箱根・丸岳神奈川県の山

　箱根・丸岳は金時山同様の箱根外輪山である。天気が良ければ富士山と芦ノ湖を両脇に見ながらのハイキングとなる予定であったが、今回は残念ながらガスの中の丸岳でした。

　乙女峠では、お茶をしようと思っていたが残念ながら、廃墟のように朽ち果てていたお茶やさんでした。15年ほど前に来たときにはここでお茶をしたと思ったのですが・・・。

　左側から丸岳方面への登山道を登って行きます。しかし、金時山とは違い、あまり踏み跡がありません。こちら方面から芦ノ湖には行かないのかも。

　登り始めてすぐに、カエルがおとなしくお座りしていました。昔は食べられていただろうほどの大きなカエルでした。

　緩やかな登り坂を登っていくと、ヤマボウシ（山法師）の群生も見られた。

　四枚の白い花びらのヤマボウシ（山法師）の名前は、中央の丸い花穂を坊主頭に、４枚の白い花びらを　白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたとの事。

　緩やかな登り坂を30分ほど登っていくと、二つのベンチがある広い山頂の着く。丸岳である。
　天気が良ければ左に芦ノ湖から神山・駒ヶ岳が見え、右側には富士山がキレイに見えるはずが残念ながらガスの中でした。

　目の前に見えるパラボラアンテナもかすんで入るほどのガスの中でした。

　昼食休憩をしているうちに、少しはガスが晴れて？芦ノ湖と仙石原のゴルフ場が目の前に見えて来ました。

　昼食休憩を終えて乙女方面に戻っていくが、登りの時にはそれほど気がつかなかったヤマボウシが登山道の上に咲いていました。

　乙女峠まで一旦戻り、仙石原へ下って行きます。

　仙石原への下りは、火山礫なのだろうか大きな石がゴロゴロと転がり、歩きにくい下り坂を慎重に下りて行きます。

　しばらく下りて行くと、車の走行音が近くに聞こえてきた。雑木林から変わって明るい杉林となって来ました。

　乙女峠から35分国道に出てきました。乙女口のバス停です。ここからは、バス・車の通行が激しく狭い国道を15分ほど歩いて行くと金時公園駐車場に出ました。