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<藤野15名山><神奈川の山>

山行状況
日程 2020/3/20 入山地 上野原駅
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
6時間30分
コース及びタイム
上野原駅8:06-沢井バス停8:25-鷹取山登山口8:30-8:50鷹取山8:55-9:30小淵山9:35-9:55岩戸山10:00-藤野駅10:20-弁天橋10:25-11:00京塚山11:10-一本松山11:25-名倉峠11:30-葛原神社11:40-名倉金剛山登山口11:45-12:05名倉金剛山12:15-天神峠12:25-12:40桂林禅寺12:55-13:35藤野駅13:49-八王子-横浜

 先週3月11日に塔ノ岳に登った時には、登り始めの腰痛がひどく2時間も痛みが引かなかったので、今回も心配しながら登り始めたが痛みも無く、最後まで順調に登れた。痛かったり今回のように痛みも無かったり、長年の付き合いの腰痛だが私本人も腰痛の正体は全くわかりません。

 神奈川県相模原藤野地区は、西に山梨県境、北側に東京奥多摩の檜原地区を境としているが、今回の鷹取山からのハイキングコースは、山梨県境に沿うように作られている。鷹取山から小淵山、岩戸山へのハイキングコースは標高差もなく緩やかなコースで、今回も子供連れや女性たちのグループも多く、初心者向けのコースとなっていた。

 今年2月に生藤山に登った時と同様に、JR上野原駅前から井戸行きのバスに乗るが、少し早めに着いたので、8時6分発のバスに乗る事が出来た。下車は沢井バス停に8時25分到着。
 5分ほど車道を歩いて行くと右側に鷹取山登山口の道標があり、その階段を登って行く。登り始めは少し急登になっていたが、すぐに緩やかな登り坂となる。7〜8分で小さな石の祠が三基祀られていた。そこを左に見ながら真っすぐに登って行く。
 地図によると登山口から鷹取山までは40分。バス停で貰った鷹取山への時間は60分となっていたが、なにかの間違いか20分ほどで山頂下の急登を登るとそこが鷹取山となっていた。鷹取山の北側には前回登った生藤山から陣馬山への稜線が見えていた。
 強風が吹き荒れ出して来た。鷹取山は472mで強烈な風なので、同じバスで生藤山(約1.000m)方面に行った多くの登山者は、山の上で大変そうだ。
 南側には上野原の市内と道志山塊の上から顔を出している富士山が真っ白だ。
 登山道は多くのハイカーが来るのだろう、良く整備された歩き易い道になっていた。小淵山まではマキ道も多くあるが尾根道沿いに小淵山まで来る。
 岩戸山への途中には、石の小さな祠や鉄塔も建っていて、山の中という寄りも里山の雰囲気となっていた。
 岩戸山への最後の急登は、ロープが木に張り巡らせていた。登り切ると20名ほどの小学生が休憩していた。藤野駅方面から鷹取山まで行く予定だと言っていたが、子供たちの中には大分疲れているような子供もいて、最後まで頑張れたか心配だ。
 岩戸山から先は、東南側が開けてきて明るい尾根道を歩いて行くと、藤野の町並みが見えて来た。
 
 藤野神社の赤い鳥居をくぐり、中央高速の脇に出てこれから登る、京塚山から名倉金剛山方面が展望出来た。
 
 藤野駅を右手に見ながらJR中央本線の踏切を渡る。国道20号に出て相模湖にかかる弁天橋を渡り、左折して京塚山に向かう。
 
 京塚山への案内や道標が無く分かりづらい道を登る。途中で2組の地元の人に道を聞きながら行くと、昨年の台風19号で登山口が崩落との事で、途中までご婦人が案内してくれて、お墓の中から抜ける事になった。
   
 右手下にグランドを見ながら登って行くと、京塚山(地元の人は石山と言っていた)確かに大きな石が幾つも鎮座していて、かつては脇にも大きな岩があったようだ。
 
 山頂で小休止していると、忘れていた強風がまた吹き出していた。20mはありそうな強風である。早々に次に向かう。一本松山を経由して名倉の街道まで降りてゆく。
   
 登山道を降りてすぐにあるのが、シュタイナー学園の建物だ。その前には「包丁岩」との看板があり、何があるかと探して見ると、眼下には戸隠山の「蟻の戸渡り」のような岩が見えていた。あそこには行けるのだろうか気になるが先を急ぐ。
   
 葛原神社の赤い鳥居を右手に見ながら、街道から外れて行く。少し登った所に名倉金剛山の標識が立っていた。
   
  登山口からは急登が続いていた。登山道右側の崖下辺りは山梨県のようで、今回のハイキングコースは山梨県と神奈川県境を歩いて来た事になる。
  名倉金剛山に到着です。本日5座登頂で藤野15名山をコンプリートでした。やはり山頂は強風の上狭いので、昼食休憩場所を探しながら天神峠まで降りて来たが、休憩場所が見付からない。
   
  当初予定は、高倉山から川沿いに下りて秋山川キャンプ場に抜ける計画だったが、高倉山から先が崩落のため通行止めとの事で、名倉街道の芸術の道から帰る事にした。途中にあった新しいキレイな桂林禅寺内のベンチにて昼食休憩を摂る。
   
  芸術の道にあった大きな熊のような彫刻です。赤い宇宙をイメージした彫刻等々が鎮座していた。しばらく歩くと目の前には、1月に登った日連金剛山が見えて来ました。
   
 秋山川キャンプ場がありました。オートキャンプ場もあるようで、多くの車が駐まっていた。山の上は強風が吹き荒れていたが、相模湖は風もなく、ボートには釣り客がのんびりと竿を垂らして釣りを楽しんでいるようだ。
 日連大橋を渡って藤野駅まで帰って来たが、JR中央本線は「強風のため電車が遅れています」との声がスピーカーから流れていた。それでも高尾、八王子と乗り換えて無事に横浜まで帰ってきた。

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