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山行状況
日程 2017/3/11 入山地 山中湖・平野
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
6時間35分
コース及びタイム
横浜4:00-町田-八王子-大月-7:06富士山駅7:15-山中湖・平野8:15-08:35パノラマ台8:40-三国峠8:55-9:20三国山9:30-明神峠10:05-10:40湯船山10:50-白クラノ頭11:10-サンショウバラの丘11:50-世附峠12:00-不老山南方12:30-12:35不老山13:15-番ヶ平13:40-14:50向河原バス停15:15-15:50小田急・新松田駅15:53-町田-横浜18:00

 今回のコースは、富士急行の富士山駅発7時15分の「ふじっ湖号」に乗るため、八王子発5時35分の中央線大月行に乗ったのだが、横浜線の始発が遅いために、町田駅まで車で行くことにした。駅近くのタイムズに駐車して横浜線に乗り、八王子から電車を乗り継ぎ富士山駅まで辿りつき、山中湖・平野に降りたときには、家を出てから4時間以上もかかることになった。帰路も入れると歩いている時間より電車・バスの移動時間が長い神奈川県内の山歩きだった。

 三国山は、神奈川、山梨、静岡県境に位置することから三国山と呼ばれる。西側は三国山稜と呼ばれ富士山麓の籠坂峠へ延びる。北側の稜線は、遠く丹沢主稜へつながり檜洞丸から蛭が岳へと伸びている。今回の東側コースは、湯船山、不老山まで神奈川と静岡県境の尾根を歩き、丹沢湖と246号を結ぶ道路へと下る。

山中湖・平野バス停  富士急行の富士山駅から山中湖を回る「ふじっ湖」に7時15分乗車、運転手にパノラマ台へのバス停を教えてもらう。
 山中湖・平野バス停と次のバス停の間で「ここから歩くのが一番近いよ」とバスを停車してくれた。
 脇道に入ったが、住宅街や別荘地が点在しており、上の道路や登山道に抜ける道がない。地図を見ると、この裏にある登山道への等高線が2本ほどなので、別荘地の裏山を抜けることにした。 別荘地の裏山に登る
パノラマ台への舗装道路にでる  裏山からすぐに登山道に合流し、パノラマ台への道路に出る。ここからは、道路を横切り真っ直ぐにパノラマ台まで登っていく。
 バス停で無いところで降ろしてもらい、20分ほどでパノラマ台まで登って来た。やはり少しは早かったのだろうか?
 パノラマ台からの山中湖と富士山であるが、富士山は今日も雲の中である。2〜3月で5回目の富士山を目の前にしているが、全く見えずにいつも雲の中だ。この時期に富士山が見えないとは…。今年も無事登山できますように祈ってしまう。
パノラマ台
 三国峠  三国峠まで来る。パノラマ台からは道路を歩くが、途中大きく道路が回り込んでいる場所は、真っ直ぐ登って抜けて来たが、雑木やカヤトで歩きにくかったので、道路を歩いても同じ時間のようだった。
 駐車場の脇から三国山登山道に入る。早朝は気温が下がり零下になっていたようで、カチンコチンで雪と凍結の無い場所から登り出す。 三国山登山道入口
登山道も凍っている  更ににその先は、北側斜面の凍結した登山道だった。今年に入ってからは、軽アイゼンは必ず持って登っていたが、今回は低山ハイクで「雪は無い」と軽アイゼンを持参しなかったので、雪が少なく凍結場所が多かったので登るのが大変だった。
 9時20分、三国山山頂にようやくたどり着く。右側は山梨県の篭坂峠方面への登山道で、今回は、左の道を明神峠へ下っていく。 三国山山頂
尾根道を緩やかに下る  明神峠への尾根道には雪もなく、歩きやすい登山道です。
 しばらく下ると、道路と交差して向こう側の道に入っていく。 道路に出る
富士箱根トレイルの標識  富士箱根トレイルの道標があった。富士箱根トレイルは、富士山の5合目から篭坂峠、そして、三国山から湯船山、不老山と西丹沢山稜を歩き、金時神社から南の金時山までの40数qを「富士箱根トレイル」と呼ぶそうだ。
 南側の小山方面から爆音が聞こえる。富士スピードウェイからの音が、ここから先ずっと聞こえていた。 フジスピードウェイからの爆音が聞こえる
 明神峠  三国山から明神峠までは、緩やかな下り坂を降りて来た。
 明神峠からは、落葉樹林の明るい登山道を緩やかに登る。湯船山手前にあるニセピークの急登を2〜3度越えながら湯船山へ着く。 明るい落葉樹の林を登る
湯船山山頂  湯船山山頂は、この時期は灌木の間から少し展望があるが、夏には周囲の樹木で展望が無いのではないか。
 白クラノ頭までは、緩やかな下りで、歩きやすい登山道だった。 白クラノ頭
 急な下りを降りる  白クラノ頭からは、一気に急坂を下る。
 しばらく下ると、南側に展望が開かれていた。 南に開けた場所に出る
 小山の町が見える  小山市街の向こうに見えるのは、金時山や箱根の山々だろうか。
 さらに下って行くと、石のベンチとテーブルが苔むしていた。峰坂峠だろうか。場所を示す物がないので分からないが? 峰坂峠か?
 サンショウバラの丘からの不老山  サンショウバラの丘に来た。私の古い「1999年度丹沢地図」にはこの場所の記載がない。それ以前に、この地図にはここに至る道が出てない。いつの間にか、ここに来てしまったというのが正しい。
 目の前の不老山がゆったりとして立派な山に見える。以前、小山の金時神社から登った時には不老山の姿が見えなかったので、今日ここから見る不老山は姿形も良く素晴らしい。

 丁度12時00分。サンショウバラの丘からは10分ほどで世附峠まで降りて来た。ここからは最後の登りである。 世附峠
世附峠から30分登る   不老山南方までの登りは、杉林の中を緩やかに登ったり、急登を越えたりしながら、最後の30分を頑張った。
 不老山南方からの富士山は、ここからも雲に隠れて見えません。 不老山南方からの富士山
 不老山山頂  12時35分。不老山に到着。展望のない山頂です。不老山南方には、二組ほど昼食を摂っていた人達がいたが、このベンチには誰もいません。
 山市場辺りでの、バスの時間を気に掛けながら昼食休憩を摂る。
 昼食休憩後は下るだけです。番ヶ平まで来ました。 番ヶ平
 杉林の伐採  番ヶ平からは、杉林の伐採整備をしており、明るい杉林になっていた。
 前回金時神社から不老山に登った時の林道整備の時には、登山道が無くなるほどのひどい業者であったが、今回の担当業者の仕事はしっかりと登山道を塞ぐことなく杉の伐採木を脇に片づけてあった。
 杉林を過ぎると明るい落葉樹の森となり、目の前に大野山が見えてきた。 大野山が見えてきた
 梅林の中を抜ける  落葉樹林からは、急な下りとなり、ジグザグの坂道を降りると畑の脇に出る。梅林の中を抜けてバス道路へ向かう。
 梅林から青い吊り橋が見えてきた。その向こうに道路が見える。 青く塗られた吊り橋
 向河原バス停  14時45分頃バス道路まで出てきた。非常にノドが乾くので近くの集落にある自販機を探しに丹沢湖方面に探しに行く。
 向河原バス停15時15分のバスに乗り込むが、満員である。西丹沢方面に登った人達で座席が埋まっていた。

 今回は17キロほど歩いたようだ。低山ハイクとはいえ、歩きがいのある一日でした。

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