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<山梨百名山><都留市21秀峰>

山行状況
日程 2020/6/27 入山地 金ヶ窪登山口
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
3時間40分
コース及びタイム
横浜-7:10金ヶ窪登山口7:25-ベンチ7:55-8:25木無山8:30-8:50三つ峠山9:00-御巣鷹山9:15-10:05大幡山10:10-大幡八丁峠10:30-11:00金ヶ窪登山口11:15-20号-相模湖-16号-横浜

 6月19日、コロナでの県外移動制限がやっと解除されたが、梅雨の真っ最中で雨模様の日々が続いている。この分では7月に入ってから登山解禁になるようだと思っていたら、27日(土)が晴れ間がでるとの事で前日夕方から慌てて登山の支度を調える。しかし、当初予定の山梨北部にある雨乞岳は風が強くCマークとなって断念!晴れマークの三つ峠山(木無山・御巣鷹山・開運山)の3座に行く事にした。
 三ツ峠は日本二百名山に選定されており、開運山(1785m)・御巣鷹山(1775m)・木無山(1732m)の3つの山の頂上の総称です。古くは奈良時代から修験道の霊山としても知られています。 三ッ峠山の南側壁面の 屏風岩(びょうぶいわ)はロッククライミングのゲレンデとしても有名です。

 梅雨の盛りとはいえ、初夏の三つ峠山はハイキングのメッカのようで、土曜の7時には登山口の駐車場は満杯です。少し離れた林道の隅っこに駐車した。
 すでに多くの登山者は登っているが、登山の準備をしてこれから登る登山者も多い。ほぼ中間点のベンチまで30分ほどで来ました。
 ベンチまでも緩やかに登って来ましたが、ここからは更に緩やかな登りです。山荘の大きなタイヤを履いたジープが走り抜けて行きます。昨年の3月、雪が降った時に出会ったジープの上には大きな犬が乗っていたが、今回は見ませんでした。
 四季楽園と三つ峠山荘との分岐まで来ました。今回は右から登り、まずは展望台から富士山を眺めるが、山頂の雪も少なく天気もいまいちで真冬の富士山と違いぼけて見える。
 木無山まで来たが、道ばたに山名標識がある。ロープで囲まれ植生を守る為に中に入れない。アヤメと富士山。
 クライミングのトレーニングで有名な天狗岩からの富士山展望です。三つ峠山荘の前を通り抜けて行きます。
 三つ峠山の開運山が目の前です。屏風岩ではトレーニング中の人は見えません。四季楽園も通り抜けます。
 昨年登った時は雪だったので、こんなに整備された階段があるとは知りませんでした。山頂は賑やかに次から次へと登山者が登って来ます。
 
 やはり富士山は冬に見る富士山に限りますね。天気のいまいちですが、ピンぼけのような富士山は美しく無いですね。三つ峠山荘の先には御坂山塊の黒岳です。
 
 山頂には10分ほどいて御巣鷹山に行きます。御巣鷹山もアンテナ群で占められいて広場もありません。ここは東京電力のアンテナ・建物のようです。
 
 御巣鷹山の山名標識もあるかと思い、建物をぐるっと廻るがありません。アンテナ下にある石柱に1760mと記載されていたので山名標識かと思ったが、後で検索すると、『昭和三十六年八月建 東京電力株式会社山梨支店と記載されていました』との事。
   
 御巣鷹山からは清八山方面に下って行く。10分ほどは急な下りだったが、その後は緩やかな下りの登山道になる。
 可憐な花を見つける。クサタチバナのようだ。
   
 ブナ林の中は、蝉時雨でうるさいほどだ。横浜ではまだ蝉が泣いていないが、5月6月と登山を休んでいるうちに、早くも初夏になっていたのだ。三つ峠山から約1時間。大幡山は全く展望が無い。
   
 鉄塔まで降りて来ると、その先には本社ヶ丸の稜線が見えて来た。大幡八丁峠に10時30分到着した。ここから秀麗富嶽12景の清八山まで15分ほどだが、富士山はガスが掛かり始めていたので、ここから下山することにした。
   
 大幡八丁峠は清八林道の終点です。車が転回出来るほどの広場になってます。広い林道は樹木に覆われていて、夏のピーカン時でも歩き易そうです。
   
 11時、大幡八丁峠からは30分で金ヶ窪登山口まで降りて来た。お昼前なので未だに駐車場は一杯です。
 昨年来たときには都留市21秀峰を知らなかったので、今回は木無山・御巣鷹山を登るためにやって来た。くもり時々晴れの一日で梅雨の真っ最中にしては、なんとか富士山も見られたので良しにしましょう。
 帰路は20号の甲州街道からのんびりと帰る事にしました。

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