;
  HOME   山行記録   神奈川の山   百名山    横浜環境保土ヶ谷山歩会

山行状況
日程 2023/1/6 入山地 奥多摩湖
メンバー 大島 行動時間
(休憩)
7時間10分
(70分)
コース及びタイム
奥多摩駅バス8:07-奥多摩湖8:25-御前山登山口8:35-9:27サス沢山9:35-惣岳山10:40-ソーヤノ丸デッコ11:00-惣岳山11:15-11:35御前山12:10-クロノ尾山12:35-鞘口山12:53-大ダワ13:17-13:39鋸山13:45-天聖神社奥宮14:43-愛宕神社15:12-氷川駐車場15:35
 

 この冬は、横浜から近くの山を探し奥多摩を中心に登る事にした。今までは山梨方面が多かったが、やはり奥多摩が近い。 丹沢には百名山が無いが、奥多摩には、多摩百山や多摩100山があり、名のある山も多い。冬の低山ハイクは奥多摩に行こう。
 御前山は大岳山、三頭山とともに奥多摩三山と呼ばれている山で、春のカタクリの花が有名で花の百名山にも選ばれている。鋸山は、奥多摩駅から大岳山へ登るルートのほぼ中間に位置する尾根ピークで鋸のように尾根の山容がぎざぎざとしている。

 奥多摩駅発の西東京バス8時7分に乗るために、7時30分ごろ車でやって来た。駅前の駐車場は高いので、他の駐車場を探すと橋の向こうに町営氷川駐車場があった。700円となっていたが下山後確認すると、この時期は無料とのことだった。奥多摩湖まで15分ほどで到着。8時25分から歩き出して行く。
 小河内ダムの堰堤をしばらく歩くが、前方に同じバスを降りて御前山に向かう二人組がいるだけだった。登山口まで10分ほど掛かる。
 登り出しから目の前には急登になって、二人組には「お先にどうぞ」と言われ先に登り出して行く。湖を通り抜ける風が冷たく吹き抜ける中、20分ほどは見上げるほどの急登を喘ぎながら登ると緩やかな登りになる。
 最初のピークはサス沢山940mだ。目の前には展望台があり鷹ノ巣山から七ツ石山方面が、下には奥多摩湖が一望出来る。
 サス沢山からは、緩やかだが長い大ブナ尾根を登る。惣岳山の脇から朝日が登って来た。
 惣岳山直下の斜面には、大きな霜柱が出来ていた。高さは15〜20pはありそうな霜柱だ。この急登を登れば惣岳山のようだ。
 惣岳山からは一旦下り、ソーヤノ丸デッコに寄ることにして100mほど緩やかに下る。
 黄色い通行注意の看板に惑わされてしまい、左の巻き道に進む(右側が正解だった)。しばらく下るがソーヤノ丸デッコへの道が無いのでウロウロとして鹿柵沿いに道無き道を登り、ソーヤノ丸デッコにたどり着く。
 富士山が展望出来た。今日は多摩百山2つ目ゲット。惣岳山へは又100mほど登り返し、御前山まで20分。
 御前山山頂は広い。バスから一緒の二人組が先着して昼食を摂っていた。天気晴朗なれど寒風吹き抜けて寒い。
 雲取山・七ツ石山・鷹ノ巣山方面の展望が開けている。昼食はアップルパイ等をサンドイッチメーカーで温めて、暖かいコーンスープで寒さをしのぎます。
 お昼を食べた後は、鋸山へ向かうが、このコースは25年ほど前に、日本山岳耐久24時間レースで夜中にフラフラしながら走り歩いたコースだ。今では明るいうちに歩いても足下が危ないが、当時は懲りずに4回も参加したのを思い出した。
 御前山から60分、鋸山が見えて来た。大ダワの鋸山登山口だ。
 トイレはキレイに使われている。やはり東京の山で多くの登山者が利用するのだろう。鋸山を経て奥多摩駅の道標だ。
 鋸山までCTは15分となっているが見上げるほどの急登だ。分岐まで15分で鋸山まで20分掛かる。展望は無いが小休止してしてから下山する。
 鋸尾根を進むと、朝のバスで一緒になり御前山で昼食後に先に行った二人連れに追いついた。今日は私たち3人しか山にいないのだろうか、全く他の登山者はいなかった。
 鋸尾根は下りと思ったが、岩場を登ると天聖神社奥宮のお天狗様と呼ぶらしい石仏に出会う。
 鉄塔まで来ると人家が近くなって来た。5分ほどで愛宕神社の鳥居が見え、その下を潜る。
 愛宕神社に寄るが、ここが愛宕山のようだ。その裏の五重塔の脇から狭い道が続いていた。
 長い急な階段があった。手すりをはなすと転がり落ちそうな急な階段だ。奥多摩駅に続く街道に出て来た。橋を渡ると奥多摩駅だ。
 15時30分。町営氷川駐車場まで戻って来た。朝方は下山後に駐車料金を支払うつもりだったが、「12/1〜2/28」まで無料開放との事。駅前駐車場に止めなくて良かった。
 今回の奥多摩山行は、多摩百山で「サス沢山・惣岳山・ソーヤノ丸デッコ・御前山・愛宕山」の5座を登り、多摩100山は「惣岳山・御前山・鋸山」に登る。奥多摩は山深いので、どこまで登れますか楽しんで苦しむかな。

HOME   山行記録   神奈川の山   百名山    横浜環境保土ヶ谷山歩会  
inserted by FC2 system