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<山梨百名山><都留市21秀峰>

山行状況
日程 2021/4/10 入山地 都留市役所
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
5時間35分
コース及びタイム
横浜-5:00-6:50都留市役所7:15-八幡橋バス停7:40-獣柵7:55-細野峠8:30-9:30文台山9:40-10:35尾崎山分岐10:40-都留アルプス713m11:15-都留文大分岐11:25-小野分岐11:40-鍛冶屋坂水路橋11:50-12:20城山12:30-12:50都留市役所13:15-道志みち-橋本-横浜

  今年になって始めて県外に出て来た。コロナになってから気を使いながら登山や河川を遡るハイキングをしてきたが、当面の目標でもある、都留二十一秀峰と大月市秀麗富岳十二景が気になっていたので、今回は都留二十一秀峰の最後の二座を登りに来た。
 都留市二十一秀峰は、富士山も近く、展望のよい山々が多くあり山梨百名山になっている山やあるが、文台山は展望が無いので、急峻な山の姿形で選定されたのでは無いだろうか。城山は勝山城址として桜の花見ができる公園です。

 当初は城山登山口に駐めて文台山へ行こうと思っていたが、都留市役所は、土日には駐車場を登山者にも開放しているとのことで、ここから歩き出すことにした。道志への道24号を南に進む。
 鍛冶屋坂トンネル内を車に気をつけながら歩く。トンネルを抜けると目の前には正面に文台山が見え、その奥には御正体山が見えてきた。
 最初の計画では、バス通りを進み細野バス停から登山口に入る予定だったが、前日にネットで見た登山者が、この八幡橋から入り獣柵を越えて細野峠まで登っていたのが、時間も短縮出来そうなので、急遽予定を変更して、八幡橋バス停から行くことにした。しかし、少しわかりにくく、この垂れ桜が咲いていた家の人に聞いて、この小屋の脇から畑沿いに登って行く。
 畑の狭いあぜ道を進むと、すぐに獣柵があった。扉ではなく金網が何重にも重なっていたので、開けて通り抜けて行くのが大変だった。
 登山者が少ないのだろう、踏み後が無い。しかし、登山道は明瞭で大雨や台風時にはU字溝を雨水が流れるようになっており、細野峠まで間違えることは無い。
 8時30分、細野峠に到着した。やはり道志への街道から細野バス停、そこから登るより早かったようだ。文台山まで80分と書いてある。ここから本番である。
 新緑にはまだ早く、落葉樹が多いが展望はほとんど無い。しばらくすると南に御正体山が見えてきた。トウゴクミツバツツジだろうか、紫の花がきれいだ。
 思っていたより急登が多い。朝方は薄ら寒かったのに汗ばんでくるほどの急登が続いていた。
 
 9時30分、文台山に到着したが、本当に展望が無い。山名標識も手作り標識のようで、山梨百名山や大月市秀麗富岳十二景のような立派な山名標識も無かった。思ったより早く着き、休憩するにも早すぎるので10分休んで出発した。
 
 さて、下りはわかりにくい。厚い枯れ葉の絨毯で夏道がわからずに慎重に探す。ピンクリボンもあまり無いので、恐る恐る北側斜面を下って行く。
 
 非常に急な下り斜面である。枯れ葉の絨緞の下はザレ場のようで滑りやすい。20〜30分ほど道を探しながら、滑り落ちないように慎重に下り、平らな尾根道まで出る。
   
 尾崎山分岐までは、時々踏み後が少なくわかりにくい道となるが、尾根の分岐で間違えなければ難しくはない。登り斜面でで下を向いて登っていると「ヒトリシズカ」の可憐な花が咲き始めていた。尾崎山分岐手前では最後の登りとなる。
   
 尾崎山分岐まで登ってきた。木々の間からかすかに富士山が見えたが、写真に残すほどの絵にならない。ここからは右に曲がり北北東に進み都留アルプスに入る。
   
 木々の間から都留市内が見えて来た。オレンジ色の山ツツジが咲いていたが少なく、山の上に花が咲くのはこれからのようだ。
   
 都留アルプスに合流した。その先に「都留アルプス最高峰 713m」の標識があった。ここからは水平移動である。
   
 11時25分、都留文大分岐まで降りて来た。ベンチもあり都留市内も一望出来る。その先には東屋もあったが、展望が無い。 
   
  興譲館高校への分岐に出て来たが、前の階段を登り、天神山から水路橋に出て来た。
   
  街道に出てから、次の城山へ行くのに富士急の踏切を渡り、桂川に掛かる橋も渡る。
   
  消防小屋を左に見て、狭い道に入って行くと、城山登山口のトイレ横が駐車場のようだ。今日は1台も駐まっていなかった。
   
  勝山城跡の標識に沿って登って行くと、城趾公園となっており、桜の並木が未だに花を咲かせていた。12時20分、城山に到着。
   
 本丸跡の石碑の横には、東照大権現と徳川家康を祀った祠が建っていた。帰りは、富士急の谷村町駅を左に見ながら都留市役所まで戻る。
 横浜への帰り道は、昨年、道志みちが崩落工事で通行止めだったので、久しぶりに道志みちから帰ることにした。寄り道で「道の駅どうし」に行くが、土曜日で大渋滞、早々に帰ることにした。

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