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山行状況
日程 2021/2/6 入山地 芦ノ湖箱根町港
メンバー 大島・Y 行動時間
(休憩)
6時間5分
(60分)
コース及びタイム
芦ノ湖・箱根町港7:45-箱根関所跡7:50-屏風山8:40-9:05甘酒茶屋9:25-畑宿10:05-飛竜ノ滝10:40-湯坂路入口11:10-11:25鷹ノ巣山12:00-小湧谷分岐12:05-浅間山12:20-大平台分岐12:35-湯坂城趾13:30-箱根湯本駅13:50箱根登山バス14:05-箱根町港14:50

 今年初めてのハイキングは箱根に出かけた。1月の寒さに加えてコロナの自粛が続き遠くに出かける気がしなかったが、2月に入り気温も14〜15℃と高くなってきたので、腰が重いカミさんを誘い出かけることにした。芦ノ湖から箱根湯本駅まで山を下るコースを歩いてきたが、アップダウンもあり歩きがいのある15kmでした。     

箱根芦ノ湖の東側にある屏風山は、関所跡から登ると直ぐに急登の階段となる。全体が樹木に覆われて展望が無いが、下ると甘酒茶屋の楽しみが待っている。石畳の道を下ると寄木細工の畑宿である。畑宿からは急登が連続し飛竜ノ滝を経て湯坂路入口まではガマンの登りが続く。鷹ノ巣山からは浅間山を経て鎌倉古道と呼ばれる湯坂路を箱根湯本まで緩やかな尾根路を下る。

 朝6時に横浜を出た。町田ICから東名高速に乗り、小田原厚木道路から久しぶりに箱根新道を登って行く。箱根駅伝往路のゴール地点でもある箱根町港の駐車場に入る。軽く朝食のパンを食べた後、箱根駅伝5区の選手達がゴールに向かう映像で有名な箱根ホテルの前の道を歩いて行く。
 5分ほど歩き、箱根関所跡を左に見て横断歩道を渡りる。東側にあるハイキングコース標識の住宅脇から狭い道を登り出して行く。
 住宅の裏山は竹林のようだが、孟宗竹のような太い立派な竹林ではない。5分も歩くと目の前には急登の階段が立ち塞がるように現れてきた。一部崩落もしていて補修工事の最中のようだが、土曜日で休みだろうか誰もいない。
 20分ほどの急登を登り切り暫く歩くと、屏風山(948m)にたどり着く。ここからは甘酒茶屋まで30分の下りになる。この辺りは全く展望が無い、勿論富士山など見えない。朝の太陽が東南側から差し込んで暖かい。
 一旦車道に出るが、5分ほどで甘酒茶屋だ。寒いので表には誰もいないが何台か車はあるので休憩するため入ってみる。
 1時間以上歩いているので暖かくなっていたが、この時期の甘酒は美味しかった。お店の人から「歩いて来た人には記帳をお願いしています」そして「道中安全の御札」も戴き、20分ほどの休憩でお店を出る。
 甘酒茶屋からはしばらく舗装道路を歩き、石畳の旧道に入って下る。30分ほどで寄木細工の畑宿までやって来た。24年前には職場の仲間と湯本から逆コースを登り、10年ほど前にも孫達を連れて湯本から登って来て、この石碑の前で写真を撮ったのを思い出した。
 畑宿からは左折し車道に出て直ぐに林道に入る。飛竜ノ滝までの登山道を登り返して行くがここが案外きつかった。
 飛竜ノ滝で休憩している登山者がいたと思ったら、ここは分岐点で、さらに左奥に100mほど歩くとのことなので飛竜ノ滝見物はパスをして先を急ぐ。分岐から30分登り湯坂路入口にたどり着く。
 
 湯坂路入口からは防火帯を兼ねた広く歩き易い尾根道になっていた。湯本駅からバスに乗り湯坂路入口で下車して、鷹ノ巣山、浅間山から湯本駅までのハイキングコースもあるようだ。
 11時25分、鷹ノ巣山に着いたので昼食休憩にしたが、山名標識が見あたらない。「鷹巣城跡」の標識が立っているだけなので、何組かの登山者も「ここが鷹ノ巣山ですか」と話しかけてきた。
 
 昼食休憩後は、5分ほど下り小湧谷分岐まで来る。ここで道を間違え林道をしばらく下るが5分ほどで間違いに気づき慌てて分岐まで戻る。浅間山への登山道は、椿の並木道になっていて緩やかに登って行く。すると10分ほどで広い芝生を敷き詰めたような浅間山にたどり着く。
 
 浅間山からは草原のような明るい防火帯を緩やかに下り、10分ほどで大平台分岐まで来る。さらに湯本までの長い尾根道を下って行くが、春には山桜や桜の大木が続き、開花時には多くの人が訪れるようだ。
 
 浅間山から約1時間。長い単調な尾根道を下ってきたが、昔の石畳が現れてきた。更に10分ほどで湯坂城趾まで降りて来た。湯本駅まで20分の標識があった。
 
 国道1号線まで降りて来た。真っ直ぐ行くと、有名な函嶺洞門(現在は通行止め)に行くが、湯本駅はここを右折して少し下って行く。13時50分、箱根湯本駅まで降りて来た。今回は、芦ノ湖の箱根町港駐車場に車を駐めて湯本駅まで歩いてきたので、ここからは箱根登山バスにて箱根町港(終点)まで戻ります。
 箱根町港駐車場を15時に出発し帰路に着きます。以前は芦ノ湖からの帰りは御殿場から東名で帰っていたが、横浜に帰るのは箱根新道から小田原厚木道路経由で帰るのが距離も近く、箱根新道も何年か前に無料になったようで、高速代も安いことがわかったので、今回は少し得した気分になりました。

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