;
 HOME   山行記録   神奈川の山    百名山       横浜環境保土ヶ谷山歩会
<山梨百名山>
黒富士より南アルプスを望む

山行状況
日程 2017/4/28 入山地 太刀岡山駐車場
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
7時間10分
コース及びタイム
横浜4:30-7:00太刀岡山駐車場7:20-はさみ岩7:45-二つ岩7:55-8:20太刀岡山8:30-太刀岡山北峰8:40-越道峠8:55-10:00鬼頬山10:10-1540P 10:35-八丁峰分岐10:50-11:10黒富士11:25-八丁峠11:45-12:25曲岳13:05-八丁峠13:20-渡渉13:50-曲岳登山口14:05-オートキャンプ場14:15-14:30太刀岡山駐車場14:45-20号線-勝沼=高速=相模湖-橋本五叉路-16号線-横浜18:30
山梨百名山 太刀岡山・黒富士・曲岳地図

 ゴールデンウィークには外出をしないことにしているので、天気を見ながら連休前日にあわてて山梨百名山に登る事にした。先週はカミさんも行ったので「今週は行かない」との事。1人で登るときは体調と相談しながらロングコースも視野に入れて検討し太刀岡山・黒富士・曲岳の三山に行く事にしたが、色々調べて見ると年寄りには大変そうだったけど頑張って登る事にした。

 今回の太刀岡山・黒富士・曲岳は山梨県の北部にあり、瑞牆山・金峰山の南、深田久弥氏が倒れた茅ヶ岳のすぐ東に位置している。地図で見ると茅ヶ岳から金ヶ岳、そして、曲岳、黒富士、太刀岡山が尾根道で連なっている。

太刀岡山登山口駐車場  中央高速の甲府昭和ICから昇仙峡方面に向かう。20分ほどで太刀岡山登山口駐車場に7時到着した。
 10台ほど駐められる駐車場には1台も停まっていなかったが、出発直前に2台で3人の登山者がやって来たが、すぐに1台を置き、もう1台の車に3人乗ってさっさと走り去って行く。この3人組とは鬼頬山付近で会い、話を聞くと、曲岳下の観音峠付近に駐めて歩き出し、太刀岡山駐車場から観音峠まで取りに戻るようだ。
 駐車場からは50mほど下り、太刀岡山登山道の大きな看板のある橋を渡る。 駐車場下の橋を渡る
太刀岡山登山口の道標は数多い  橋の先にある電柱や土手には、大きな道標が沢山ある。
 住宅裏からの登山道は、獣よけの金網があり扉を開けて入って行く。 獣よけ柵の扉を入る
 大岩の下に小さな祠がある  20分も登ると、大きな岩がありその前には小さな祠が祀ってあった。
 その上には、鋏岩がある。手前には岩に近づいてはいけないよ風なロープが渡してあるが、その岩にはボルトが何本も打ち込んであった。 はさみ岩
二つ岩  これが二つ岩かも?
 8時20分、丁度1時間で太刀岡山まで登って来た。背後には茅ヶ岳から金ヶ岳、そして曲岳まで見えてきた。 太刀岡山
太刀岡山北峰  太刀岡山北峰辺りに来たが、山名標識も何もない。
 先週の岩殿山に比べて、山梨県でも北に位置し標高も少し高いせいか落葉広葉樹林帯では、新芽も出ていない。この辺りの春はまだ来ないようだ。 紅葉落葉樹の木々は新芽も出ていない
越道峠  太刀岡山北峰からは10分ほどで越道峠まで降りて来た。この辺りでは、牧場があるのだろう、牛がモーと交互に鳴いている。
 目の前に鬼頬山の急峻な姿がそびえている。巻き道は無さそうなので、見るからに大変そうだ。 尾根道から鬼頬山が見える
ミツバツツジが咲いていた  ミツバツツジが咲いていた。後にも先にもこの辺りしか咲いていなかった。やはり、春はまだ先のようだ。
  地図で確認しながら登っていくが、山頂までの真ん中辺りから山頂直下までトラロープが備え付けられていた。写真ではあまり急登には見えないが、息が切れるほどの急登で、このロープは頼りになった。 鬼頬山はロープを使いながら急登を登る
鬼頬山山頂  10時。鬼頬山には、息も絶え絶えでやっとたどり着いた。ここで10分の小休止とした。
 鬼頬山から軽く下って登返して25分で1540Pに着く。正面には八ヶ岳が見えてきた。 1540P
曲岳分岐  八丁峰から一旦下り、黒富士と曲岳の分岐に出る。黒富士は真っ直ぐ東に歩いて行く。
  11時10分。分岐から20分ほどで黒富士山頂である。山頂は狭いが、この時期には葉のない木々の向こうに南アルプスや瑞牆山・金婦山も見えるが、夏には全く見えないのだろう。
黒富士山頂
八ヶ岳  黒富士北側の露石からの展望。北西に位置する八ヶ岳である。手前は枡形山のようだ。
  西側には、茅ヶ岳の向こうに雪を被った南アルプスが見えるが、手前にあるのが鳳凰三山のようだ。 西に雪を被った南アルプス
枡形山との分岐  黒富士山頂で20分ほどのんびりした後は、枡形山下から八丁峠へ下って行く。
 八丁峠まで下って来た。帰路はここまで戻り下りて行く。  八丁峠
尾根道から兜岩を望む  八丁峠からは緩やかに登る下りしながらピラミダルな曲岳下までやって来た。曲岳も最後は急登のようだ!
  案の定、最後は岩場の裏側が急登となっており両手を使うように登っていく。 曲岳山頂直下は急峻な登りだ
 曲岳山頂  12時25分。5時間5分で曲岳まで登って来た。結構足にきており、やっとたどり着いた!
 40分のんびりと昼食休憩を摂りました。曲岳山頂は東側に展望が開けているが、この写真も座った位置からは見えません。立ち上がり山名標識の位置からの写真です。 山頂の西側が展望あり
 山頂直下の展望舞台から甲府市内が展望  山頂直下の展望舞台からは甲府市内等の東南に展望があります。
 右に太刀岡山、左に鬼頬山の稜線が見えます。二つの山の急な登りがよく分かります。
 雲がなければこの位置から富士山が見えるようですが、全く見えません。
太刀岡山と鬼頬山
 甲府市内を望む  南に甲府市内が見えています。。
 八丁峠からは平見城方面に下って行く。落葉した木々や大きな岩には、苔が張り付いていたが、雨の少ない冬の間に乾燥したようだ。 岩や木々の苔も乾燥していた
 大岩を右に見て下る  ここでも右側に岩壁が現れてきた。
 1度目はチョロチョロとした小さな沢を渡り、ここで2度目の渡渉です。この下でいくつもの沢が合流して大きな流れとなっていました。 2度目の渡渉
 曲岳登山口は黒富士農場  曲岳と八丁峠登山口へ出てきました。山の上で牛の鳴き声が聞こえてきたのは、ここからのようです。
 黒富士農場事務所の看板がこの下に掛かっていました。
 黒富士農場事務所の入口には、越道峠への登山口看板がありました。この辺りに駐車して登る人達もいるようだ。  越道峠への登山口
 平見城入口   更に舗装道路を下っていくと、平見城入口、大きな看板があり、この道を真っ直ぐ登っていくと曲岳への駐車場のある観音峠までいける。
 八丁峠からの下りは、歩きやすい登山道となっており、ゆっくりと走り歩きながら、ビッグホーン・オートキャンプ場まで下って来た。ここまで来ればあとわずかで太刀岡山登山口駐車場です。  ビッグホーン・オートキャンプ場
 ビッグホーン・オートキャンプ場   連休前の金曜日なのに大きいテントが何張りも張られていた。
  青空の中に大きな立派な岩壁が見えてきた。朝方には全く気がつかなかった。
 駐車場まで降りたときに、丁度岩場から帰って来た夫婦の登山者に聞くと、クライミングでは有名な岩場で、多くの人達がロープを使いながら登りに来るそうだ。との事。
大岩壁はクライミングの名所
 太刀岡山登山口駐車場  14時30分。7時間10分で降りて来ました。やはり大変でしたが、腰の痛みもなく無事下山出来ました。今回の万歩計は22.200歩で約14kmの歩きでした。
 帰路は、20号を勝沼ICまで走り、そこから中央高速に乗るが、圏央道の高尾山付近で事故渋滞とのことで、相模湖ICで降りて橋本五叉路、16号と横浜まで帰りました。
  

HOME   山行記録   神奈川の山    百名山       横浜環境保土ヶ谷山歩会  
inserted by FC2 system