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荒島岳山頂

 深田久弥著 「日本百名山」より、
 能郷白山もよく見えたが、山の気品のある点では、荒島岳が上だった。頂の小さな堂の中には幾体も地蔵尊があって、その一つには元治元年(1864年)と刻されていたから、やはり昔から崇められて、多くの人々に登拝された山であることが肯けた。

山行状況
日程 2017/10/9 入山地 荒島岳登山口
メンバー 大島・Y
行動時間
(休憩含む)
8時間10分
コース及びタイム
荒島岳登山口駐車場6:20-広場7:15-トトロの木7:40-8:00白山ベンチ8:05-9:05シャクナゲ平9:10-前荒島10:10-10:30荒島岳11:15-シャクナゲ平12:20-白山ベンチ13:10-トトロの木13:25-広場13:50-14:30荒島岳登山口駐車場14:50-東海北陸道-名神高速-関ヶ原IC-ジョイ伊吹薬草湯-道の駅伊吹の里
荒島岳地図

10月8日白山−10月9日荒島岳−10月10日伊吹山
 昨日は白山に登った後、大野市のあっ宝らんどの日帰り温泉に入り、荒島岳登山口駐車場まで来たが、広い駐車場には一台の車もなく真っ暗だった。昨日の市ノ瀬駐車場での大賑わいと比べ同じ日本百名山でも地味な感じの荒島岳ではある。知名度もいまいちで、今回の遠征で調べて見ると白山の近くだと言うことがわかり、伊吹山と組み合わせて登ることにしたが、「荒島岳どこにある」という仲間も多かった。

荒島岳登山口駐車場
 昨晩は、夜になって少しづつ車が来ているようだったが、朝、起きてみると見ると15台ほどの車が駐まっていた。
 昨日の疲れもあるので、今朝はゆっくり起きて朝食を摂ってから出ることにした。
 正面のトイレは、キレイに使われており、中に入るとセンサーで照明が付き夜でも明るかった。
 6時20分頃出発する。スキー場だったようで、目の前の急坂を舗装した以前のゲレンデを登るが、息が切れるほどだ。 トイレ脇から登る
石だらけの登山道  舗装された急坂を登ると、石ころだらけの歩きにくい登山道が待っていた。
 登り始めて55分。スキー場の名残りだろうか、リフトの施設がある広場に着いた。 スキー場跡の広場
荒島岳登山口標識  広場のすぐ先には、荒島岳登山口の標識が立っていた。ここが正規の登山口だろうか。
 登山口の標識からは、樹林帯に入り斜面を登っていくが、日が当たらない分粘土質の登山道は、ぬかるんで滑り歩きにくい。 ぬかるんだ道が続く
 トトロの木  樹林帯を更に登るとトトロの木が見えてきた。
 白山ベンチにて一休みするが、白山方面は雲が出て全く見えない。昨日の白山では2000m辺りから下を見ると、雲海が広がっていたので、白山の高い所では快晴で、今日も雲海を下に見ているのではないか。 白山ベンチ
急登が始まる  白山ベンチから先は、階段状の長い急登になっていた。
 シャクナゲ平まで来ましたが、カミさんは昨日の白山での疲れがでたようで、白山ベンチからの急登は時間が掛かりました。
 先に登って行った婦人は、捻挫をしたようで残念ながらここで降りるようでした。
シャクナゲ平
 モチガカベ  シャクナゲ平からは一旦下りとなり、モチガカベの急登に取り付くことになる。
 ロープやクサリが付けられたコース最大の難所である。最初はたいした事はないと思っていたが、思ったより長く上まで難所が続いていた。 急登が続く
 難所を抜けて前荒島へ  コースタイムでは、シャクナゲ平から荒島岳山頂まで60分で着く予定だったが、前荒島岳手前まで難所が続き、前荒島で60分になっていた。
 前荒島から左側に山頂が見えるはずだが、ガスの中で見えません。 前荒島
 荒島岳山頂  4時間10分かかり山頂までやっと登って来ました。山頂脇の平らな所では、登山者が昼食を摂っています。
 山頂は晴ですが、雲が多く白山始めとした山々が見えません。 荒島岳山頂
 荒島岳山頂に到着した  カミさんは息も絶え絶えで、なんとか登って来ました。
 自作のテーブルで昼食を摂ります。このテーブルは軽く(95g)思ったより使い勝手は良く重宝しています。 自作テーブルで昼食です
 荒島岳登山口駐車場  帰りもコースタイムより少し時間が掛かったが、無事に荒島岳登山口駐車場まで帰って来ました。
 日帰り温泉は九頭竜ダム湖近くの温泉を探していたが、気がつかずに通り過ぎたため、次の伊吹山まで高速を走る事にした。
 関ヶ原ICで降りて、伊吹山近くの温泉「ジョイ伊吹・いぶき薬草湯」にて温泉に浸かる。その後、道の駅・伊吹の里まで移動して車中泊とした。

10月8日 白山−10月9日 荒島岳−10月10日 伊吹山

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