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中央線から見える山
 

山行状況
日程 2022/3/12 入山地 ほったらかし温泉
メンバー 大島・Y 行動時間
(休憩含む)
3時間50分
(40分)
コース及びタイム
ほったらし温泉駐車場8:15-分岐8:45-重ね石分岐9:10-重ね石9:42-棚山前こぶ9:58-10:15棚山10:50-重ね石分岐11:32-ほったらかし温泉駐車場12:05
 

 横浜でも日中は20℃の予報が出るほど暖かくなり、カミさんの重たい腰が上がって来たので、山梨の低山に出かけることにした。登り2時間ののんびりハイクだったが、山の中でも直ぐに上着を脱ぐほど暖かく、近くに見えるはずの南アルプスや富士山は春がすみの中、遠くぼやけて見えていた。

 山梨百名山の兜山と帯那山に挟まれ、知名度も低く不遇な山でしたが、近年東側のほったらかし温泉方面からのコースがひらかれるとともに、山岳誌などでも紹介され、登山者が徐々に増えてきている山です。(山梨市観光協会)

 7時45分、ほったらかし温泉駐車場に着く。早朝から駐車場が一杯だ。登山者がこんなに多いとは思えないなと話していると、朝風呂目当ての人たちが来ているようだ。8時15分、キャンプ場受付前を通り過ぎ歩き出して行く。
 キャンプ場受付の左側には、キャンプ場と棚山はこちらとの矢印があり、右の道から進み、更にその先にはキャンプ場と棚山との分岐があり右に進むが、道路の右上にはキャンプ場があり多くのテントが張られていて、朝食の準備やらで賑やかだった。
 左下のキャンプ場も一杯のようで、いまやキャンプは盛況のようだ。林道は広く緩やかに登る。
 駐車場から15分ほど歩くと、棚山登山口の標識がある。やはり広い林道の脇には落葉樹林が広がっており、緑の林が見当たらない。
 30分ほどでキャンプ場へ戻る分岐に出る。次の分岐?で間違えて広い林道を登ってしまい、途中で道間違いに気付く。
 下の分岐まで戻らずに、途中から明るい林の中を横切って行くが、さすがに踏み跡が無い。重ね石と山の神コースとの分岐に合流出来た。
 この分岐からは、重ね石コースを登ることにしたが、しばらくは急登が続いていた。(下山後分かったが、山の神コースが登りにはよさそうだ)
 重ね石までは、分岐から急登を登り30分ほどでたどり着いた。鏡餅のように石が重なっているが、名物重ね石のようだ。更に急登は続くが、明るい落葉樹林は背中に陽を浴びて暑いほどだ。
 
 大きな岩のある尾根伝いを登り切ると、小さなピークの棚山前こぶ(1104m)の標識が現れる。
 
 棚山前こぶからは、落葉樹林の向こうに棚山山頂が見えてきた。山頂直下の急坂を登り切ると、もうすぐ山頂だ。
 
 山頂手前の山の神コースとの分岐を過ぎると棚山(1171m)だ。10時15分、丁度2時間で到着した。
   
 昼食には早いので、この冬ハマっている井村屋のお汁粉にしゃぶしゃぶ用の餅を入れて食べ、口直しにコーヒーでのんびり一休みした。
   
 西からの展望は、雪を被った南アルプスが見えていたが、残念なことに暖かな春霞で遠くにぼやけて見えていた。
   
 東には、甲州市街がぼんやりと見える。山頂では35分の休憩で下山し、山の神コースから下って行く。
   
 山頂直下の急な下りを過ぎると直ぐ下には、山の神の小さな祠が鎮座していた。その下の東斜面からは緩やかに下って行く。
   
 足が埋まるほどの落葉樹の枯葉で、足がとられ滑りながらも下って行く。重ね石・山の神コース分岐を通り過ぎ、朝方、道を間違えた分岐まで戻って来た。左の木に取り付けられていた小さな標識に気が付かなったのだ。
   
 キャンプ場の分岐からは、右に曲がり舗装路をしばらく進む。
   
 南には富士山が見えていたが、写真では映らないほど春霞の中の富士山です。キャンプ場の下から続く林道脇では、キャンプブームでキャンプ場の増設工事でしょうか、大型機械が何台も動いていた。
   
 こちら側の道は、キャンプ場受付場所の前に続く道で、工事が無ければこちら側の道のが近いようだ。キャンプ場受付辺りからは、棚山が目の前にクッキリ見えていた。
   
 帰り際に、ほったらかし温泉に寄って見た。とは言っても今回はお風呂に入らず見学だけです。あっちの湯とこっちの湯(800円)があり、日の出前から開業とのことで、朝方同様に混雑し賑やかでした。
 昼食休憩後、時間も早いので20号甲州街道を、あちこちに寄りながら、のんびりと横浜まで帰りました。

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