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日光白根山山頂

 深田久弥著 「日本百名山」より、
 
奧白根の頂上は一種異様である。それは蜂の巣のように凸凹がはげしく、どこを最高点とすべきか判じ難い。小火口そ跡があちこちに散在しており、それをめぐって岩石の小丘が複雑に錯綜している。その丘の一つに小祠があって、白根権現が祀ってある。少し離れた小丘の上に三角点があったから、そこを最高点と見なしていいだろう。
 おもな火口を数えただけでも五指にあまった。この山がいかに激しい噴火を繰り返したかを、それは物語っている。

山行状況
日程 2017/9/3 入山地 丸沼高原
メンバー 大島・Y・A
行動時間
(休憩含む)
5時間20分
コース及びタイム
横浜4:00-沼田IC6:45-7:30丸沼高原スキー場7:50-山頂駅8:10-大日如来8:45-森林限界9:50-火口10:20-10:25日光白根山11:30-弥陀が池分岐12:15-座禅山火口12:30-七色平分岐12:50-山頂駅分岐13:15-山頂駅13:30-天井の足湯14:00-駐車場14:30-沼田IC-練馬-横浜19:20
日光白根山地図

 7月の北海道遠征は、準備万端いざフェリーに乗るだけと思っていた矢先、膀胱ガンで入院・手術となり、楽しみにしていた北海道の山への登山は中止になった。膀胱ガンは勿論心配だったが、今後も登山は出来るかどうかも心配したが、そんな心配も杞憂に思えるほど、初期の膀胱ガンのようで、ひと安心できた。
 7月8月に登れなかった分を、9月から予定を埋めるため精力的に登ろうと思うのだが、相変わらず雨の日が続いている。天気予報を見て、台風15号が抜けた日曜に急遽、日光白根山に行く事にした。

丸沼高原駐車場  関越道の赤城高原SAにて朝食休憩を取った後、沼田ICから丸沼高原を目指す。
 7時30分頃、丸沼高原スキー場の駐車場に到着したが朝早くから、駐車場は満杯であった。
 帰り際下りのゴンドラから見ると、下のゲレンデでは、グラススキーの大会か練習会を行っていて、登山者と夏スキー客で駐車場も一杯になっていたようだ。
 ゴンドラも行列を作っていたが、グループ毎に乗車させていたので、周りに気を遣うことなく気楽に乗ることができた。 ゴンドラも行列
山頂駅  8時10分、山頂駅に到着です。青空が出てきました。
 山頂駅の目の前には日光白根山が見えて来ましたが、あいにく雲の中に隠れています。 日光白根山は雲の中
二荒山神社の鳥居  山頂駅の脇に二荒山神社の鳥居があり、ここから登山道に入ります。
 しばらく登山道は、緩やかな登りとなっている。 緩やかに登る
 大日如来  30分ほど歩くと大日如来、そして、七色平南分岐まで来ました。
 少しずつ登りが急になってくると、行列が出来てきました。 行列は続く
急登は渋滞   更に、急登が続くと渋滞するほど、今日は多くの登山者がきています。
 9時50分頃には、森林限界を越えて砂礫の道に入るが、上の方まで行列が続いているのが見える。 森林限界
ザレ場の登山道  森林限界を過ぎると、台風15号の影響か風が強く寒い、上着を一枚羽織り登って行く。
 火口の直下では、草原のような場所を抜けて、上を目指す。 山頂は近い
 火口が見える  大きな火口まで登って来た。ガスが出ていています。
 白根権現を左に見て、山頂を見ると山頂付近は写真渋滞で、大賑わいです。 山頂も渋滞
日光白根山山頂  ピークの山名標識での写真は、列を作って撮れません。一段下の山名標識にて記念写真です。
 10時30分頃から昼食休憩に入るが、丁度ガスがキレて青空が出てきました。山頂は相変わらず人で一杯です。 青空が出る
男体山と中禅寺湖  東に男体山と中禅寺湖が見えてきました。
 眼下には五色沼が色鮮やかに輝いているようだ。その向こうには女峰山。 五色沼
 菅沼  11時30分まで1時間以上休憩した後、弥陀が池方面に下って行く。目の前には菅沼が見える。
 ガレ場の急な下りを慎重に下りて行く。下には弥陀が池が見えてきた。 急坂のガレ場を下る
 ガレ場を下る  日曜なので、子供連れの登山者も多く、こちらからの登りは苦労しながら登っている。
 弥陀が池分岐まで45分ほどかかって降りて来た。弥陀が池にも多くの登山者が休んでいた。 弥陀が池分岐
 座禅山の火口へ下る道  座禅山から帰るが、途中には火口入口の標識がある。今では樹木に覆われて全く火口には見えない。
 七色平の北分岐まで降りて来ました。 七色平北分岐
 緩やかに下る  血の池地獄分岐を過ぎ、ほぼ平らな登山道をしばらく歩いて行きます。
 六地蔵手前の分岐まで来ました。山頂駅に抜ける道のようです。六地蔵へは行きませんが、ここから戻ることにしました。 山頂駅への分岐
 山頂駅からの日光白根山  山頂駅まで戻って来ました。朝とは違い日光白根山がキレイに見えています。標高2.000mの標識と一緒に記念写真です。
 丸沼高原2.000mの天空の足湯です。先ほど登って来た日光白根山を見ながらのんびりと足湯に浸かります。 天空の足湯
 天空の足湯  今日は日曜日、家族連れも多く、足湯も混雑して来ましたので、早々に帰ることにしました。
 関越道は、都内に入ると断続的な渋滞になって来ました。それでも環状8号が空いていたので、横浜には18時30分頃には帰る事が出来ました。

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