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<山梨百名山>

山行状況
日程 2022/10/22 入山地 梅ヶ島温泉
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
4時間50分
(20分)
コース及びタイム
八紘嶺安部峠登山口6:32-八紘嶺登山口7:26-安部峠分岐7:52-富士見台8:05-八紘嶺の頭9:00-9:17八紘嶺9:30-八紘嶺の頭9:45-富士見台10:24-安部峠分岐10:32-10:45八紘嶺登山口10:50-11:22八紘嶺安部峠登山口11:30-黄金の湯11:45
山梨百名山の八紘嶺地図

 山梨百名山は、前回の白根三山で間ノ岳、農鳥岳に登り98/100座となり、残りが2座となったので、寒くなる前に八紘嶺だけは登って置くことにした。これで残りは笊ヶ岳のみになった。当初は、神奈川県の山もほとんど登り、山梨の低山に登るつもりが、いつの間にかここまでやって来た。ここまで来たからには、覚悟を決めて登るしかないだろう。

 八紘嶺は、山梨県と静岡県との境にある大きな山です。山梨県身延の七面山の西に在り、静岡ではオクシズ(奥静岡)と呼ばれ安部川源流域の原生林が立ち並ぶ山である。

 オクシズ(奥静岡)は遠い。新静岡ICから1時間走り、秘境感のある梅ヶ島温泉までたどり着く。以前、十枚山に登った時に確認しておいた登山口前に駐車することが出来た。軽く朝食を摂ってから目の前の登山口を登り出す。
 歩き始めは、明るい杉林の登山道を登る。「間伐展示林」の大きな看板があった。大きな杉は見事に真っすぐで上のほうまで小枝は枝うちされて明るい林となっていた。
  この上の八紘嶺登山口入口までの明るい登山道は、九十九折の緩やかな坂道となり苦も無く登ることが出来た。
 杉林が終わると、広場のような場所で、舗装された林道に出てきた。現在は崩落で通行止めの林道豊岡梅ヶ島線に出た。八紘嶺登山口の駐車場のようだ。その先に、八紘嶺登山口の入口があった。
 八紘嶺登山口からは、先ほどの杉林は無くなり、落葉広葉樹の明るい尾根道になっていた。
 八紘嶺登山口から尾根道を20分ほど登ると、安部峠との分岐標識があった。更に明るい尾根道を登る。
 安部峠分岐から15分ほどで、富士見台の展望があり、高曇りの向こう。東に富士山が見えていた。
 北側には七面山、身延の山々だろうか。ここ富士見台からは、八紘嶺の頭に向けてザレタ急登の連続になる。
 足下が危なく狭いザレタ坂道を登ると、3か所ほどロープがかかる場所を越えて行く。
 急登の途中では、紅葉の始めだろうか、少しづつ色付き始めた木々が出て来た。
 1800m地点まで登ると、急登の尾根道が終わり、広い台地となり緩やかに八紘嶺の頭まで登る。
 9時。標高1881mの八紘嶺の頭に到着して、山名標識を探すがどこにも無い。一旦下り、登り返すと笹原が出てくる。八紘嶺が近い。
 振り返ると、目の前に八紘嶺の頭。その向こうに十枚山や静岡の山々が見える。深い谷の真ん中を流れるのが安部川のようだ。
 八紘嶺の手前まで来ると、苔むした人が倒れている。頭が埋もれた人のようだ? 9時17分、山梨百名山と静岡百山にもなっている八紘嶺に到着です。
 山頂から西側に進むと、大谷嶺から山伏方面だ。北に進むと七面山に向かう。八紘嶺の山名標識は二つ。4つの串団子の標識と山梨百名山の山名標識が並んでいる。山頂でのんびりコーヒーでも飲むつもりだったが、非常に寒い!展望はないが風が吹き抜けるので、写真を撮り、早々に下山した。
  11時22分、登山口まで帰って来た。梅ヶ島温泉から15分ほど下った所にある、黄金の湯にて日帰り温泉に入る。泉質はぬるぬるとした温泉でそれほど熱くない。土曜日だったので、家族連れも多く大勢の人たちで賑わっていた。昼食も摂り、ゆゅくりのんびりしてから帰るが、まだまだこの時間からも、オクシズの雰囲気を味わうのか、多くの車が梅ヶ島温泉方面に向かっていた。

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