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山行状況
日程 2020/5/30 入山地 上萩野バス停
メンバー 大島・Y 行動時間
(休憩含む)
5時間35分
コース及びタイム
本厚木駅7:40-上萩野バス停8:10-中津川CC8:30-八菅山8:55-梵天塚9:00-八菅神社9:05-やなみ峠9:35-9:40鳶尾山9:50-展望台10:10-天覧台公園10:25-412号GS10:40-飯山観音入口11:10-長谷寺11:20-11:50白山12:30-むじな峠12:50-物見峠12:55-井出山13:10-順礼峠13:30-13:45七沢病院入口バス停13:52-本厚木駅
 

 今回も神奈川県内の山を登る。緊急事態宣言のおかげで、今まで県内の山で登りそびれていた山と地域を、この5月は3回、5座も登ることが出来た。その代わりに山梨百名山や大月市秀麗富嶽十二景などが残ってしまったが、6月に入り東京はステップ2と少しづつ解禁になってきており、他県への移動も緩和するので今後の楽しみとして残しておきましょう。

 愛川町を流れる中津川と荻野川に挟まれた小高い丘陵にある八菅山と鳶尾山から、厚木市の北部にある長谷寺飯山観音上にある白山神社と白山。七沢リハビリ病院への尾根道を下る。

 5月最後の土曜日の空いている電車に乗り、本厚木駅までやって来た。宮ヶ瀬ダムのある愛川町半原方面に向かう神奈川中央交通のバスに乗る。
 バスに乗り30分。8時10分、上萩野バス停に到着した。ガソリンスタンド脇の道に入り中津川CCを目指す。脇道に入るとすぐに地域の道祖神が杉の葉の屋根下に鎮座していた。
  中津川CCのコースまで来ました。天気も良いしゴルファーも球を追いかけて走っていました。ゴルファーを左に見ながら坂道を登って行きます。
 中津川CCのクラブハウス前を横切って行きます。大勢のゴルファーがクラブハウス前や練習場にも出ていて盛んにクラブを振り回していました。
 坂道を登り切ると中津川CCの作業場に出て来ました。ここからはゴルフ場を右に見ながらしばらく林道、いやゴルフ場の道路を歩いて行きます。
 8時55分。八菅山まで来ました。八菅山の山頂からの眺めです。この時は、八菅山山頂だとは知らなかった。八菅神社近くにあると思っていたが、結局わからずに帰ってから八菅山を探すと、展望台脇に八菅山の看板があったようです。
 山頂には東屋があり、犬の散歩で登って来た人や朝の日課で登って来る人たちが話をしていた。
  八菅山いこいの森、展望台広場の展望台です。ここから5分ほどで梵天塚の石像がありました。梵天塚とは、「修験道で祈祷に用いる梵天(幣束)をたてたことにちなむ名であろう」と記してあった。
 八菅神社まで来るが、この辺りにもペットボトルを片手に年配の人たちが数人散歩をしていた。私たちは、神社正面の階段を下って行くが、時代を感じさせる傾斜の強い階段をおりて行く
 神社からは、舗装された林道を沢沿いに緩やかに登って行く。途中には、青空博物館の駐車場があったが閉鎖されていたので、道路脇に駐めて中に入って行く人たちがいた。神社から20分ほど登ると、やなみ峠の道標があり、分岐を鳶尾山方面に曲がる。
 9時40分。広い山頂の鳶尾山に到着です。この辺りには桜の植樹で有名なようで、植樹に尽力された方の顕彰碑も建っていた。ここの一等三角点は、明治15年(1882年)、日本で最初に作られた一等三角点のようだ。
 鳶尾山にて小休止の後は、展望台まで20分歩く。霞んでよく見えないが、横浜のランドマークタワーも見えた。
 
 こちらは東京のスカイツリー?のようだが・・・ハッキリ見えない。高尾山金比羅社の真新しい鳥居と祠が建っている。
 天覧台公園の上の鳥居まで来ました。階段を下り天覧台公園に10時25分です。ここからは、住宅街を抜け鳶尾団地脇の交番を左に見ながら412号線に出る。
 
 412号線です。厚木方面に向かいしばらく歩きます。ガソリンスタンド脇の道を飯山観音方面に曲がって行きます。
 5月も終わりのこの時期は、田植えもほとんど終わっているようでした。厚木市の荻野運動公園の大きな建物とスタンドが見えて来ました。立派な建物とサッカー場でしょうか。駐車場には車が沢山駐まっています。大きな集会は無いはずですが?
 今日は暑いので、山の中と違い舗装道路を45分も歩くと疲れました。飯山観音入口まで来ました。赤い橋を渡り真っ直ぐな道を行くと、長谷寺の山門と階段があります。
 
 階段を登り、駐車場を左右に見ながら更に真っ直ぐ登ると長谷寺飯山観音堂が正面に現れました。白山への登りは観音堂の左側から裏手に廻ります。
 登路は左の女坂と右の男坂に分かれるが、階段のある男坂から登ることにした。さすがに男坂というだけあって段差が大きい。小柄な女性には一段一段の段差が少しづつ脚にきたようだ。
 
 白山に11時50分到着。山名標識が無い。展望台だけでなく山頂のはずだが、なぜか白山の山名標識が無かった。山頂からは東側のみが開けて一展できる。
 暑い中木陰を選び、昼食休憩を40分ほど摂る。12時30分出発する。帰りは七沢方面に下るので、登りとは違い杉の植林帯となり雰囲気が違ってくる。すぐに御門橋への分岐点を通過して、むじな坂峠まで20分で来た。
 物見峠の急な階段を降り、井出山を通過すると、看板が見えてきた。「ここから七沢森林公園です」その先の獣除けゲートを潜ると順礼峠は近い。
 順礼峠はその名の通り、飯山から日向薬師への巡礼者が越えた峠のようだ。風化に耐え忍ぶお地蔵さんが正面に座り歴史を感じさせる。その横では住宅街が近いのか、おじさんたちが木陰でのんびりと話をしていた。
 ここからは、私たちが下る七沢病院方面を始め、幾つもの道標があり、間違えないように一つ一つ確認しながら下る事にした。
 順礼峠からは10分ほどで住宅街まで降りて来る。今回は七沢病院入口バス停から乗るので、街道に出て厚木方面に少し歩くと、すぐ先にバス停があった。タイミングがよく7分後に本厚木行きのバスが来て乗ることが出来た。
 今回の八菅山、鳶尾山、白山は、多くの樹林帯が夏の日差しを遮り暑さも和らげてくれたが、鳶尾団地から飯山観音までの街道歩きが暑かった。それでも、長谷寺飯山観音の歴史ある厳かな境内を歩きながらの白山へのハイクは、低山ながらも歩きがいのある楽しみ十分な一日でした。

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