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<藤野15名山><神奈川の山>

山行状況
日程 2020/2/18 入山地 上野原駅
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
6時間30分
コース及びタイム
上野原駅8:32-井戸バス停8:55-軍刀利神社9:15-三国山10:05-10:10生藤山10:20-茅丸10:30-連行峰10:50-山の神10:05-醍醐丸11:35-醍醐峠11:45-和田峠12:05-12:25陣馬山13:00-奈良子峠13:25-明王峠13:30-13:55矢ノ音14:00-大平小屋14:10-与瀬神社14:45-14:55相模湖駅15:18-八王子-横浜

 生藤山は何回も登っているはずである。というのも20年も昔の事だが、奥多摩72kmを走る日本山岳耐久レース(24時間以内)現在の『ハセツネ』に4回完走しているので今回の生藤山で5回目の登頂のはずだが、当時は単なる通過点としての山だったので、正直「生藤山」といってもあまり印象がないのだ。

 東京都檜原村と神奈川県相模原藤野地区に境界にあり、奥多摩山域の南端、神奈川県の最北端。神奈川県立陣馬相模湖自然公園の一端でもある。

 JR上野原駅前から井戸行きの8時32分発に乗り込む。お客さんは3人。途中にある工業団地にて2人が降りたので私一人で井戸バス停まで行く。
 バスの運転手が、「バスを降りたら富士山がキレイに見えるよ」と声を掛けてくれた。寒いが澄み切った青空に富士山が見事に映えていた。軍刀利神社を何と読むのかわからないので、近くにいた人に聞いて見た。軍刀利(ぐんばり)神社というそうだ。
 バス停から20分ほどで軍刀利神社の鳥居をくぐる。苔生した風情のある石段を登ると本殿があった。日本武尊が御祭神のようだ。
 本殿の先には奥の院があるが、その前には巨樹。何の木かわからないが大木が鎮座していた。奥の院裏手から東に回り込み手入れされた杉林の間の登山道を登って行く。
 神社から40分ほど登って行くと鎌沢方面との分岐まで来た。そこからは三国山までは5分ほどだった。朝方は寒かったが1時間も登ると暑くなってきたので一枚脱いでいると、強風が吹きだしてきた。
 三国山からは5分ほどで生藤山になる。右の山名標識は藤野15名山の生藤山標識。左の山名標識は東京都の標識だ。振り返ると富士山には雲がかかり始めていた。
 生藤山では小休止のあと茅丸に向かい、急登を登り藤野15名山の山名標識を写真を撮る。
 関東ふれあいの道の標識がある。笹尾根から陣馬山、景信山まで続くこの道は本当に歩きやすい道になっているが、今日は強風が吹き荒れていて、非常に寒い尾根歩きになっている。春一番かと思っていたが、北風の春一番はないようだ。
 
 連行峰、山ノ神辺りを歩いていると目の前には、陣馬山の建物が見えて来た。醍醐丸まで来た。日本山岳耐久レースでは市道山からこの醍醐丸を経て生藤山、笹尾根へと走って行ったのだ。
 
 和田峠まで降りて来た。平日ではさすがの陣馬高原一帯にも人がいない。目の前の急登の階段から登って行くが、左手の看板には「15分から20分」と記載されていたので、最後の急登を頑張って登る。
 
 12時25分陣馬山到着した。振り返ると左の生藤山、茅丸から醍醐丸までの長い尾根道が続いているのがよくわかる。井戸のバス停から丁度3時間30分でした。
 「天気晴朗なれど風強し」でストーブの火が消えそうな中、なんとか昼飯を食べ終えたが、やはり寒いので早々に明王峠に向かう。
   
 明王峠は南に開けていて太陽が暖かいので、休憩している登山者はお昼を食べている。ここからは相模湖方面に階段を一気に下って行く。
 
  明王峠からは20分ほど下って来ると、奈良本峠方面との分岐まで来たが、その少し先の登山道に入った所に低い小さな「矢ノ音山頂」の道標があった。注意していないと見過ごしてしまう位置に設置されていた。5分も歩くと広場のような場所に矢ノ音の山名標識があった。後には気象観測の機器があるので観測ポイントのようだ。
   
 矢ノ音山頂からは、急な下りを10分ほど降りて行くと、大平小屋の無人休憩所があった。更に30分ほど下ると相模湖町と湖が目の前に現れてきた。 
   
  与瀬神社は大きな神社である。無事下山の挨拶をして鳥居を後にした。鳥居の前には中央高速が通っているので、高速の上を塞ぐように幅の広い橋が架けられている。その橋を渡り20号線まで降りて行く。
   
 いつも山梨百名山の帰りに良く通る相模湖駅前の道路に出て来ました。与瀬神社から10分ほどで相模湖駅まで来ました。14時55分到着です。今日は6時間30分のハイキングでした。山の上は強風で寒い一日でしたが、相模湖駅についた時には汗をかき下着を着替えるほど体も動いていた一日でした。
 15時18分の電車にて高尾、八王子を経て無事横浜まで帰りました。

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