溝街道は、真っ直ぐ行くと淵野辺方面、右折して下小山田に行く。図師大橋の信号脇にあるコンビニで食料を調達してから右折して下小山田方面に行く。
 
 図師大橋からは、鶴見川沿いに道は無く、田舎の風景の中、水田や道祖神が建つ道路をしばらく歩く。
 
 時々道路脇に狭くなった鶴見川が現れくる。図師大橋から3kmほど歩くと道路も突き当たり狭い路に右折して行く。
 
 更に鶴見川は、この道路に下を通り下水のような小さな流れになって来た。その先には公衆トイレもあり、その反対側にはまん丸い池のような水源があった。鶴見川源流の泉にたどり着く。
 
 1240分、約4時間で市ヶ尾駅から鶴見川源流の泉まで18kmを歩いて来た。この脇には源流からの流れが大きな水音を立ててこの泉に流れ込んでいる。
 
 今回の目的は、この鶴見川源流の泉ではなく、その先にある鶴見川の源源流、最初の一滴を探しに行くので、早々に先を急ぐ。
 
 しかし、鶴見川源源流への標識は無い。あちこち探しながら行くが、なんとか源源流らしき所までやって来た。
 
  水源らしき水たまりが出て来た。さらに上に上にと小さな水源を探して行くが、なんとか水源らしき場所まで来た。 帰宅してから、再検索すると、水源保護や近隣との関係で、水源を公表していないようだった。その為、うろうろと田中谷戸の中を探し廻る事になったのだ。
 
 13時、田中谷戸から抜け出して、別所配水場まで登って来た。近くの公園にて昼食休憩を摂りのんびりした後、南多摩尾根道路を相模原方面に向けて歩き出す。
 
 小山長池トンネル辺りまでは、幹線道路の周辺に大きな工場が建っていたが、トンネルを抜けると団地や住宅街となっていた。トンネル下の信号から左折して住宅街を抜けてJR相模原駅方面に歩いていく。
 
  高台にある住宅街を抜けると、真っ直ぐな道路が続く。左右の広大な敷地に大きな倉庫のような建物が立ち並ぶ。米軍相模原補給廠である。
 
 地図で見ても広大な米軍相模原補給廠の中を真っ直ぐ貫いた道路を抜けると、JR相模原駅が見えて来た。 鶴見川源源流、最初の一滴を探してのハイクは、梅雨空の中、ピーカンにならずに歩き易く鶴見川を遡った。源源流探しでは時間が掛かり苦労したが、登山とは違った楽しい源流探しのハイクだった。
 今度は、秋か冬にでも鶴見川の河口(東京湾)から綱島を抜け新横浜まで歩き、鶴見川42.5kmの踏破を目標にしよう。

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