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中央線から見える山
 

山行状況
日程 2022/3/25 入山地 大蔵経寺
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
7時間40分
(40分)
コース及びタイム
大蔵経寺登山口7:00-展望台7:13-大蔵経寺山7:55-長谷寺分岐8:15-深草山8:40-八人山分岐9:00-板垣山9:04-八人山分岐9:08-10:05八人山10:10-八人山登山口10:40-11:25愛宕山11:45-13:00湯村山13:05-湯村温泉バス停13:25-甲府駅-JR中央本線-石和温泉駅14:30-大蔵経寺駐車場14:40
 

 3日前の22日には春の嵐で、箱根の山にも雪が降り、東京や横浜での雪やみぞれで、山梨の低山でも少しは雪が残っているかと心配していたが、落葉樹林の明るい山々で雪は全くなく、中央線から見える山を4座、一度にゲット出来たのは良かった。

 甲府盆地を走るJR中央本線石和温泉駅の北側に見えるのは、山梨百名山の大蔵経寺山 。その沿線沿いに板垣山から八人山の長い尾根が続く。更に甲府駅の北側には地元の人たちが毎日の散歩にも登るような愛宕山から湯村山の低山が続いている。

 7時、大蔵経寺登山口駐車場から歩き出す。駐車場入り口にある大きな桜の木は満開だ。その下にある登山口の扉を開けて登り出して行く。
 15分ほど舗装された林道を登って行くと展望台だ。石和の市街地の向こうには御坂山塊とその向こうには、富士山が顔を出してはいるが、ボケていて分かりにくい。
 舗装した林道を25分ほど登ると大蔵経寺山登山口となる。ここから本格的な登山道に入る。更に15分ほどで結界の中に御柱が立っていた。
 1時間ほどで山梨百名山の大蔵経寺山に到着した。前回来た時には無かった、甲府名山の山名標識も立っていた。次の深草山へは緩やかに登りが続く。
 南アルプスを左に見ながら登って行くが木々が邪魔して見えにくいが、夏場にはほとんど見えないようだ。20分ほどで長谷寺分岐に来た。
 深草山(906m)まで急登はないが、緩やかなアップダウンで長い尾根道が続く。深草山の先には板垣山が見えて来た。一旦下って登り返す。
 八人山分岐に来たようだ、道標が消えかかっている。よく見ると左、八人山へと消えかかった矢印があった。ここから下山する前に板垣山に寄ることにする。
 50mほど先だろうか、こんもりとしたピークに、枯れた垂木のような木に、「板垣山」の消えかかった文字があった。横たわっていたので立てかけて置いたが・・・。
 
 八人山分岐に戻り下山して行くが、降り口が分かりにくく、ピンクリボンを見つけながら下って行く。直ぐに急な下りとなり足下に注意しながら下る。
 
 急な下りの先は、なだらかなダウンアップの広い尾根道が続くが、踏み跡が不鮮明。慎重に道を間違えないように677Pまでやって来た。
 
 677Pからは特に尾根道が広い。よく見ると左右に尾根道が続いている。地図を確認すると右のようだ。530Pへ緩やかに下り、登り返して行くと、その先に八人山が見えて来た。
   
 石和温泉市街地と御坂山塊、その先には富士山が顔を出しているが、朝同様ボケて見えない。八人山山頂に9時5分到着。
   
 朝方歩いて来た大蔵経寺山から板垣山への稜線だ。八人山で5分ほど休憩した後、山頂直下の大きな岩々の間を下山し月見山の左を巻いて降りて行く。
   
 街道に近い所には、大きな忠魂碑が立っていた。八人山登山口には不老園という梅園があり、その梅園の通り道から下りて来た。
   
 街道まで出てくると、山梨学園中・高校の大きな看板が目に入る。この辺りはあの箱根駅伝で有名な山梨学院大学の地元のようだ。次の愛宕山が見えて来た。
   
 不老園から20分ほど歩くと、愛宕山・こどもの国の看板が出て来た。信号を右折して愛宕山に近づく。
   
 ヤマレコの軌跡を追いながら近道を探しながら行く。近所のおじさんに聞きながら行くが「灯台下暗し」か愛宕山は知らないな?との事。やはりヤマレコの軌跡で歩く。11時25分、愛宕山まで来たが閑散としていた。
   
 とりあえず展望台まで登り、甲府盆地から南の富士山を眺めるが、今日はほとんど富士山は見えなかった。西には鳳凰三山から南アルプスが見えてはいるが、やはりぼやけている。
   
 山名標識がある愛宕山山頂を目指そうとしたが、歩道橋は工事中で通行止めとなり、歩道橋の下から回り込んで行くが、こちら側も工事中で入れない。無理を承知で愛宕山の山名標識があった付近の写真だけ撮らしてもらった。
   
 反対側の登山道から下山。次の湯村山に向かう。坂道の途中から湯村山が見えていた。
   
 甲府韮崎線まで降りて来て、昇仙峡・韮崎方面へ歩いて行く。途中、国立甲府病院方面に曲がり裏道を進む。 
   
 湯村山が見えて来た辺りは、野球場や公園、陸上競技場もあるスポーツ関連施設が多い。湯村山登山口へは真っすぐ進むと登山道入り口に突き当たる。 
   
 湯村山へは近道を進み、登山道に入って行く。更に左に行くと大きな岩がゴロゴロした登山道になり息が上がる。 
   
 13時、湯村山山頂に到着です。7時から歩き出して6時間丁度で、今日5つ目の湯村山に着きました。5分ほどの休憩で下山した。
   
 下山路は、湯村温泉方面に降りて行き、九十九折りの山道を串刺しのようなショートカットの道を下って行く。 
   
 湯村温泉街は、昔栄えただろう雰囲気を醸していたが、昔の温泉宿は少なく閉店や大きな駐車場に取って代わっているようだ。湯村温泉入口バス停に13時25分到着。山梨交通のバスを待つ。20分ほど待ち乗車、甲府駅まで5分ほどで着いた。
   
 甲府駅からは、JR塩山行きの電車に乗り石和温泉駅に14時30分に到着。大蔵経寺の駐車場まで歩いて10分。14時40分に到着した。
 今回のコースは、低山とはいえ、板垣山から八人山への踏み跡も少ない迷いそうな尾根道は、GPSも確認しながらスリルもあり、愛宕山では、あちこち山頂を探すが工事中で跡形もなく、バスに乗り電車に乗り退屈しない山歩きとなった。

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