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立山・雄山

 深田久弥著 「日本百名山」より、
 立山は、私がその頂を一番多く踏んだ山の一つである。中でも頂上の雄山神社の社務所に駐めて貰って、早暁、日の出を拝した時の印象は忘れられない。四方の山々が雲海の上に目覚めるように浮かび上がって来るのを眺めながら、やはり立山は天下の名峰であることを疑わなかった。

山行状況
日程 2017/9/10 入山地 扇沢駅
メンバー 大島・Y
行動時間 6時間50分
コース及びタイム
扇沢駅7:30-7:55黒部湖8:10-8:15黒部平8:35-8:45大観峰8:50-9:00室堂9:10-10:00一ノ越10:05-11:10雄山11:25-11:50大汝山12:40-雄山13:00-一ノ越13:40-浄土山南峰14:15-龍王岳14:25-浄土山南峰14:35-浄土山14:50-浄土山登山口15:20-15:50室堂16:30-17:45扇沢駅18:10-大町-安曇野IC-相模湖IC-橋本-横浜
立山(大汝山・雄山・龍王岳)地図

  昨日、雨飾山から移動して扇沢駅の有料駐車場に駐める。一段下の無料駐車場も空いていたので、駐めようと思ったが、夜のトイレが近いカミさんは、扇沢駅下のトイレが近くキレイで明るいので有料駐車場が良いとの事。24時間1.000円の駐車場に車中泊した。

扇沢駅駐車場  24時間1.000円の駐車場です。この上が12時間1.000円の駐車場とトイレまでの遠近格差があります。夜は、この駐車場からトイレまで案外明るいので有料で良かった。
 9月のこの時期は、始発が7時30分。キップの売り出しが6時45分になっているので、駐車場でのんびりと朝食を摂り6時35分頃にキップ売り場まできてみると、このように行列が出来ていました。 7時30分から並ぶ
黒四ダム堰堤を歩く  7時50分には黒部ダムまでくる。登山者のほとんどが、ダムの放水を見ずに堰堤から、ケーブルの黒部湖駅まで急ぎ足で歩いている。
 雄山から大汝山が見えている。
 ケーブルカー、ロープウエー、トロリーバスと乗り継いで室堂まで登って来たが、9時になっていた。
 雄山からの山々は、まだガスの中である。
室堂から立山を望む
一ノ越まで行列  室堂山荘まで来た。一ノ越までの緩やかな登山道には、長い行列が出来ていた。
 9月には雪渓は無いものと思っていたが、未だに雪渓が残っていた。 雪渓
 一ノ越  10時、一ノ越山荘まで登って来た。ここからが本番、ザレ場の急登が続く。
 登る途中に一ノ越山荘を振り返る。足下がおぼつかないため行列となっている。 一ノ越山荘を下に見る
小休止  一ノ越山荘からは雄山の山頂は見えないが、35分ほどで広い棚のような場所まで登ると山頂小屋が見えてきた。
 ここからの眺めが素晴らしい。室堂平と、右に奧大日岳、左に大日岳が聳えている。 室堂から大日岳
 雄山  雄山の休憩所前は一杯です。雄山神社は500円ほどの拝観料も取るようです。
 1999年の立山登山マラニックで完走した時(ゴールはここの休憩所前です)に、完走者全員は神社でお祓いを受けた時登っているので、今回は行きません。
 雄山で小休止をした後、大汝山まで来ました。大汝山の休憩所です。
 笹本稜平の『春を背負って』の舞台が原作では奧秩父のようだが、映画ではこの小屋を舞台に撮影されたようだ。
大汝山休憩所
 大汝山  大汝山でも、先週の日光白根山のように、撮影の順番待ちで行列でした。
 立山の最高峰大汝山です。後には、剣岳がガスに見え隠れしています。 記念写真
 黒部湖  反対側には、眼下に黒部湖が見えています。
 大汝山にて昼食休憩をゆっくり摂った後、雄山まで戻って来ました。正面に槍ヶ岳が見えています。 雄山
 一ノ越山荘  今度は、一ノ越山荘まで戻り、その向こうに見える龍王岳まで登りに行きます。
 浄土山南峰までの登りは、緩やかに登って行きます。振り返っての雄山は急登には見えません。 振り返ると雄山
 浄土山南峰  浄土山南峰まで一ノ越山荘からは30分程で来ましたが、カミさんはまだ登って来ません。2人で龍王岳まで行くと、16時30分の最終バスに間に合うか心配なので、カミさんを置いて1人で行く事にしました。
 あとどのくらいで龍王岳まで登れるのでしょうか?走って、急いで登って行きます。 龍王岳
 龍王岳  遠く見えた山も案外近い。息を切らせながら登り10分ほどで龍王岳山頂です。
 山名標識が割れていますが、確かに龍王岳と書いてあります。雄山をバックにして。
  写真を数枚撮り、駆け下りるように下山して来ました。カミさんが待っていた浄土山南峰から浄土山を見ています。 浄土山
 浄土山   浄土山には、石垣のように積み上げた中に、「軍人霊碑」があり、日露戦争に従事し、戦死、戦病死された富山県人を祀った石碑のようです。
  浄土山からの下りは、大きな岩がゴロゴロとして降りるのに時間が掛かる。 浄土山から大岩の急坂を下りる
 浄土山登山口   やっと浄土山登山口まで降りて来ました。それでも足下は不安定な岩や石があります。
  室堂山荘までの分岐まで来ました。朝とは違い立山三山(左から富士の折立、大汝山、雄山)が青空に映えてます。 室堂山荘
 室堂   15時55分に室堂ターミナルまで帰って来たが、16時30分の最終バスしかありません。1本でも早く降りたいと思っていたが、しばし休憩です。
 帰りは、渋滞が予想されたので夕食休憩を摂りながらゆっくりと帰るつもりで中央高速に乗るが、案の定断続的に渋滞で、横浜に11時30分頃帰る。

9月9日雨飾山−9月10日 立山

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