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山行状況
日程 2017/3/29 入山地 浜金谷駅
メンバー 大島家族 行動時間
(休憩含む)
3時間25分
コース及びタイム
9:50館山イチゴ狩り10:25-浜金谷駐車場12:40-沢コース分岐12:55-手彫りトンネル13:40-14:20東の肩14:25-14:40鋸山14:50-展望台15:05-車力道分岐15:10-日本寺分岐15:25-観月台15:40-浜金谷駐車場16:05

 春休みで孫達がやって来たので、久しぶりに千葉・館山のイチゴ狩りに行くことにした。近くに横浜北線という高速が出来たので、新設された新横浜ICから新横浜市街地の地下を抜けて湾岸線、アクアラインと千葉に行くのも更に速くなっていました。館山にてイチゴ狩りをした後は、保田のばんやという漁師飯のおいしい店で昼食をとり、鋸山ハイキングに行くことにした。

 鋸山(標高329.5m)は鋸の歯のような険しい稜線で、昔から東京湾に入る船の目印とされていました。鋸山では、江戸時代から、昭和60年まで、房州石を職人が鋼のつるはしで切り出していました。登山コースはかつて切り出した石を運んだ「車力道(しゃりきどう)コース」がありますが、今回は、安兵衛井戸と沢コースから登り、東京湾を見下ろしながらの「観月台コース」から降りて来ました。

浜金谷駅  金谷の東京湾フェリー付近の駐車場に駐め、浜金谷駅前の路地を鋸山登山道方面に進む。
 駐車場から10分ほどで小さな橋を渡り、その先にある鋸山登山口の道標から左折して行く。 鋸山登山道
鉄道線路下を抜ける  JR内房線の線路鉄橋の下をくぐる。
 鉄橋の下を抜けると目の前に、安兵衛井戸と沢コースと車力道分岐の道標が立っていた。
 昨日から未明まで雨が降っていたので、安兵衛井戸と沢コースは、ぬかるんで歩きにくいとの情報もあったが、子供達は山道を選んだために、真っ直ぐ行くことにした。
安兵衛井戸と沢コースに入る
 沢沿いを歩く  しばらくは沢沿いの緩やかな登山道を歩くが、やはり道がぬかるんでいた。
 日向は、少し乾いてはいたが、木々に覆われているところは、ぬかるんでいて滑りそうなので、沢に落ちないように慎重に歩いていた。 前日の雨で泥濘となっていた
東の肩コース  子供達は、アスレチックのようだと、倒木や朽ちた大木の根を跨ぎながら歩く。
 30分も歩くと深い沢は無くなり源流のような小さな沢となって来た。 水の無い沢を渡る
安兵衛井戸と沢コース  安兵衛井戸と沢コースの道標があるが、危険につき通行注意との看板。
 車力道分岐から50分で、手彫りトンネルまで来る。ここまでは緩やかに登ってきた。 手彫りトンネル
手彫りトンネル  トンネルの向こうに灯りが見えるが、用意してきたヘッデンで足下を照らしながら歩いて行く。
 トンネルを過ぎると杉林となり、少しづつ登りとなってきた。 急な登りが出てくる
 最後の岩場を越える  この大きな岩は、トラロープと木の根をたよりにしながら登る。ここが最初で最後の難関だ。
 その先は急登が続くが、前日の雨で滑ること滑ること、四つん這いになりながら登っていく。 昨日の雨でツルツル滑る
東の肩  14時25分、1時間45分かかりました。東の肩に到着しました。ベンチがあり広場となっていた。
 東の肩からは、若干下りながら西に進む。 しばらくは水平移動
 鋸山へは緩やかに登る  ほとんど水平移動し、鋸山直下のみ登る。
 鋸山山頂に、14時40分着きました。山頂からは北側のみ展望が開け海方面は見ることができなかった。
 房州百低山・鋸山の山名標識もあるが、千葉に百低山という山々はあるのだろうか。
鋸山山頂からの眺め
 鋸山山頂  鋸山は標高329.5mあり、千葉県内12番目の高さです。垂直に切り立った岸壁が露出し、ギザギザの山稜が大きな「のこぎり」のような歯に見える事からその名が付けられました。と書いてある。
 山頂は狭い、写真を撮っていると次のグループが割り込めないので、遠慮するほどの狭さだ。 鋸山山頂
 鋸山山頂  三人で記念撮影だ。
 山頂では次のグループが待っているため、早々に下山、展望台方面に歩いて来た。
 関東ふれあいの道の大きな看板が立っていた。
関東ふれあいの道
急な階段からの眺め   ここからは、急な下りの階段が待っていた。慎重に下りながら写真を撮る。
 眼下に館山道の高速と東京湾を眺めながら下る。 東京湾の眺めがよい
 石切場  石切場まで来る。見上げるが真っ直ぐ垂直に切り立った岩壁が素晴らしい。どうやってこのように切り出したのか?
 岩壁の陰の水たまりには、モリアオガエル生息地がある。ただし、この時期はいないようだ。 モリアオガエルの生息地
 石切場  この石切場も不思議な切り出し方となっていた。石切場と知らなければ「廃墟」といってもおかしくないほどの造形である。
 地獄覗きだろうか、尖端には人が立っていた。今回は残念ながら、あそこまで行かない。
 観月台からの石切場を眺める  関東ふれあいの道から降りて来た。観月台からの石切場は、本当にのこぎりの歯のように見える。
 観月台からは、金谷の街並みと東京湾が一望できた。 観月台から金谷方面を望む
 観月台から降りて来る  観月台からの階段を下りてきた。あとは線路の鉄橋下を抜けて金谷の東京湾フェリー付近の駐車場まで帰るだけである。

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