;
 HOME   山行記録   神奈川の山    百名山       横浜環境保土ヶ谷山歩会
山梨百名山> <大月市秀麗富嶽十二景

山行状況
日程 2020/4/25 入山地 大月駅
メンバー 大島・Y 行動時間
(休憩含む)
6時間5分
コース及びタイム
横浜-大月駅前駐車場-大月駅7:15-御前山登山口7:30-4合目鳥居7:40-厄王権現8:15-8:30御前山8:35-沢井沢ノ頭8:55-馬立山9:15-札金峠9:50-紺場休場10:15-ガレ場上10:35-10:50九鬼山11:00-富士見平11:05-11:10天狗岩11:15-11:25禾生駅分岐(昼食休憩)11:55-水路徒渉12:20-田野倉駅12:40-13:20大月駅前駐車場13:35-20号-相模湖-16号-横浜

 先週の鶴ヶ鳥屋山に続いて大月駅前からの出発となったが、今回は車を駅前の駐車場に駐めて歩き出し、御前山から九鬼山を巡り田野倉駅前を通るが電車に乗らず、ふじ道を大月駅まで歩く事で、人との接触も極力減らしながらのハイキングを目指すことにした。結果は6時間ほど歩いて山中で3人、ふじ道で数人とすれ違っただけだった。

 大月市秀麗富岳十二景の十番山頂にも選ばれているほど富士山の展望のよい御前山と九鬼山。大月市観光協会は、猿橋駅から田野倉駅に抜けるコースが、初級から中級者の人たちにも、九鬼山への本格的な山登りを楽しみながらも雄大な富士山を望める事が出来ると推奨している。

 大月駅近くの駐車場に駐めた後、駅前のトイレに寄ってから出発した。土曜日の朝ということもあり駅前には人がおりません。左に岩殿山の城跡を見ながら20号線を歩いて行きます。駅前には「岩殿山の登山道が崩落で山頂には行けない」との看板があった。
 15分ほど歩き、柴桜のキレイに咲いている信号まで来ました。御前山の登山口から振り返って写真を撮ってます。大きな石には厄王山と刻んであるようです。ちなみに御前山は厄王山ともいうようです。
 20号の登山道入り口から十分ほどで、厄王権現の4合目鳥居まで来ました。1合目はどこなのか少し考えてしまいます。新緑の雑木林の中を緩やかに登ります。
 4合目鳥居から10分ほどで「厄王山七合目」の合目標識に出会います。上の鳥居をくぐり杉林の中を更に登ります。
 8時15分。厄王権現まで来ましたが、コンクリート製の頑丈そうな権現様です。そこから先はガレ場や崩落地点があり足下が悪い所を登って行きます。
ji
 20号の登山道入り口からは丁度60分で御前山まで来ました。大月市秀麗富嶽十二景の他の山には十二景の何番と記してあるが、ここ御前山にはありません。大月市のHPには「御前山」が載っているのと載ってないのがあり、これも不思議です。それでも富士山の絶景は変わりません。
 今回は、富士山の手前に見える稜線を歩き、右の馬立山から一旦下り左の九鬼山まで行きます。少し遠くに見えますが、ここから2時間30分の予定です。御前山は岩山だが展望が良く休憩するにも最高です。
 御前山で小休止の後緩やかなアップダウンで次の沢井沢ノ頭を目指します。 菊花山と大月駅への分岐を右に見ながら沢井沢ノ頭まで登る。
  次の馬立山にはガマンの登りが続いていた。馬立山山頂はあまり展望が無いが、木々の向こうにうっすらと九鬼山が見えていた。
 馬立山からは急な下りが続く。札金峠までは170mほど下るだろうか。山は春になってきた。今年に入って始めて見る花である。十二単(じゅうにひとえ) のようだ。
  札金峠に9時50分。馬立山から35分下ってきた。札金峠から直接に田野倉や朝日小沢方面には行けないようであったが、以前読んだ、花の百名山で有名な田中澄江が九鬼山に登った時には、「朝日小沢から花々を見ながら札金峠に登る」と記されていたが、昭文社の地図には登山道が載っていなかった。
 林を抜けて暖かな日差しのある登山道脇には、マヌシ草やヒトリシズカが咲き出していた。 
 広場のような場所まで来た。紺場休場のようだ。西側が開けており高川山から滝子山から笹子雁ヶ腹摺山方面が見えていた。しかし、何にも標識もなくベンチもないので、この先にかも知れないと更に登る。
 その先には、紺場休場らしき場所も無く登山道は東に向いて狭いガレ場(昭文社地図)に入って来たが、ガレ場と言うより小さなザレ場崩落地であったが、道も補修してロープも張って歩き易くなっていた。九鬼山を右に見ながら 東のマキ道を登ってきたが、ここからは南側に向かって登る。
 九鬼山直下は大きな石や岩場が出てくる。 最後の登りは20分と記されていたが、最後の頑張りどころである。
 10時50分、九鬼山到着です。大月駅から3時間35分でした。山頂は広く北側の展望は開けているが、肝心の富士山の展望は見られない。 
  そのために、富士見平にて昼食休憩と思って富士見平まで来たが、休憩場所も日が当たらず登山道の真ん中のようで、思っていたより良くないために、そもまま下山することにした。
 眺めの良い天狗岩には寄ることにして、天狗岩からの写真を撮る。ここは眺めは良いが休憩するほど広くはないので、写真を撮ってさっさと下山した。 
 禾生駅と田野倉駅との分岐まで降りて来た。ここは広場のようで日も辺り暖かい。ここで昼食休憩を摂ることにした。30分ほどのんびり休みコーヒータイムも摂ってから田野倉駅方面に下って行く。 
 今日一番の眺めのような写真であった。真ん中左右にリニアの線路が走り、手前から富士山方面に河口湖に行く中央道と、ふじ道が通っている。右の奥に三つ峠山、左には4月始めに登った倉見山から杓子山の稜線が見えていた。最後に水路を渡って田野倉の町に抜ける。 
 富士急電鉄の線路沿い田野倉駅まで歩いて来た。電車の時間が合えば乗って大月まで帰ってもよいと思っていたが、案の定次の電車まで50分待ちである。やはり当初予定通りふじ道を歩いて大月まで帰ることにした。 
 ふじ道は車こそ多く走っていたが歩いている人は少ない。駅前商店街まで来るが相変わらず人がいない。駐車場は大月駅と20号線を挟んで反対がわにあり、終日駐めても660円(土日)と安く済んだ。
 今回はあまり休みも取らずに歩いたので13時30分には駐車場を出ることができた。道路も空いており20号(甲州街道)から相模湖まで45分。橋本から16号を通り横浜まで早々に帰宅した。

HOME   山行記録   神奈川の山    百名山       横浜環境保土ヶ谷山歩会  
inserted by FC2 system