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山行状況
日程 2021/4/21 入山地 南房総市営
富山駐車場
メンバー 大島・Y・A 行動時間
(休憩含む)
2時間30分
コース及びタイム
市営富山駐車場9:40-満福寺9:50-5合目10:21-7合目10:30-10:40観音堂10:50-11:00富山展望台11:15-4合目11:40-12:10市営富山駐車場12:20-保田・番屋

 「美味しい魚を食べたいね」との話から、近くでハイキングを兼ねながらいける山を探していたら、房州低名山の富山が見付かった。午前中に登り、以前に鋸山でも食べに行った、保田の番屋で朝獲れ寿司を食べに行く事にした。 

 富山は、千葉県南房総市にあり、房総丘陵の山の一つである。2つの峰からなる双耳峰で、標高は北峰が349m 、南峰342.0m。北峰には展望台があり、南峰には観音堂がある。周囲一帯は「県立富山自然公園」に指定されている。

 朝はのんびりと横浜を出るが、羽横線とベイブリッジ辺りが渋滞していて、南房総市営駐車場には9時30分の到着となった。9時40分から歩き出す。駐車場前の道路を東に歩いて行く。
 10分ほどで福満寺入り口に着き、ツツジの咲いた参道を仁王門に向かう。仁王門の中には少し小ぶりの赤い仁王様が建っていた。
 仁王門裏手には、竹の杖が置いてあり、自由に使用して下さいとのこと。登山口はお墓の脇から登り出して行く。
 登山道は、思っていたより最初から急な坂で、その上、木々が散乱して、「なめて掛かるとやばいかも」と思いながら登っていく。15分ほどで1合目の標識が出てきた。
 荒れた感じの道が続いていた。2年ほど前の台風の影響か、それにしても有名な富山ハイキングコースで、これほど荒れているとは・・・。
 4合目からはしばらく緩やかな下りとなって、5合目辺りまで平坦な道が続いていた。
 倒壊した大木の根元の大きさからわかるように、強烈な台風が通過したようだ。7合目にはベンチが設置されていた。
 7合目ベンチの脇には山つつじがキレイに咲いていた。その上からは眺めが良くなり岩井浜海岸が展望できた。
 
 7合目からは10分ほどで、南峰下のベンチまで登ってきた。階段上は南峰の観音堂、階段脇には北峰展望台の標識があった。
 
 まず階段を登り、標高342mの南峰に到着した。目の前には廃墟のような建物があるが観音堂のようだ。周りは木々が生い茂り、何本もの倒木が道を塞ぐようになっていた。
 
 北峰へ抜ける道が無いかと辺りを見渡すと、踏み跡があったので左から登って行く。東屋のような建物があり微かに「展望台」との記載があるが、展望は無く、道も行き止まりで、一旦戻り、標識に沿って北峰展望台まで行くことにした。
   
 伏姫籠穴コースへの分岐まで来たが、入り口からしても荒れ果てたような登山道が想像できる。それにしても朽ち果てそうな標識もあったり、観音堂の景観だったり、想像以上に荒れたハイキングコースだ。
   
 愛の鐘の先は広場となっており東屋が建っていた。その脇には「里見八犬士終焉の地」の標識があった。私の小さい頃、東映時代劇の「里見八犬伝」は、中村錦之助、東千代之介が出演した映画を見憶えがある。
   
  11時に富山展望台に到着です。テーブルがあるベンチが数台あり、キレイで整備された広場となっていた。南峰の観音堂とはえらい違いだ。展望台脇には、皇太子ご夫妻が平成11年2月5日にご登頂された記念碑と、お印が植えられています。
   
  展望台からの眺めは、360度と見晴らしは良いが、カスミがかかり岩井浜海岸以外はどちらを見ても同じような景色だ。
 ちなみに、富山の山名標識が無かったので、帰宅後に調べてみると、展望台入り口の脇に富山山頂があり、そこに山名標識もあるとのこと。気が付かなかった。
   
 下山後は、次の目的地、保田の番屋に向う。駐車場からは10分ほどで到着した。2年ほど前の台風で被害があったと聞いていたが、建物はキレイになっていた。平日というのに相変わらず混んでいて、30分もの待機時間があった。朝獲れ寿司や、鯵の3種盛り等で美味しい昼食とした。

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