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山行状況
日程 2017/1/29 入山地 宮ヶ瀬・土山峠
メンバー 大島 行動時間
(休憩含む)
7時間15分
コース及びタイム
横浜-本厚木5:55-7:35土山峠7:40-8:35辺室山8:40-物見峠9:10-9:25煤ヶ谷分岐9:30-10:45三峰山10:55-大山・不動尻分岐11:55-12:00唐沢峠・東屋12:15-見晴台分岐13:20-大山の肩13:25-13:45大山阿夫利神社14:05-イタツミ尾根分岐14:15-14:55阿夫利神社下社15:10-大山ケーブルカー-大山ケーブルカーバス停-伊勢原駅-横浜

 今年始めての登山に辺室山から大山への縦走を考えていたが、1月中旬には寒波もあり北斜面には雪も深いとの情報で控えていたが、後半には気温も上がり歩きやすくなったようなので、宮ヶ瀬の土山峠から登る事にした。
 町田にて小田急に乗り換え時、フリーパスがあったのを思いだし、2,020円の丹沢・大山フリーパスAを買った。買う際に大山ケーブルカーも乗れるというので、電車とバス、ケーブルカーでは大分得すると思っていたが…?

 辺室山は宮ヶ瀬湖の南にあり、辺室山縦走コースとして、物見峠から三峰山へ続いている。物見峠からは三峰山を登り大山迄を大山三峰縦走コースとなっていた。なかでも三峰山は北峰、中峰と南峰があり三峰山の最高峰が南峰である。大山に至る登山道にはいくつものエスケープルートがあり、途中でめげても広沢寺温泉や七沢温泉へ降りることが出来る。

土山峠  本厚木駅前から宮ヶ瀬行きのバスに乗り40分、7時35分頃に宮が瀬湖手前の土山峠バス停までやって来た。
 バスを降りるとき、この丹沢大山フリーパスでは、七沢温泉辺りまでとのことで、追加料金を280円取られた。それでも大山ケーブルカーを乗れば得すると思い、大山までガンバローと気合いを入れる。
 バス停の脇に辺室山への登山口があったが、目の前にはいきなりの急登であった。
 5分ほど急登を登ると、宮が瀬湖の南端が見えてきた。 宮ヶ瀬ダムが一望
辺室山への急登  しばらくは急登が続いていて、息も上がるが、その分寒さも感じなくなってくる。
 40〜50分も登ると緩やかな登りとなり、辺室山頂上はなだらかな落葉広葉樹の森でベンチがあった。
 辺室山では休まずに通過、ここからは一旦下っていく。
辺室山
 物見峠の分岐  辺室山からは35分程で物見峠まで来た。左に行くと煤ヶ谷方面に下るが、私は右の階段から三峰山へ登って行く。
 狭い尾根道の急な階段を、疲れないようにゆっくりと登る。 物見峠からの急登
塔の岳から丹沢山方面が雪の中  塔の岳から丹沢山だろうか、雪を被った山々が見えて来たが、あいにくと雲が多くはっきりと分かりません。
 煤ヶ谷との分岐まで来ました。ここから先は、「無理をしないで引き返す勇気が必要です」との大きな注意看板があります。 煤ヶ谷分岐
尾根道の崩落  西側斜面が崩落してヤセ尾根となっている。その向こうに三峰山だろうか、雪を被って見えて来ました。
 数カ所の崩落場所を過ぎると一旦下る。この先は急登となっているので、休憩してから登りなさいというのかベンチがあった。しかし、寒いので休息してられない。 道標とベンチ
鞍部から登り返す  ここからの北斜面の急登は、雪も少なくアイスバーンとなっており、慎重に登って行く。
 この急登を登った先が北峰だったようだ。(後で調べて知った)
 北峰からクサリをたよりに下り、更に先に進む。その先にもクサリとハシゴが続いていた。(中峰は気づかず過ぎる) 三峰山直下はクサリとハシゴ
 三峰山  南峰の三峰山に10時45分到着。約3時間かかりました。狭い山頂でベンチが置かれていたが、先着2名で座る場所もないほどの山頂だった。
 三峰山からは急な下りが続く。しばらくは足下に気をつけながら下って行くと、不動尻への道標が左を指していたが唐沢峠への道標がない。
 道を探していると大きな倒木が塞いでいるところが道のようなので、よくよく見ると小さな看板があった。丹沢の古い地図では、このルートは波線となっているので、あまり登山者が通らないようだ。
不動尻への分岐
唐沢峠へ緩やかに登っていく  分岐から緩やかな登りの尾根を行くが、雪の上に登山者の踏み後もあったが、雪が無ければわかりにくいかも知れない。
 途中一カ所西側の尾根に入り込みやすい場所があったが、ロープもあり無事抜けられた。
 途中に何の木か分からないが、大きな木が存在感を示していた。 大木
 大山と不動尻分岐  三峰山から尾根道を通り、60分で大山と不動尻分岐まで出てきた。
 大分疲れてきたので、ここから広沢寺温泉へのエスケープルートも選択肢の一つとして考えたが、ここから大山まで1.5時間との指標もあったので、そのまま唐沢峠まで下ることにした。
 唐沢峠で丁度12時。東屋にて軽い昼食休憩とした。長い休憩はかえって疲れ、最後の登りでへばると思い15分休憩で12時15分出発した。 唐沢峠の東屋
 大山が近くなる  唐沢峠からの急な坂を登ると、大山が近くなって来た。山頂は霞んでいるがもう少しである。
 右に大山を見ながら緩やかに登って行くが、この辺りの雪は少なく少しアイスバーンとなっていたので、雪のない所を歩く。 緩やかに登る
 電柱  高圧線の電柱だろうか、その先には大山が大分近い。
 見晴台分岐下の北斜面には、深いところは30pほどの雪が積もっていた。
 ここ50メートルほどが一番大変だったが、靴を蹴り込みながら登る。
見晴台分岐下の北斜面は雪が深い
見晴台分岐に合流した   北斜面の雪を過ぎると、見晴台との分岐まで来た。この分岐近くまで来ると、親子連れや仲間で登って来た登山者たちの大きな声が聞こえて来るようになっていた。
 今まではほとんど登山者がいない静かな山歩きだったが、ここからは、人気で有名なハイキングコースになるようだ。
  見晴台へのコースに入ったとたん、大勢の人達が雪解け道を歩いて泥だらけの登山道となっていた。 泥濘の登山路
 大山の肩   大山の肩までやって来た。疲れいるので山頂まではまだ遠い。
  13時45分。大山阿夫利神社山頂に到着した。今日始めて太陽が顔を出して、青空の少し見えて来た。さすが人気の大山山頂は、多くの登山者がいたが、中にはスニーカーで登っている親子連れや若者たちもいた。 大山山頂
 大山阿夫利神社奧宮   大山阿夫利神社奧宮前にも登山者がいたが、以前来た秋の紅葉時の賑わいと違い静かであったが、冬のこの時期はこんなものだろう。
 山頂では15分ほどで下社へ下って行く。途中のイタツミ尾根への分岐では、まだ雪が多いようだ。  大山イアタツミ尾根方面は雪が多い
 大山メーンのルートは雪が無い   今回は下社に下って行くが、こちらのメーンのルートは、登山道にはほとんど雪もなく、登りやすくなっていた。
  下社への急な石段を慎重に下りて行く。 大山阿夫利神社の急な石段
 大山阿夫利神社下社   阿夫利神社下社に14時55分到着。下社では1月も終わりなので、初詣の飾りを片付けているようだった。
  丹沢・大山フリーパスでケーブルカーも乗らないと損しちゃうとばかり、次のケーブルカーに順番待ちをする。
 ケーブル下のバス停から伊勢原駅に出て、町田まで帰るが、今回のフリーパスA利用は失敗、300円ほど赤字でした。フリーパスBで(ケーブル利用しない)来ないといけなかったようです。反省!
大山ケーブルカーにて帰る

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