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山行状況
日程 2022/6/30 入山地 平標山駐車場
メンバー 大島・Y 行動時間
(休憩)
6時間30分
(60分)
コース及びタイム
平標山駐車場7:20-平標山登山口7:25-8:30鉄塔(4合目)8:35-9:15松手山9:20-8合目10:02-10:45平標山11:22-7合目12:02-松手山12:22-12:50鉄塔13:00-平標山駐車場13:45
 

 6月後半には猛暑日が続き、気象庁が統計を取り始めて記録になるほど早い6月中の梅雨明けとなった。7月8月の南アルプスのトレーニングとして近くの山を考えていたが、この暑さでは登るのも大変と、以前から気になっていた、新潟と群馬県境の平標山と仙ノ倉山なら少しは涼しいかと思い、登ることにしたが、やはり暑かった!
 谷川連峰第2位の標高を持つ平標山(1984m)。 平標山は新潟県南魚沼郡湯沢町と群馬県利根郡みなかみ町に位置し、谷川連峰の西端に位置する花の百名山としても知られる山で、「ぐんま県境稜線トレイル」三国峠〜稲包山周回コースにもなってます。

 横浜を4時ごろ出発。練馬から関越道に入り、猿ヶ京温泉、三国峠を経て湯沢の平標山登山口駐車場に7時ごろ到着した。大きな駐車場は、平日ということもありそれほど混雑して無かった。トイレは駐車場脇にあり、キレイに使用されていた。
 登山届の箱は、トイレ脇にあり、登山届を出してから歩き出して行く。橋を渡り、臨時の駐車場前を通り登山口へ進む。
 5分ほどで平標山登山口まで来た。松手山方面への登山口を登るが、直ぐに急登になる。
 10分ほどで1合目の標識があったので、今回は楽勝かなと思っていたが…? とりあえずは上に見える鉄塔までガンバロー。
 しばらく登ると、山ツツジやアザミが咲いている。アザミは荒々しいイメージだが、ここのアザミは何故か愛らしく見える。お花を愛でながら息を整え、更に登る。
 登り始めは20℃ほどだったが、蒸し暑く段々と息が上がってくる。ハシゴを越えると鉄塔が近い。
 鉄塔に8時30分到着した。鉄塔脇には4合目の標識があった。更に登ると視界が開けて、プリンスホテルで有名な苗場のスキー場が見える。
 まだまだ急登が続き、足下ばかりを見ていると、小さな花が咲いている。この花はサラサドウダンかウラジオヨウラクか?
 9時15分に松手山到着した。約2時間かかる。カミさんは息が上がり、蒸し暑さにやられたようだが、ここからが稜線歩きで、暑さはここからが本番だ。
 稜線の先には平標山がガスの中にある。振り返ると松手山の向こうには平らな稜線の苗場山が雲に見え隠れしていた。
 7合目標識からは目の前に急登の稜線が見えて来た。。足下にはハクサンチドリがあちこちに少しづつ咲いている。
 8合目辺りの木段は、更なる急登が続きガマンの登りとなる。 この辺りには、ヨツバシオガマが咲いていた。
 急登を登りきるが、その先はガスの中だ。コバイケイソウが数輪だけ寂しそうに咲いていた。
 9合目の標識を過ぎてからも緩やかに登るが、平標山の山頂までが中々遠かった。山頂はガスに包まれ視界がない。
 平標山から仙ノ倉山方面を見る。お花畑はこの先にあるようだが、ガスのため全く先が見えない。カミさんは暑さにやられたのか「仙ノ倉山へは行かない」との事で、ここで昼食を摂りながら休憩して様子を見るが、ガスは晴れないし、カミさんの調子は悪そうなので、休憩後はピストンで下山することにした。
 花の百名山としても有名な、平標山と仙ノ倉山鞍部に群生する、ハクサンイチゲのお花畑は是非とも見たかったが、残念ながら今回は見ることが叶わなかった。次回どこかの山で、可憐な花や雄大な景色を見ることに期待して、下山し横浜に帰りました。

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