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<山梨百名山>
身延山展望台

山行状況
日程 2017/5/8 入山地 身延山駐車場
メンバー 大島・Y・A 行動時間
(休憩含む)
5時間55分
コース及びタイム
横浜5:30-8:40身延山駐車場7:55-大光坊9:45-法明坊10:30-奥之院思親閣11:00-11:10山頂駅展望台11:55-12:00北側展望台12:10-追分感井坊12:30-千本杉12:40-妙石坊・高座石13:35-13:50身延山駐車場14:10-新清水IC-青葉IC-横浜
身延山地図

 先週登った、太刀岡山から曲岳では、木々の多くは芽吹きもなく新緑の春はまだ遠かった。山梨百名山でも北に位置しているのがよく分かる山々だったが、今回の身延山ではシャガの群生、ニリンソウ等の花々や、落葉広葉樹林の眩しいほどの新緑が春を感じさせていた。

 身延山は日蓮宗の総本山。日蓮聖人が開山して700年、古くからの信仰の山である。今回歩いて来た道も登山道と言うよりも、信者の行き交う参道としてよく整備されていた。東コースから歩き出し、大光坊、法明坊と日蓮聖人とゆかりのある場所を巡りながら、奥之院思親閣まで登り、その脇にある身延山山頂から南アルプスを見て、西コースに下る誰でも登れる身延山であった。

身延山せいしん駐車場  新東名高速の新清水ICから50分ほどで、身延山駐車場に7時40分到着した。52号線から山門をくぐり両脇にお店が建ち並ぶ参道を行けば身延山ロープウエー下の駐車場に着く。
 駐車場からは目の前にある緩やかな登りの道路を上っていく。 駐車場から坂道を登っていく
九丁目の石塔が立っている  登山道は杉木立の中、舗装された道を登っていくが、丁目の石柱が目に付く。
 十如坊は鬼子母神堂となっていた。安産・子育の神様である鬼子母神を お祀りするお堂のようだ。 十如坊・鬼子母神
 丈六堂  丈六堂は、帰ってから調べると、お堂の中には金色のお釈迦様が祀ってあるらしい。
 丈六堂辺りから、シャガの群生地のようで只今満開。 シャガの群生地
大光坊  大光坊まで来たがこの辺りが中間点らしく、休憩場もあった。舗装はここまでだ。
 二十六丁からは、再び杉林に入り緩やかに登っていく。 大光坊からの登山道
しばらくは緩やかな尾根道を歩きます  しばらくは、広く歩くやすい登山道のような参道を登る。
 大光坊からは30分ほどだろうか緩やかに登って来たが、少しづつ急登となり、小さな祠と700年も立っているのだろうか大きく太い杉が目の前に現れてきた。 三十八丁では大杉が
法明坊  法明坊には休憩所がある。ここからは南西方面に曲がり山頂を目指していく。
 立派な祠が建屋の中に鎮座してある。東照宮祠のようで、徳川家康が亡くなった時、側室のお万の方が身延山に詣で、法会を営み、この祠がこの地に建てられたそうです。 東照宮
 富士山が見えてきた  山頂直下で富士山が見えてきた。今年は十数回も富士山が見える山々に登っているが、1月13日の高ドッキョウ以来の富士山である。
 奥之院思親閣まで来た。階段両脇の大きな杉は、日蓮聖人が植えた杉のようだ。 奥之院思親閣
奥之院思親閣  祖師道がある。日蓮聖人が故郷房州小湊の方を拝んで両親を慕い思いをはせ法要を営んだとの事。
 日蓮聖人のお手植え杉と書いてある。この境内に何本かあるそうだ。 日蓮聖人お手上杉
 奥の院駅展望台  祖師堂から、ロープウエー奥の院駅まで下り、展望台にて昼食休憩です。昨日から中国の黄砂が日本列島に襲来しているせいか、快晴なのに富士山が霞んで見えます。
 昼食休憩後に、北側展望台まできました。南アルプスの南端が見えます。 北側展望台
身延山山頂より南アルプス   山梨百名山の山名標識がありました。どこにあるのか探していたが、ここの展望台が身延山山頂1153mのようです。
身延山山頂からの南アルプス右に富士見山 長く連なる白峰南嶺とその向こうに雪を被る南アルプス 
 奥の院駅前まで戻り、七面山を眺めてから西コースを下山します。 七面山
 緩やかに下る  西コースは、広い林道で、車も奥の院駅前のお茶屋まで通っていけます。
 20分ほどで追分感井坊まで下って来た。この道を真っ直ぐに抜けて行くと、七面山方面に行けるようです。私たちは左に折れて行きます。 追分感井坊
 千本杉  追分感井坊から10分も下ると、千本杉までくる。巨木に囲まれると、遠い昔に返ったかのような不思議な感覚になった。
 身延山の千本杉は天然記念物に指定されている。 千本杉
 新緑が眩しい  千本杉を過ぎると、広葉落葉樹林のキレイな緑色が目に飛び込んでくる。先週に登った太刀岡山から曲岳の冬の立ち枯れのような景色とは大違いである。
 林道を横切りながら、道標に沿って松寿庵まで来た。更に庵の前にある階段を下りていくが、少しわかりにくい。 松寿庵
 獣よけ柵  妙石坊・高座石裏まで来た。獣よけ柵を開けて入って行く。
 妙石坊・高座石。ここは昔から七面山へと登詣する入り口となってきた場所とのこと。 妙石坊・高座石
 妙石坊・高座石  これが高座石のようで、日蓮聖人がこの石の上で説法をしたようだ。
 当坊は、日蓮宗総本山身延山久遠寺の一支院で、法華霊場七面山の参詣道の玄関口に位置している。その歴史は古く・・・と由緒が書いてある。 妙石坊・高座石の由来
 トンネルを抜ける  妙石坊・高座石から橋を渡り舗装した道を下ってくるとトンネルがある。このトンネルを抜けると神聖な場所から俗界に降りて来たような感じがするのは私だけでしょうか。
 トンネルからは右に降りずに真っ直ぐ道路まで抜けると、駐車場への登坂に出てきました。
 帰りは、52号線から新東名を目指す途中、道の駅とみざわに寄って帰る事にした。連休明けの月曜日はさすがに渋滞はなく、道の駅や海老名SAに寄っても身延山から3時間ほどで帰る事が出来た。
駐車場への通りに出た

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