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<山梨百名山>

山行状況
日程 2021/5/8 入山地 関の沢
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
4時間05分
(20分)
コース及びタイム
十枚山駐車場6:05-十枚山登山口6:30-直登分岐6:50-枯れ沢7:35-8:25十枚山8:45-枯れ沢9:15-直登分岐9:40-十枚山登山口9:50-10:10十枚山駐車場10:30-梅ヶ島温泉黄金の湯

 今回は十枚山と八紘嶺の2座を登るつもりでやって来た。十枚山が思ったより調子良く登れたので、次は八紘嶺を安倍峠からの最短コースを登ろうと梅ヶ島温泉を経て林道を上って行くが、安倍峠までの林道が崩落のため通行止めとなっていた。急遽予定を変更して梅ヶ島温泉登山口からの地図を見ると、CTが3時間以上となっており、ドッと疲れが出てしまう。その為、日帰り温泉・黄金の湯に行き先を変更して八紘嶺登山を中止とした。

 十枚山は、山梨県南巨摩郡南部町と静岡県静岡市葵区にまたがる山である。標高1,726mの上十枚山と、1,732mの下十枚山からなる双耳峰だが、国土地理院の地形図では上十枚山を十枚山としている。 静岡県側は、奥大井県立自然公園に指定されている。

 新東名高速の新静岡ICから梅ヶ島温泉を目指して安倍街道を北上する。関の沢橋から狭い林道に入ってきた。十枚山の駐車場は7〜8台は停められそうだ。朝食のパンを食べてから出発した。舗装されたつづら折りの道だが急坂である。
 駐車場から25分。舗装道路が終わると直ぐに十枚山登山口となる。熊出没の大きな看板がある。
 明るい間伐の行き届いた杉林の中の緩やかな登山道をしばらく進むと、直登分岐点まで来た。
 沢コース通行止めとなっていた。こちらから登ると十枚峠から下十枚山への道となるが、今回は分岐を直登コースから登って行く。
 直登コースと言うだけに急登が続く。明るい杉の植樹帯は標高の高い所まで続く為、九十九折りの登山道も急だ。杉林以外のこれと行った目印や特徴もも無い道で、唯一の枯れ沢を渡る。
 急登の連続でガマンが続いたが杉林も終わり、雑木林になると稜線まで出て来た。ここからは朝日を正面に受けながら東に進むと山頂は近い。
 広く明るい山頂であった。十枚山山頂は静岡と山梨の県境で、両県が立てた山頂の標識が10mほど離れて建っていた。団子のような山名標識は静岡県だ。
 山頂の真ん中には、鐘があったので、思わず鳴らした。山頂の奥には、今日の目的でもある山梨百名山の山名標識があった。
 東側に目の前には、下十枚山の山容が美しい。昨夜の雨がウソのように快晴の素晴らしい展望だ。20分ほどの滞在で次の八紘嶺に向かう。
 登山口まで下り、民家の辺りまで来ると、多くの犬が上の畑で吠えていた。7〜8匹はいるだろうか。リードが無い犬が近づいて来る。ストックを武器に「近寄るな!」と言いながら先に進む。
 駐車場に戻り、次の目的地、梅ヶ島温泉から八紘嶺の安倍峠を目指して行く。しかし、林道が崩落のため通行止めになっていた。急遽、梅ヶ島温泉上の登山口から登ろうかと地図を改めて見ると、登りCT3時間強となっており、八紘嶺登山を中止した。
 黄金の湯(700円)に立ち寄り、弱アルカリのヌルヌルした温泉に入り、のんびりまったりして帰ることにした。

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