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<藤野15名山><神奈川の山>

山行状況
日程 2020/1/10 入山地 藤野駅
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
4時間45分
コース及びタイム
藤野駅8:00-神奈中バス-やまなみ温泉8:15-炭焼小屋跡8:35-大鐘8:45-8:55峰山9:05-峰山登山口9:30-赤沢バス停9:55-鉢岡山登山口10:20-10:35鉢岡山10:45-杉峠11:00-道迷い-11:30日連金剛山11:45-赤沢12:00-藤野駅12:45-八王子-横浜

 冬になり、高い山には登れないので年寄りでも登れる山を探していたら、神奈川県最北端に藤野15名山があった。相模原市緑区に位置し、北は陣馬山、生藤山等8座あり、相模湖を挟んで南には、石老山、石砂山、峰山等7座ある。標高も茅丸の1019mが一番高く低い山は小渕山 355mと、この時期のトレーニングには最適とばかりに、横浜線、中央本線に乗り出かけて行く。当初は5座を目指していたが、最後には通行止めに阻まれて、藤野駅まで帰ることにした。

 神奈川県最北端にある藤野は、東に上野原市、北には東京都の檜原村に接している。今回の登った峰山から日連金剛山は、相模湖や中央本線の南側にあり、峰山の570m、鉢岡山460m、日連金剛山410mと低山で日帰りハイキングに適している山々である。

 横浜から八王子、高尾駅を経て、藤野駅に7時20分過ぎに到着した。神奈中バスのやまなみ温泉行きは8時の出発まで駅舎内のベンチで持参したパンを食べながらバスを待つ。バス停には小学生が多く待っていたが、やまなみ温泉行きのバスには3人しか乗らなかった。15分ほどでやまなみ温泉まで到着した。
 8時15分にバスを降りて歩き出すが、2〜3分で峰山登山口の標識に出会う。住宅の煙突から立ち上る煙を左に見ながら緩やかな登山道を登ると、落葉広葉樹の落ち葉で夏道が見えないほどだ。
 炭焼き小屋跡の標識が立つ所まで20分ほどで来たが、ここまでの緩やかな道とは違い目の前には急な登り坂が待っていた。
 大鐘まで10分ほどではあったが、息を切らせながら急登を登ると奥牧野方面との分岐である。その先には「風神」「竜神」「水神」の3つの石塔が立っていました。
 3つの石神様の先にある峰山(570m)山頂は広く、古峯神社が建立されていました。あとで調べると祭神は日本武尊のようだ。
 祠の裏側からは、青空の下富士山が真っ白で神々しくも見えました。左側の高い山が丹沢山系の大室山、その右が加入道山、富士山の右側には先日登った、赤鞍ヶ岳が見えていました。山頂で10分ほど写真を撮ったあとは下山して、朝方バスの乗って来た県道76号線を藤野駅方面に歩いて行きます。
 途中に2頭の馬がいた小さな牧場で足を止めて、お馬さんをしばし眺めていました。峰山登山口から県道76号を25分ほど歩いて来ました。
 赤沢バス停から右に曲がり舗装された立派な道を鉢岡山方面に登って行きます。途中で斜面崩壊地に出会う。何時の災害かわからないが幅70から80mはありそうな、大災害だった様子が目に浮かんできました。
 
 30分ほど舗装された道を登って来ると、左側に小さな赤い鉢岡山の標識があった。藪こぎのような登山道だ。最近はあまり登山者が入っていないような道である。右に椎茸畑を見ながら登る。
 
 登山道入り口から15分ほどで鉢岡山まで来た。鉢岡山烽火台跡の標識と共に鉢岡山の山名標識もあったが、展望も無くあまり長居できそうな山頂ではなかったので、汗をぬぐっただけで早々に次に向かった。下山途中には、こんな狭い登山道に車が転落していた。よくもまあこんな場所まで走ってきたものだ?
 
 杉峠まで来た。ここを左折と思い込んでいたので、間違って杉地域方面のしばらく下った崩落地点まで行ってしまい、慌てて杉峠まで戻り10分ほどのロスで済んだ。改めて標識を見ると杉地域方面との間に金剛山方面の登山道があったので登り直して行く。
   
 11時30分。日連金剛山に到着です。金剛山神社の祠が祀られています。鉢岡山山頂とは違って広くベンチもありのんびりできたので、ここで昼食休憩にしました。しかし、まだこの先に名倉金剛山と京塚山まで行く予定なので15分ほどの昼食休憩で腰を上げる。
   
 昼食後は、緩やかに下り赤沢バス停方面に向かいます。丁度12時に、この通行止めまで来ました。以前見た情報では位置的にここから下っているので、通行止めにも係わらずしばらく下るが、さすがに荒れていて本当に降りてあの川を渡れるのか心配になり、中止して引き返すことにした。12時15分戻って来ました。さてどうするか?
   
 地図で確認したが、先ほどの通行止めを下り、橋を渡らないと大分遠回りになるが、とりあえず藤野駅方面まで戻って行く事にした。歩いているうちに、杉地域への「道迷い」と「通行止」の2回は、今日は「事故る前に帰りなさい」といっているのかと思い、帰ることにして、日連大橋を渡り、相模川の大河を見ながら、藤野駅まで戻り食べ残した行動食を摂り帰る事にした。

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