<山梨百名山> |
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山梨百名山も53座目、冬場のトレーニングとして横浜から近く、低山ハイクの山を登ってきたが、残りの山梨百名山は冬場では大変なそうな山々となりそうです。そんな中でも、今回の三方分山は、2月21日の登山情報を見ていると、青空で標高もそれほど高くないので雪も全くなく、パノラマ台からの富士山が素晴らしいので、天気予報を見ながらやってきたのだが…。 三方分山は、富士山の北に連なる黒岳、節刀ヶ岳、王岳等の御坂山塊と、本栖湖から南の竜ヶ岳、毛無山、長者ヶ岳等の天子山塊との境にある。精進湖から登った阿難坂(女坂)は、中道往還と呼ばれた甲府盆地と富士山麓を経て静岡と結ぶ古道の難所だが、御坂山塊と天子山塊の境の重要な街道でもあったようだ。 |
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7時30分、精進湖県営駐車場に着く。広い駐車場には数台の車が停まっていた。 山の上はガスで真っ白。気分が落ち込むが、気を取り直して歩き出す。 |
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精進湖を右に見ながら狭い湖畔道路を進む。 | |||||||||||||||||||||
5分ほど歩くと、精進バス停まで来る。この先の路地を左に入る。 | |||||||||||||||||||||
この辺りの集落は、かつての駿河と甲府を最短で結んだ中道往還の宿場町であったようだ。 この3mほどの舗装された道をしばらく進む。 |
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バス停から10分も歩くと登山道に入り、目の前に大きな堰堤が現れて来る。二つ目の堰堤から左に登っていく。 | |||||||||||||||||||||
荒れたような登山道には、かつての峠道の崩れた石組みの石が散らばっているのだ。 | |||||||||||||||||||||
バス停から45分。阿難坂(女坂)まで来る。峠道はガスのようだが、落葉した木々には霧氷が着き霞んだようになっている。 | |||||||||||||||||||||
阿難坂(女坂)は、「難と字が示すように、中道往還の中でも難所のひとつでもある」と記してあった。 | |||||||||||||||||||||
阿難坂からの尾根道は、霧氷の中の登山道を吸い込まれるように歩いて行く。 | |||||||||||||||||||||
しばらく歩くと急登が続くようになる。 | |||||||||||||||||||||
30分ほど急登を登ると、緩やかな登りとなる。そこは神秘的、幻想的と思えるほどの白い霧氷の世界でした。 | |||||||||||||||||||||
三方分山山頂は広いが、カラマツ林の中に新しい山梨百名山の標柱が立っているだけの地味な山頂だあった。 | |||||||||||||||||||||
富士山の展望は全く無い。天気でも東南に向いた狭く切り開かれた林の間からは、どれだけ見られるのだろうか。 | |||||||||||||||||||||
山頂から5分ほど歩いたところに、鉄のアングルで作ったような小さな祠があった。ここが精進山のようだ。 | |||||||||||||||||||||
精進山からは、急な坂を下ること20分ほどで精進峠まで降りて来た。ここからも県営駐車場まで降りられるようだが、真っ直ぐパノラマ台を目指す。 | |||||||||||||||||||||
尾根道を緩やかに登り下りしながら行くと、木々に着氷した霧氷が風に吹かれて、雪のように落ちてくる。 | |||||||||||||||||||||
霜柱のような大きな霧氷が木の枝から落ちていた。 | |||||||||||||||||||||
やっと青空が見えてきました。青空に霧氷が映えてキレイです。 | |||||||||||||||||||||
この山では、南側の登山道に雪が多く降ったようです。 | |||||||||||||||||||||
根子峠、左に降りると県営駐車場まで行くが、パノラマ台 にて昼食休憩です。 |
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パノラマ台に出てきました。誰もいません。今回は2人の登山者と会いましたが、2人とのパノラマ台から登って来ました。 | |||||||||||||||||||||
あいにくと富士山は頭だけ出して雲の中でした。 | |||||||||||||||||||||
今日歩いて来た三方分山です。雪のような霧氷が光って見えます。パノラマ台から見る三方分山は、堂々たる山容で、山梨百名山に選ばれたのは納得した。 | |||||||||||||||||||||
精進湖を下に見て、王岳からの御坂山塊が連なっている。 | |||||||||||||||||||||
昨年登った足和田山が正面に見える。 | |||||||||||||||||||||
南には、本栖湖と竜ヶ岳、そして、雨ヶ岳は雲の中で霞んでいた。 | |||||||||||||||||||||
三方分山から王岳、足和田山の御坂山塊 | |||||||||||||||||||||
パノラマ台にて45分の昼食休憩の後は、根子峠まで戻り、よく整備された遊歩道のような緩やかな下り坂を駐車場まで降りてゆく。 | |||||||||||||||||||||
湖畔の道路脇にある、パノラマ台入口まで降りて来た。 | |||||||||||||||||||||
朝とは違って快晴の中、戻って来ました。 早く降りて来たので、山中湖から道志みちに入り国道16号から横浜に帰ることにした。 |
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