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山梨百名山> <大月市秀麗富嶽十二景

山行状況
日程 2022/11/27 入山地 鶴峠
メンバー 大島・Y 行動時間
(休憩含む)
4時間15分
(50分)
コース及びタイム
上野原駅8:50-10:00鶴峠10:10-11:17奈良倉山11:25-松姫峠11:53-12:18鶴寝山12:52-山沢入りのヌタ13:13-栃の巨木13:25-山沢のヌタ入り13:40-14:25小菅の湯15:00-上野原駅16:35
 

 昨年は、紅葉の時期に来たが、高速渋滞に巻き込まれて上野原駅のバスに間に合わず撤退。今年は紅葉の時期を過ぎたが再チャレンジでやって来た。昨年の反省を込めて早めに来たが、今度は早すぎて時間をつぶすのが大変だった。

 大月市秀麗富岳十二景に選ばれている奈良倉山は、山梨県大月市と北都留郡小菅村の境にある標高 1,348.9m の山。大菩薩連嶺から東に続く尾根、牛ノ寝通りのほぼ中央にある。南側が相模川水系、北側が多摩川水系の分水嶺となっていて、山頂から富士山が望める。

 上野原駅前から8時50分の鶴峠行に乗る。今年最後の鶴峠行きバスである。満員で立っている登山者たちが大勢いるが、途中のバス停で降りる登山者もあり、鶴峠では20名ほどになっていた。
 鶴峠は、メジャーなハイキングコースで、しっかりとしたトイレも設置されていた。登山口はその脇にあり、落ち葉に覆われた登山道を登り出して行く。
 多くに登山者が登るためか途中までは林道のようなはっきりとした道になっていて、明るい杉林の中を登る。
 緩やかに登る杉林を抜けると、明るい落葉樹林に入る。すっかり葉も落ちた林の中は、少しづつ急登になって来た。
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 急登を抜けて、一旦南に進むと緩やかな登山道になり、山頂手前で北東に方向転換して奈良倉山山頂にたどり着く。
 奈良倉山山頂は広場のようになっていたが展望が無い。と思っていたが、展望所ありの看板があった。南西側に富士山が見える。こちら側の木々を伐採したようだ。手前の尾根は雁が原摺山、小金沢連嶺だろうか。重なり具合が絵になりますね。
 5分ほどの小休止で松姫峠へ向かう。林の向こうの大菩薩から小金沢連嶺を見ながら明るい尾根道を進む。
 紅葉も終わり、潔いほど落葉して空が青く高い。フワフワな落ち葉の上を歩くのは心地良い。
 奈良倉山から30分ほどで松姫峠まで来た。6〜7台は止められるだろうか、駐車場は一杯だった。そのまま鶴寝山へ向かう。
 鶴寝山も富士山が目の前に見える。12時を過ぎたので、サンドイッチメーカーでハムサンドを温め焼いて食べる。山の上では絶品だ。天気も良くのんびりしたいが、小菅の湯からのバスの時間も心配で、早々に歩き出す。
 ブナの大木・巨木の道は、落ち葉に隠れて分かりにくいが間違うことは無い。
 時間があれば大マテイ山にも行きたいが、今回は、トチの巨木から小菅の湯方面の東斜面を下る。
 分岐から10分ほど下ると、目の前に巨木が現れた。確かにでかい。カミさんと比べると大きさが分かる。
 近くに寄ると根っこが瘤のように盛り上がっている。触ってみると今にも鼓動して生命感が溢れ出ているようだ。
 山沢のヌタ入りからうっそうとした杉林に入り、尾根道をしばらく下る。杉林も終わると沢に降りて、小さな橋を幾つか渡る。
 ワサビ田が現れる。小さなわさび田が幾つか点在していた。
 ワサビ田も無くなると、舗装された林道になる。所々濡れた落ち葉が道を覆い、カミさんは滑り転んでいた。ワサビ田からは20分ほどだろうか、14時25分、小菅の湯までやって来た。大月行や奥多摩行きのバス停には15名ほどの人たちが並び、バスを待っていた。
 紅葉の季節は終わったが、落葉して木々の上に見える青空を見ながら、フカフカの落ち葉を踏みしめ歩く、のんびりハイクも良いもんです。

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