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嵐山山頂

山行状況
日程 2017/2/17 入山地 道志道・伏馬田
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
6時間45分
コース及びタイム
横浜6:00-橋本駅北口6:53-7:31三ヶ木7:40-伏馬田入口8:00-伏馬田登山口8:20-菅井分岐8:40-9:05石砂山9:15-篠原登山口9:35-金比羅神社分岐9:45-10:25金比羅神社10:30-10:55石老山11:20-融合平展望台11:30-顕鏡寺11:50-相模湖病院12:05-ねん坂12:35-13:45嵐山14:05-嵐山登山口14:25-14:45相模湖駅15:15-八王子-横浜
神奈川県の山 石砂山・石老山・嵐山地図

 このコースを歩いた人達の記録を見ると多くが、嵐山から石老山、石砂山へと歩いているが、このコースだと道志道の伏馬田へ出たときのバスがない事を記している。今回も伏馬田入口から日中に三ヶ木行きのバス時間を検索するがほとんど無いので、逆に三ヶ木からの朝の便で月夜野行きバスに乗り、相模湖へ抜けるコースに設定した。三ヶ木7時40分発、伏馬田入口に8時到着。歩き出すことにした。

 今回歩いた石砂山・石老山・嵐山コースは東海自然歩道で、東の高尾山から始まり、大阪の「明治の森箕面国定公園」を結ぶ、総延長1,697.2 km の長距離自然歩道の中の相模湖エリアです。石砂山は春のギフチョウやキアゲハで有名で、石老山は顕鏡寺の奇岩・巨石群でも有名なハイキングコースです。

伏馬田入口バス停  6時過ぎの横浜線に乗り橋本駅にて下車した。6時53分の三ヶ木行きのバスは座席が埋まるほど多くの人が乗り込んできたが、多くの人は、津久井湖の奈良井地区で降車すると、ガラガラのまま三ヶ木まで行く。
 三ヶ木からは月夜野行・7時40分発に乗り込む。朝の便は7時台に1本と少ないので、さすがに10名ほどが乗り込む。20分で伏馬田入口バス停までやって来た。
 バス停は旧道に停まるため、新しいの道志道まで出てくると、目の前に石砂山が見えてきた。 石砂山
道志川を渡る  石砂山に向かって、舗装された道路を下っていくと道志川に架かる亀見橋に出る。
 亀見橋からしばらく登ると伏馬田集落に入る。道路が左に曲がる右側に石砂山への登山道があった。 伏馬田登山口
 東海自然歩道の大きな案内板  入口には、東海自然歩道の大きな案内板が立っていた。
 道標にしたがって登山道を登ると石畳の道が続いていた。東海自然歩道らしく歩きやすい道だ。 しばらくは石畳の登山道
標高400mほどなのに凍っている  北側斜面の登山道では、標高が400mほどなのに雪がアイスバーンとなっていて、特に木道では滑りそうになっていた。
 北側斜面の登山道を過ぎると尾根道に入り、「左へ菅井、右へ石砂山1.1km」の道標がある。 菅井分岐
開けた鉄塔の下  歩きやすく整備された尾根道を進むと、鉄塔が目の前に立ち視界が開け、石砂山がそびえていた。
 落葉広葉樹の明るい林の中を登って行くと石砂山が見え隠れしながら近づいてくる。最後に階段ををひと登りすると山頂だ。
 菅井分岐から25分、9時過ぎに石砂山山頂に到着した。
石砂山山頂
石砂山山頂の南に焼山と丹沢山塊  山頂からは、南に焼山からの丹沢山塊、左奧には丹沢三峰が霞んで見えていた。
 もちろんこの時期にはギフチョウは影も形もありません。
 山頂では15分ほどでお別れし、明るい林の中を下るが正面には石老山が見えています。 正面に石老山を見ながら下る
 篠原登山口  篠原登山口へは20分ほどで降りてくる。沢にかかる小橋を渡り右の県道方面に行きます。
 一旦県道に出て、篠原集落を歩いて行くとカーブミラーの下に小さな道標があります。しかし、その道標に気づかず少し先まで進んでから、よく周りを見てみると道標があったではありませんか。
 写真は、一旦戻って手前で撮り直しました。ここの狭い道を右に入って行きます。
石老山分岐
金比羅神社への急登が続く  金比羅神社までの尾根道は結構な急登になっていました。この辺りから強風が尾根道を吹き抜けています。時折、体が吹き飛ばされそうな強風です。帰ってから春一番が吹いたと知りました。
 金比羅神社まで来ましたが、誰もいません。篠原集落では保育園児にあいさつされたのだが、伏馬田からの山の中では、誰1人と出合っていません。 金比羅神社
 大明神展望台分岐  金比羅神社からも、しばらくは緩やかだが登りが続き、大明神展望台との分岐にやっと出てきました。
 石老山に10時55分到着。5年前の1月終わりに来たときには、山頂は10〜20pの雪だったので、今回も軽アイゼンを持って来たのだが全く雪は無く、拍子抜けするほどであった。 石老山山頂
 春一番の強風  雪は無いはずです。春一番の西風が15〜20mは吹いていただろうか、時折体が吹き飛ばされそうに尾根を吹き抜けていました。花粉も飛んでいそうだったので、汗ふきタオルをマスク代わりにして登って来ました。
 残念ながら、富士山は雲の中で見えません。
 山頂からの、当初予定では、展望を見ながら尾根道を大明神展望台により、ねん坂へ降りる予定だったが、あまりの強風のためみ、予定を変更し融合平から顕鏡寺、そして、ねん坂へ向かうことにした。 融合平展望台
 顕鏡寺の岩窟  顕鏡寺に下る途中には、八方岩や雷電岩等の奇岩や巨岩群が横たわっていた。この岩窟は昔のえらい法師様が住居にされていたようです。
 顕鏡寺は平安時代851年、源海法師により創建されたという真言宗の古刹で、山号が石老山です。 顕鏡寺
相模湖病院   顕鏡寺から10分ほど下ると、相模湖病院と駐車場の間に出てきます。
 2012年にここから石老山に登った時は、この駐車場の裏から入り、そのまま踏み跡のある山の中に入ってしまい20分ほども迷いながら戻った事を想い出しました。今回の情報収集のため、検索すると、前回の私と同様に迷ってそのまま上の顕鏡寺まで行く道路に出てしまったという報告も目にしました。というわけで、こちらから顕鏡寺・石老山に登る人達は、病院と駐車場の間の道から登るようにして下さい。
 病院から5分ほどで、ねん坂への分岐に来ます。左に入り畑と住宅の脇を歩きます。 ねん坂への分岐
 林道へ入る  一般車通行止めの林道ゲートから山の中に入って行きます。
 しばらくは、誰もいない林道20分ほどを歩くと、笹のトンネルのような道を抜けます。 トンネルのような道を行く
 住宅街の梅林に出てくる  右に見えるガードレールの所に出てきます。ここまで来ると、目の前にプレジャーフォレストのの観覧車が正面に見えて来ました。
 住宅の中を抜けて、国道412号のねん坂まで出てきました。この歩道橋を渡ると、すぐ右側からに登山道に入ります。 ねん坂の歩道橋を渡る
 プレジャーフォレストの駐車場脇を登って行く  プレジャーフォレスト駐車場脇の金網に沿って登って行く。
 プレジャーフォレストの山腹を巻くように登り下りして行く。 しばらくはプレジャーフォレストの山腹を巻くように登る
 金網の下に国道が見えてくる  しばらく下ると、金網があり下から自動車の音が聞こえて来る。すぐ下が国道だ。ここから又登り国道から離れていく。
 ねん坂から30分も歩くと相模湖が見えてきた。この間では、唯一の展望だ。 相模湖が見えてきた
嵐山が見える   竹林も過ぎると、やっと嵐山が見えてきた。400mほどなのに、結構高く立派な山に見える。
  13時45分、嵐山に到着しました。この神社は、産霊宮水上神社(むすびのみやみなかみ)と読むそうだ。縁結びの神様のようです。 嵐山山頂の産霊宮水上神社 
 嵐山から相模湖が見える  山頂からは、相模湖が一望出来る。が富士山は雲の中で、はっきり分かるのは、南に見える石老山のみで、あとの山々は分かりません。
  15分ほど休んだあとは、相模湖駅方面へ下るだけです。  眼下に相模湖
 20分程で降りて来る  20分の下ると、休憩所のような建物が見えて来ました。この道路を右に行くと城山から高尾山への東海自然歩道がつながっています。
 相模湖大橋を渡った所にある公園から、嵐山を振り返り見てます。  相模湖駅に向かう途中に嵐山を見る
 相模湖駅  13時45分、相模湖駅まで来ました。今回は、6時間45分のハイキングでした。低山とはいえ前回の石老山での経験からアイゼンが必要かと思い持って来たが、春一番という思いも寄らぬ暖かさで、駅に着いた時には、ビールがおいしいほどの陽気となっていました。
 14時15分の電車に乗り、八王子から横浜まで明るいうちに帰ることが出来ました。

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