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<山梨百名山>

山行状況
日程 2018/6/4 入山地 羽衣
メンバー 大島・Y 行動時間
(休憩含む)
7時間10分
コース及びタイム
横浜4:30-南甲府IC6:20-7:35羽衣駐車場7:50-肝心坊8:30-中道坊9:10-10:00晴雲坊10:10-和光門10:45-敬慎院10:50-11:35七面山12:30-13:10随身門・敬慎院13:20-晴雲坊13:45-中道坊14:15-肝心坊14:35-15:00羽衣15:15-甲府南IC-中央道-16号線-横浜

 今回は、北海道遠征のためのトレーニングとして七面山を選ぶ。羽衣から約1500mの標高差のある七面山は、時間がかかるために、横浜を4時半に出るが、3時間もかかったので、日帰りは大変かと思っていたが、七面山信仰で多くの参拝者が登るために、参拝道は広く九十九折りで急登もなく緩やかなやさしい道となっていた。

 七面山は、日蓮宗の守護神七面大明神が祭られた信仰の山である。日蓮宗総本山の身延山から見上げる位置にあり、日蓮聖人の死後に、衣鉢を継いだ高弟が、鎌倉時代のころに七面山信仰の聖地を築いたのが始まりのようだ。

羽衣駐車場  羽衣の駐車場は、春木川沿いの広い駐車場かと思っていたが、登山口近くまで来ると杉木立の中にも駐車場があった。
 駐車場脇から表参道の入り口がある。 表参道入り口
元丁目灯籠  表参道の起点となる石灯籠には、元丁目と記してあった。
 参道には、休憩が出来る宿坊がいくつもあり、ここは登ってすぐにあった神力坊。 神力坊
 古い丁目の標識  新しい丁目の石灯籠の脇には、昔からある丁目の石碑も建っていた。
 登山道というよりも登拝路なので、荘厳な木立の中に広く歩きやすい道が続く。 広い登山道
屋根付きのベンチ  ベンチも数多くあるが、寄贈された屋根付きベンチも多くあり、参拝者は休み休み登るのだろう。
 休憩所でもある宿坊は、下から神力坊、肝心坊、中道坊とあり、ここ晴雲坊が、最後の坊であった。
 10名ほどの白装束のお坊さんが、太鼓を叩き南無妙法蓮華経と唱えながら登り、各坊ごとにお祈りを捧げていた。
白装束のお坊さんがお題目を唱える
和光門  和光門まで来ました。約3時間かかりました。1.700mほどの高地にこのような立派な門があるとは。
 和光門をくぐると、整備された真っ直ぐな参道が続いている。 和光門からの参道
鐘楼  敬慎院の手水場と鐘楼があった。敬慎院の中には入らずに、そのまま、上に行く。
 目の前に富士山が見える広い場所に出てきた。ここが富士山遙拝所のようだ。
 この右側にある随身門には、彼岸の中日に富士山からの旭光が、本堂のご本尊を照らし出すと言われている門であるが、先を急ぎ山頂目指す。
富士山遙拝所
 登山道に入る  富士山遙拝所から先は、運搬ケーブルの発着所を左に見ながら進むと登山道に入っていく。
 緩やかな道をしばらく歩くと、ナナイタガレの脇の道を進むようになる。 ナナイタガレ
 富士とナナイタガレ   林の中に入って行くと、下にナナイタガレ、遠くに富士山の展望があった。
 この辺りでは狭い急登のをしばらく登る。 登山道に入る
 七面山山頂  富士山遙拝所からは45分ほどで七面山山頂まで来た。広い山頂は木々に覆われて全く展望がない。
 なぜか全く展望が無いが、立派な方位盤が設置されていた。以前は展望があったのだろう。 方位盤
 七面山標識   山梨百名山の山名標識の横には、もう一つの七面山標識もあった。
  昼食休憩をしてから下山して、ナナイタガレの脇まで降りて来ると、晴雲坊でお経を唱えていた、白装束のお坊さん集団が、山頂まで行くようで登って来た。七面山山頂は初めてのお坊さんのようで「あとどれくらいで山頂ですか?」と訪ねて来るほど、息が上がっていた。 山頂まで行くお坊さん
 随身門からの富士  富士山遙拝所の随身門から撮影しました。額縁の中の富士山として有名なので、撮影しましたが、おばさんの登山者が門の脇から離れませんでした。
  帰り際に、敬慎院の中に入る。敬慎院は古く年代を感じさせるほどの立派な茅葺きの建物であった。
 帰りは、標高差1300mを感じさせられるほど、丁目灯籠が多く、黙々と下り続けて2時間40分。ようやく元丁目の羽衣駐車場まで降りてきた。
 帰りも、甲府南ICから中央道を順調に進み、横浜まで無事帰る事が出来た。
敬慎院

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