|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
8月に入り、聖岳の準備をしていたが、4回目ワクチン接種で、カミさんは副反応が出て1週間は体調不良になってしまった。同じころ、我が家の老犬(17才)
も動けなくなって、食事から排泄まで介護をしないといけない状態となり、南アルプスへの宿泊登山はしばらく延期することにした。それでも様子を見ながら一人での日帰り登山で奥多摩までやって来た。
七ツ石山(ななついしやま)は東京都と山梨県の県境にある標高1,757.30mの山で、東京都最高峰の雲取山に登る際に通過します。山名の由来は、山頂付近にある石灰岩の岩塊からで、この岩塊は平将門の共をした武者七人が石と化したといわれ、その霊を祀っているのが七ツ石神社です。 |
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
横浜を4時30分ごろ出発。16号から圏央道を経て奥多摩湖の入り口、小河内ダム近くにある水根駐車場に6時30分到着した。6時48分の鴨沢行バスに乗るために、慌ててパンを食べ、支度をする。 | ||||||||||||||||||||||
鴨沢までは20分ほどバスに乗り、雲取山の登山口でもあるバス停に到着。私を含めて5名がバスを降り前後して歩き出して行く。しばらくは住宅地の脇を歩き、登山道に入る。 |
||||||||||||||||||||||
鴨沢のバス停から25分登ると、丹波山村営駐車場の脇に出てくる。そこから5分ほど歩き、登山道を登り出して行く。 | ||||||||||||||||||||||
この登山道は3回目となるが、緩やかで歩きやすい道は変わらない。15分ほどで廃屋まで来る。 | ||||||||||||||||||||||
以前来た時には、無かった『平将門 迷走ルート』の新しい看板が多く設置されていました。 | ||||||||||||||||||||||
9時、堂所まで登って来た。10年前の雲取山に来た時には、駐車場から60分で来たが、今回は1時間25分、気持ちは若いつもりでいるが、体力の衰えは隠せず、やはり歳は争えないですね。 | ||||||||||||||||||||||
七ツ石小屋への分岐も以前と変わって遠くなっていたが、その代わり分岐から10分ほどで小屋まで着いた。今回は蒸し暑く、休憩を15分も取りのんびりしたが、何故か疲れは取れなかった。 | ||||||||||||||||||||||
小屋の上にある水場から右折して行く。七ツ石神社手前には、マルバダケブキの群生が黄色の花を咲かせていた。 | ||||||||||||||||||||||
七ツ石神社の後ろには、平将門伝説の一つでもある、七つの巨石が神社を守るかのようだ。七ツ石山山頂まで登って来ました。雲が多い一日で助かったが、蒸し暑さには叶いません。 | ||||||||||||||||||||||
山頂からは、雲取山方面だけが少し青空が見えていたが、富士山はもちろん、周りの山々は雲の中です。 | ||||||||||||||||||||||
今日はこれからが本番です。鷹ノ巣山への縦走が目的なので、すでにヘロヘロだが頑張って行きます。千本つつじへの縦走路は広く歩きやすい道です。 | ||||||||||||||||||||||
大岳山方面だろうか、暑い雲に覆われています。七ツ石山から25分で、広い台地の千本つつじまで来ました。 | ||||||||||||||||||||||
次は、目の前にある高丸山です。一旦広い尾根を下り、急登を登り返すが、疲れた足が上がりません。 | ||||||||||||||||||||||
高丸山からは、蟻地獄のように吸い込まれそうで、滑り落ちそうな急坂を下り、緩やかに登り返すと、日陰名栗山山頂です。 | ||||||||||||||||||||||
日陰名栗山からは、鷹ノ巣山が見えて来ました。その手前にある鷹ノ巣山避難小屋に12時35分到着です。10分ほど休憩してると、どっと疲れも出て、「鷹ノ巣山へは登らない」いや「登れない」ので巻き道から倉戸山方面に行くことにしました。 | ||||||||||||||||||||||
鷹ノ巣山へは昨年登っているので今回はパス。避難小屋で休んだせいか、巻き道から六つ石山分岐に向かううちに、少し元気になって来た。 | ||||||||||||||||||||||
六つ石山分岐から下り基調で降りて行き、10分ほどで水根沢への分岐も曲がらずに真っすぐ南へ進む。水根沢への分岐から20分ほどで、榧ノ木山へたどり着くが、登山道は山頂の右を巻いているので通り過ぎてしまい、慌てて戻り登り返す。 | ||||||||||||||||||||||
倉戸山へ続く榧ノ木尾根は広いので、間違える人もいるのだろうか、途中から登山道脇にロープが張り巡らせてあったので、誰もいないだだっ広い尾根道も安心して歩けるようだ。倉戸山へは登り返しもなくも広場のような山頂に到着した。 | ||||||||||||||||||||||
広い山頂を一巡りしたが、山名標識が見つからなかった。この味気ない道標の「倉戸山」で山頂を確認してから、倉戸口へと降りる。 | ||||||||||||||||||||||
倉戸口バス停までCTは1時間15分ほどだが、少し元気が戻って来たので、残りわずかな道を快調に下る。奥多摩湖が見えてくると、倉戸口バス停が近い。 | ||||||||||||||||||||||
15時20分。倉戸口バス停まで戻って来た。水根駐車場まで2kmほどだろうか、奥多摩湖周りの街道を歩き、小河内ダム見物の人たちのいる駐車場を抜けて、水根駐車場まで戻って来た。 この時期の山行は、暑さとの戦いだ。それでも曇りの日を選んで来たのだが、蒸し暑さには勝てなかった。やはり、夏にはアルプス等の高い山に行きたいですね。 |
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||