<山梨百名山> |
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
今年始めての登山は、当初、宮ヶ瀬ダムの土山峠から大山まで縦走を考えていたが、最新の大山の情報を見ていたら北斜面では雪が深いとのことで、めげてしまい雪の少ない山梨百名山をと考えて山梨県の最南端の山、高ドッキョウに決めた。しかし、寒波も襲来しているこの時期の1000mを越えた山での積雪は避けられない事を悟った。 高ドッキョウは、山梨百名山の中でも最南端に位置し、静岡県と境の山稜のピークで樽峠からは県境の尾根道を登る事になる。高ドッキョウという変わった名前は、昔、山頂から修験僧の唱える読経の声が麓まで聞こえたため高読経と呼ばれるようになったといわれている等々の色々な説が散見される。 |
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
新東名の新清水ICから30分程で、ここ樽峠登山口駐車場まで着くことができた。5〜6台は駐車出来るスペースがあった。 | |||||||||||||||||||||
駐車場の端っこに樽峠登山口の指標がある。樽峠まで40分となっていた。 | |||||||||||||||||||||
沢を渡り、杉林の中に入って行く。九十九折りの登山道は緩やかに登っていた。 | |||||||||||||||||||||
樽峠までは林道を2回横切り30分で到着した。そのまま下れば静岡県に降りることが出来る、県境の峠道だ。 | |||||||||||||||||||||
小さな石の地蔵が佇み小銭が沢山置かれてあった。 | |||||||||||||||||||||
高ドッキョウへの指標は2時間20か30分と当初は刻まれていたようだが、誰かが2か3のところを0に削り直していた。 2時間もあれば充分に登れるということか。 |
|||||||||||||||||||||
登り始めしばらくは、朝日を背中に浴びながら緩やかな登山道を登る。 | |||||||||||||||||||||
山頂までほとんどが広く歩きやすい登山道となっていたが、数カ所狭い尾根道がある。 | |||||||||||||||||||||
800m辺りから杉林の中に積雪が見られたが、日射しがある所には雪はない。 | |||||||||||||||||||||
一見、道の脇にある標識のように見えたが、よく見ると清水○○○と何かが書いてあった。事前に調べておいた「清水方面展望所」のようだ。踏み後もあるので寄って見ることにした。 | |||||||||||||||||||||
南に展望が開けていた。勿論静岡県内の展望だ。遠くにキラキラと光っている。海には遠いので広い川幅の川面が光っているようだ。 | |||||||||||||||||||||
清水方面展望所から5分ほどで978Pのようだ。このピークから高ドッキョウが見えてきた。 ここから一旦下っていく。 |
|||||||||||||||||||||
鞍部からの登りは、北側斜面となって雪が積もった急登が続いていた。最初はたいした事がない5pほどの積雪と思い登り始める。 | |||||||||||||||||||||
2日ほど前からの寒波は東北や北海道では大雪を降らせており、関東甲信越でも強い寒波の影響がでている。この急登もアイスバーンとなりツルツル滑る。積雪が無い分だけ靴が蹴り込めない。簡易アイゼンは持って来たが、出すのも面倒なので登り続けた。しかし、なかなか先が見えないほどこの急登は長かった。 | |||||||||||||||||||||
雪の急登を登り切ると高ドッキョウ山頂だった。登り終えて標高差を見るとこの急登は150mほどもあった。 山梨百名山も50座目、やっと半分登った事になる。残りの50座は大変な山も多く、あと何座登れることやら。 |
|||||||||||||||||||||
山頂は北東にある富士山が見えるように開けていた。山頂では風は無くのんびり富士山を見ることが出来たが、富士山頂では、強風で雪煙がたなびいているようだった。 | |||||||||||||||||||||
大月市の秀麗富岳十二景の絶景ポイントではないが、ここからの富士山も素晴らしい。 下山は、簡易アイゼンを付けて慎重に降りることにした。 その後、山梨百名山の白鳥山に寄ってから帰る事にした。 |
|||||||||||||||||||||
白鳥山へ |
|||||||||||||||||||||