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 秋田駒ヶ岳は、十和田八幡平国立公園南端にあり、男女岳(おなめだけ)や男岳(おだけ・1623m)等の総称です。花のシーズンには数百種の高山植物の宝庫として有名な山です。又秋田駒ヶ岳の周りには、有名な温泉郷がいくつもあるが、その中でも昔から「秘湯」で有名な乳頭温泉郷がある。
山行状況
日程 2016/9/13 入山地 八合目小屋
メンバー 大島・佐藤富・武井
筒口・長谷川・斉藤
行動時間 2時間20分
コース及びタイム
新玉川温泉8:00-9:30角館10:20-12:00八合目小屋12:10-片倉岳12:30-13:00阿弥陀池小屋13:15-13:25秋田駒ヶ岳13:30-横岳13:50-焼森岳14:00-14:30八合目小屋14:45-休暇村・乳頭温泉郷15:15
9月12日 9月13日 9月14日
横浜
八幡平
新玉川温泉
角館
秋田駒ヶ岳
乳頭温泉郷
中尊寺
横浜

 朝起きると音を立てて大雨が降っていた。横浜を出る時の天気予報では曇り/雨の予報だったので晴れ間の登山は当てにしていなかったが、大雨とは出鼻をくじかれたので、角館武家屋敷辺りを見に行く事にした。9時半頃角館に着くと雨も上がったため、見物もそこそこにして秋田駒ヶ岳に登ることになった。
 その前に、体調の悪い2人を乳頭温泉・鶴の湯まで送り有名な露天風呂に入っている間に4名で秋田駒ヶ岳八合目登山口から登る事にした。

角館武家屋敷  雨の中8時過ぎに新玉川温泉を出る。角館までは一時間半ほどかかったが、角館につく頃には雨も上がり、武家屋敷や酒蔵を散策する。
 しかし、雨も上がったので当初目的の秋田駒ヶ岳を登るため田沢湖方面に向かう。
 膝の状態と体調が悪い2人は乳頭温泉・鶴の湯の日帰り温泉の露天風呂に入っている間に、元気な4名で秋田駒ヶ岳に登る事にして、2人を鶴の湯に置いて八合目登山口まで車を走らせる。
 当初予定では、この鶴の湯に予約を入れたが満杯のため断られたので、せめて日帰り温泉の「日本秘湯の会・鶴の湯」の露天風呂を味わってもらおうと2人だけでも連れてきた。
乳頭温泉・鶴の湯
八合目小屋  鶴の湯から田沢湖温泉辺りは曇りで雨は降っていなかったが、八合目登山口まで向かう間に雨となっていた。
 八合目駐車場脇には、八合目小屋が建っていて、雨支度を調えてから出発することにした。 小屋の中にて雨支度
八合目登山口  12時10分出発。段々雨も強くなり、あまり見通しが利かない中、八合目小屋の目の前にある登山口から登り始める。
 雨の中の登山は久しぶりだなと言いながら登って行く。 雨が強い中出発
 指標を頼りに登ります  雨の中、道標や指標もガスの中で見落とさないように登って行くが、最初の道標がこの石にペイントされていた。
 ガスの中20分ほど道なりに登って行くと、赤茶けた台地に脇に片倉岳の道標が立っていた。ガスの中一見すると一旦下るのでないかと思われたが、なだらかに登りは続いていた。 片倉岳
 木道に出てきた。吹き抜けるように雨風が増して来る。ガスは相変わらずで阿弥陀池も山頂もどの辺りだか全く分からない。 
 13時00分。八合目小屋から50分で阿弥陀池まで来たようだ。この池の広さもどの程度か先が見えない。 阿弥陀池></A></TD>
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阿弥陀池避難小屋  ガスの中に避難小屋が見える。これだけ風雨が強いと避難小屋が立派なお屋敷に見えてきた。
 小休止と昼食休憩を兼ねて一服することにした。カメラのレンズもメガネも曇ってしまうほど小屋の中は暖かく、避難小屋のありがたさが分かった。
 天気の良い日を選んで登っているので、これまで避難小屋の存在はそれほど感じていなかったが、改めて避難小屋のありがたさを感じる。
避難小屋にて昼食休憩
男女岳山頂  男女岳山頂に13時25分登る。元気な4名だけなので、雨にも負けず風にも負けずに、一気呵成に10分ほどで登る。山頂は風速15mはありそうな強さであった。20mもあると何かに捕まらないと飛ばされるとのことなので、その手前の風のようだ。
 カメラもビショビショになるほどの雨なので撮影したら早々に小屋まで降りることにする。
 一旦小屋にて体制を整え小屋脇のトイレに入り、横岳を目指す。15分〜20分ほどで登り返し稜線まで出ると横岳であった。 横岳
焼森岳  更に10分ほど風雨の増した稜線歩きをすると、富士山のような砂礫帯にでる。だだっ広い砂礫帯の山頂が焼森岳だった。14時00分。
 焼森岳からは下りとなり、小さな沢を渡りシャクナゲの尾根道を降りて行くと八合目登山口まで降りる。雨のため慌ただしい登山となったが14時30分。無事に八合目小屋に到着です。
 この八合目小屋から休暇村・乳頭温泉郷までは30分ほどで行けます。
八合目小屋まで帰る
 休暇村・乳頭温泉郷  乳頭温泉・鶴の湯の露天風呂に入っていた2人は、各温泉を巡回していたバスに乗り先に今夜の宿である休暇村・乳頭温泉郷まで帰っていた。
 私たちは3時15分頃に宿まで帰ることが出来た。
 温泉に入った後、恒例の一杯です。ここでも温泉とお酒が大好きなみんなは、ビールにお風呂三昧と夜遅くまで楽しんでいました。  休暇村・乳頭温泉郷
 休暇村・乳頭温泉郷  9月14日、8時30分。約650km東北道を上り一路横浜へ帰っていきます。
 東北道から帰る途中、世界遺産の中尊寺に寄りました。中でも金色堂は鎌倉時代の1124年の作られたといわれご本尊の阿弥陀如来はもちろんのこと、木製の屋根瓦から縁側まで金色に輝いていた。一見の価値はありましたね。 
 今回、保土ヶ谷山歩会20年記念の東北遠征は、山と温泉、特に温泉は新玉川温泉と乳頭温泉郷での温泉三昧はお風呂好きな仲間にとって忘れられない温泉となったようで、「素晴らしい山行?になったよ」と感激していました。
中尊寺・金色堂 

八幡平−秋田駒ヶ岳 

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