;
 HOME   山行記録   神奈川の山   百名山    横浜環境保土ヶ谷山歩会

山行状況
日程 2022/12/12 入山地 日影駐車場
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
6時間40分
(85分)
コース及びタイム
日影駐車場6:30-小仏バス停6:42-景信山登山口6:53-7:25小下沢分岐7:30-7:45景信山7:50-8:38堂所山8:43-関場峠9:06-三本松山9:13-74番鉄塔9:24-大嵐山9:33-湯ノ花山9:49-黒ドッケ9:58-狐塚峠10:25-高ドッケ10:59-杉沢の頭11:15-11:20富士見台12:15-木下沢林道10:50-中央高速下13:00-日影駐車場13:10

 この冬は、奥多摩辺りの低山を登ろうと思い多摩百山の山を探していたら、北高尾山稜というコースが見つかった。今回は、日影の駐車場からの周回コースなので、八王子城山までは行けなかったが、それでも15kmほどになるコースは小ピークも多くアップダウンをしながら縦走するので、低山とは思えない達成感のあるロングコースだった。

 北高尾山稜とは高尾山の北側に位置し、八王子城山を起点にそこから堂所山へ伸び裏高尾縦走路に接続する 約8kmにわたる尾根です。20近い小ピークを縦走するコースは、高尾山周辺では一番のロングトレイルです。

 横浜を4時半ごろ出る。6時ごろ日影駐車場に着いたが、真っ暗でどこに止めてよいか分からないので、先着していた車の隣に止めて明るくなってから歩き出す(写真は帰ってから写す)。中央本線ガード下を潜り景信山登山口を目指す。
 景信山・陣馬山や高尾山へ行くには、この小仏バス停で降ります。景信山登山口には25分ほどで到着です。
 急登を登りきると7時過ぎ、朝日が落葉した雑木林に当りキレイです。小下沢分岐まで登って来ました。手袋をしていても手は冷たいが、背中は少し汗ばみ出してきた。
 小下沢分岐からは15分ほどで景信茶屋まで来た。目の前には雲海です。その向こうには富士山が美しい。
 富士山の手前の雲海下は、相模湖辺りだろうか。小仏城山を左に見て、雲海の奥に丹沢山系の山が見える。
 ススキの向こうには、八王子から東京方面が見える。こちらは秋の気配だが影信山山頂は冬のように寒い。
 影信山からは、陣馬山方面に向かい関東ふれあいの道を西に向かう。東からの朝日が登り背中が暖かい。
 陣馬山へ続く関東ふれあいの道は、広く緩やかなアップダウンで歩きやすい。
 
 堂所山への分岐まで来た。影信山から40分ほどでやって来た。5分ほどの急登を登れば、堂所山の広い山頂だ。
 
 堂所山は、北高尾山稜の西の端のようだ。ここから八王子城山までが北高尾山稜コースとなっている。
 
 堂所山では小休止の後、関東ふれあいの道に並行するように、今度は東に向かって歩いて行くが、しばらくは北に向かい陣馬山を左に見ながら進む。
   
 堂所山からしばらく下ると、八王子城山7.1kmの道標があった。登山道の7kmは案外遠い。20分ほどで関場峠まで200mほど下って来た。
   
 三本松山は、関場峠から10分も掛からないが、小ピークのアップダウンが始まったようだ。74番鉄塔まで更に10分と、10分、15分の間隔で山や峠がやって来る。
 
 
 大嵐山まで来た。以前はベンチがあったようだが現在はありません。山名標識は道標と兼ねていた。湯ノ花山も小さな山名標識だ。
   
 湯ノ花山からは一旦下るが、やはりこの急登を登れば10分ほどで、黒ドッケの山頂となっていた。
   
 次の杉の丸もあっという間の山頂だ。忙しいほどのアップダウンが続く。
   
 狐塚峠まで100mほど下って来た。その先には林道があり板当峠に出る。板当峠から又尾根道に入り、板当山に登るが、山名標識が見つからないので通りすぎてしまったようだ。
   
 次の高ドッケも山名標識が見つからない(途中で会った登山者の情報だと、高ドッケの山名標識は、木の上の高い所に付けられているとのこと)。杉沢ノ頭までやって来た。
   
 富士見台の分岐まで来た。左は八王子城山だが、富士見台のベンチで昼食休憩です。 
   
 富士見台なので富士山方面は開けていたが、富士山が見えるようで見えなかった。11時20分、昼食休憩です。今回はコロッケパンをサンドイッチメーカーで温め、暖かいコーンスープを飲み美味しく頂きました。
 風は冷たいが日差しが暖かいので、のんびりしていたら、当初予定の八王子城山まで行き、ここまで戻るのは厳しそうなので、ここから木下沢林道へ下り、日影まで帰ることにした。 
   
 昭文社の地図では、ここから木下沢林道への道は破線となっているが、やはり道標が無い。それでも踏み跡薄い道を下って行く。しばらく下るとピンクリボンもあり登山道のようだ。 
   
 更に下ると岩だらけの枯れ沢に出た(下ってから見上げている)。枯れ沢は一本道だが、やはり踏み跡が分かりにくい。それでも所どころにピンクリボンがあった。 
   
  富士見台から40分ほどで、木下沢林道まで降りて来た。5分ほどで一般車通行禁止の標識だ。
   
  事前の情報では、この辺りまで登山者が車を止めているのを見たことあるが、今回は1台も車が無かった。中央道の高架下を潜る。小仏トンネルの渋滞対策として上下線の間に、1本の橋を掛けるようで基礎工事の穴を掘っていた。
   
 朝方通った中央本線の下を抜けて、13時10分、日影の駐車場に帰る。よく見ると10台ほどは止められる駐車場だった。朝方は真っ暗でこんなに広い駐車場とは思わなかった。
 今回の北高尾山稜コースは春先に歩いた、高尾セブンサミットと同様の15〜16kmと低山ながらも歩きがいのあるコースで、満足した1日でした。

HOME   山行記録   神奈川の山   百名山    横浜環境保土ヶ谷山歩会  
inserted by FC2 system