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山行状況
日程 2021/12/12 入山地 杣口3号線
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
2時間55分
(25分)
コース及びタイム
大烏山登山口7:40-8:10(P1489)8:15-9:05雛岩9:15-9:25大烏山9:40-(P1489)10:18-大烏山登山口10:35

 11月13日(土)に奈良倉山に登るため、圏央道から中央道に入り上野原まで行こうとしたが、コロナ明けの高速割引で大渋滞にはまってしまい、上野原駅からのバスに乗り遅れ、結局スゴスゴと帰宅するという大失態をやらかして、この間ひと月以上も登山することもなく過ごしてきたが、いつの間にか林道封鎖の時期となり、慌てて「安・近・短」で登れる山を探して来た。

 大烏山は、山梨県北部にあり、琴川ダム東側の鳥の尾根南部にある。奥秩父の金峰山や国師ヶ岳の登山口となる大弛峠に続くクリスタルライン・杣口3号線沿いの登山口から登る。

 7時過ぎに大烏山登山道駐車場に到着した。この時期林道封鎖が始まるので、ここクリスタルライン・杣口3号線も山梨林道情報を検索すると、この先の琴川ダムから先の大弛峠への林道は封鎖されていたが、ここまでは通行できたので来ることが出来た。駐車場に停めると脇には「登山口 雛岩を経て大烏山」の小さな看板が設置されていた。
 駐車場の目の前にある石垣に階段らしき踏み跡があり、その上にやはり小さな茶色の道標が見える。矢印が右を指しているので石垣沿いに登りだす。
 駐車場を見るが3台ほどが駐車できるようだ。20〜30mほど右に行った後は、左に曲がり北への尾根道を真っすぐに登り始める。
 登り始めは、踏み跡も薄くあるが、10分ほど登ると落ち葉で隠れ分からなくなるので尾根道を直登する。
 道標は折れて下に落ちていたので登山道のようだが、落ち葉で隠れただけでなく、山へ入る人が少ないのだろう廃道のように道らしい道がない。そのうえ尾根道の急登が続くので立ち木に捕まりながら登るほどだ。この大きな岩がを過ぎたら少し緩やかになって来た。
 大きな岩の先はP1489ここで小休止。この先は登山道が明瞭で木々に向こう南側には小楢山が見えてきた。
 西側には、雪を被った南アルプスが光輝いている。緩やかな登山道も直ぐに急登になってきた。
 急登をしばらく登って行くと要塞のような大きな岩が現れてきた。地図アプリで確認すると、この辺りから左側一帯は岩壁のようになっているが、草木に覆われて岩壁らしく見えなかった。この大きな岩の右側から登って行く。
 
 その先は先ほどの岩壁の上を歩くように岩尾根になっていた。雛岩が近くなると笹原の道を登る。
 
 笹原を登りきると雛岩の標識があったので、左に少し下り、雛岩にて南アルプスの展望を楽しむ。
 
 北西には、八ヶ岳が見えた。西には、雪を被った南アルプスの大展望だ。
   
 よく見ると、南アルプスに重なるように手前には雪のない鳳凰三山が見えていた。その向こうに雪の被った南アルプスが横たわっていた。南には富士山見える。富士山はどこから見ても、いつ見ても雄大で神々しい。
   
 雛岩で10分ほどの大展望を味わい、尾根道に戻る。林の中の日陰にはうっすらと積雪がある。15分ほど歩くと大烏山山頂だ。
   
 やはり大烏山山頂にも少しの積雪があった。12月中旬のこの時期は、低山でも1855mもあれば雪の一つくらいは降るでしょう。
   
 山頂からの展望は少ないが、西側の一部が開けていた。鳳凰三山の向こうに北岳から間ノ岳、農鳥岳が見事に光輝いていた。
   
 山頂は狭く太陽も当たらないので寒く早々に下山した。下山は急坂で落ち葉もあり、何度も滑り尻制動で下るほどの道なき道で、尾根道を外さないように下って来た。
 中央線から見える山としての大烏山は、3時間ほどのハイクになったが、帰宅後に検索すると大烏山から先の遠見山、ゴトメキという甲斐百山の山を登る人も多いようだ。時間は倍ほどになるが面白そうなコースのようだ。

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