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甲斐駒ヶ岳山頂

深田久弥著 「日本百名山」より、
日本アルプスで一番綺麗な頂上は、と訊かれても、やはり私は甲斐駒をあげよう。眺望の豊かなことは言うまでもないとして、花崗岩の白砂を敷きつめた頂上の美しさを推すたいのである。信州ではこの山を白崩山と呼んでいたが、その名の通り、遠くからは白砂の峰に見えるのである。

山行状況
日程 2013/9/10〜11 入山地 長衛小屋
メンバー 大島・Y 行動時間 8時間10分
コース及びタイム
長衛小屋5:30-仙水小屋6:00-仙水峠6:35-駒津峰8:00-六万石8:30-甲斐駒ヶ岳9:30-休憩10:20-駒津峰11:20-双児山12:00-北沢峠13:30-長衛小屋13:40
甲斐駒ヶ岳地図

横浜を8時に出発し、環状8号に出たが、朝の通勤時間ということもあり渋滞に巻き込まれた。調布ICまで1時間以上もかかってしまう。それでも中央高速に入ると流れは順調で、芦安の駐車場に11時30分には到着した。13時発の広河原行きに乗り、約1時間で広河原に着く。更にバスを乗り継ぎ北沢峠に14時50分到着した。
今回は、長衛小屋のテント場で2泊し、重たい荷物をデポして、サブバックを担いで甲斐駒ヶ岳・仙丈岳と登る事にしました。

芦安駐車場  芦安の駐車場は400台ほども駐車できるほど大きな駐車場となっていた。ここはバス停の前で150台も停められるとのことでした。
 13時発の最終のバスに乗って広河原まで1人1100円でした。
 芦安の駐車場から約1時間で広河原まで来る。以前は、マイカーも入れたが7〜8年前頃からマイカー規制をして山梨交通のバスとタクシーが登山客を運んでいるようだ。
 北沢峠までは、1人750円小さなバスで運んでくれます。
広河原から北沢峠行きのバス
長衛小屋  今日はは北沢峠の手前(長衛小屋前)で、バスを降ろしてもらい歩いて5分で長衛小屋(北沢駒仙小屋)に着く。
 テント場の受付をして2泊分2000円を支払う。
 テント場は15〜20張りほど先客がいたが、広く大きなテント場で隣との間隔も広くゆったりとしていた。
 水量も豊富でいつもきれいな水が飲めました。
広いテントサイトです
長衛小屋から甲斐駒ヶ岳へ  11日5時30分、明るくなってきてから出発した。
 長衛小屋前の橋を渡り沢沿いに歩き出してゆく。
 林の中はまだ薄暗かったが、しばらく歩くと林の中も明るくなってくる。
 沢を2回ほど渡って行くと仙人小屋が見えてくる。
沢を渡り仙人小屋へ
仙人小屋  仙人小屋はあまり大きくない小屋のようで、北沢峠の看板には「予約が無い人は泊まれません」と書いてあった。
 仙水峠からは摩利支天の頂上はガスの中でした。
 ここからは急登の連続で駒津峰までは標高差が500mもあるそうです。
仙水峠からの摩利支天
駒津峰  駒津峰に丁度8時、著衛小屋から2時間30分でした。駒津峰の山頂は広く一息ついていると、ツアーの団体20名ほどが先に行くのが見えました。
 駒津峰の山頂からは晴天だと甲斐駒ヶ岳の白砂の山頂が見えるはずが、ガスの中で全く見えません。 駒津峰からはガスが出ていた
巻き道は狭く渋滞です   20名ほどの団体さんです。六万石先の巻き道までは狭い尾根道なので追い越すことはできません。
 若い夫婦のみ直登のコースで追い越していくが、私たちは仕方なく後について行くことにしました。
  山頂下の白砂の広いザレ場に入って、やっと団体さんを追い抜く事ができました。
 一瞬の晴れ間で摩利支天の山頂まで見ることができた。
摩利支天が目の前に
甲斐駒ヶ岳山頂   9時30分山頂。4時間かかりました。お茶を飲みながら50分ほどのんびりとしていましたが、その後も、ガスは濃く展望は全くありませんでした。
 下山途中に少しの晴れ間があり、山頂が見え隠れしながらの瞬間を撮りました。  降りてきたらガスが晴れた
六万石   白砂の山頂直下からの駒津峰と手前が六万石の巨大な岩石群です。
 その後も振り返り振り返り甲斐駒ヶ岳を見ながら降りて行くが、あの白砂の山頂の美しさはこの目で見ることができませんでした。
 双児山を経て、北沢峠まで降りてきました。13時30分でした。
 著衛小屋まで10分、戻ってからテントの中でビールを飲んで1時間ほどの昼寝を 楽しみました。
北沢峠です

9月11日 甲斐駒ヶ岳−9月12日 仙丈岳

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