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岩手山・薬師岳山頂

 深田久弥著 「日本百名山」より、
 北へ向かう急行が盛岡を出て間もなく、左側に、ポプラ並木の梢越し見えている岩手山は、日本の汽車の窓から仰ぐ山の姿の中で、最も見事なものだろう。
 ここにして岩鷲山のひむがしの岩手山の国は傾きて見ゆ
 平福百穂(ひらふくひゃくすい)の歌である。岩鷲山は岩手山の別称、双方とも漢音でガンシュと読めるからである。百穂は羽後の人で、盛岡に出るには国境の国見峠を越えねばならなかった。その峠に立った時、眼前の岩手の国は、岩手山の大きな東傾斜にほかならなかった。それほどその裾は伸び伸びと広い。私は麓を通るたびいつもこの歌が口に上がってくる。

山行状況
日程 2016/7/11 入山地 滝沢市
馬返しキャンプ場
メンバー 大島・Y
行動時間 8時間30分
コース及びタイム
馬返しキャンプ場5:00-登山口(鬼又清水)5:05-一合目5:55-新四合目6:35-7合目8:25-8:35八合目避難小屋8:50-不動平避難小屋9:05-09:40岩手山09:55-10:30八合目避難小屋11:00-五合目11:50-鬼又清水13:20-13:35馬返しキャンプ場13:50-焼走り温泉-八幡平駐車場16:30
岩手山地図

 7月に入っても九州から西日本は雨空が続いている。次の予定は新潟の巻機山から越後駒ヶ岳を目指していたが、なかなか青空の天気予報が出てこない。カミさんの膝の具合も悪く無さそうなので、次の山を東北に目を向けると北海道から東北方面の山の天気も良い。ということで、思い切って今年の第1次東北遠征を考えることにした。
 本州最北端の岩木山から八甲田山、八幡平、岩手山を3泊4日の山行を、岩手山からの逆コースで登る事にした。東北道を北上し、盛岡の滝沢ICに近い馬返しキャンプ場にて車中泊をして、翌日の11日登山後、焼走り温泉には入り八幡平まで移動した。

馬返しキャンプ場  7月10日(日)11時横浜を出る。東北道を北上して、盛岡に入ると岩手山が目の前に現れて来た。滝沢ICを降りて馬返しキャンプ場まで行くと、駐車場が3つほどあるが一番上の大きな駐車場に止める。
 この駐車場の上にキャンプサイトが有り、そこで夕食を摂ることにした。新潟から一人で来ていた人は、ここに1週間ほどテントを張り過ごしているようで、近くのコンビニから日帰り温泉まで教えてくれた。
 
 11日の朝、5時に出発する。駐車場から5分ほどで鬼又清水まできた。キレイな清水が音を立てて流れていて、ここで顔を洗い水を補給するが、8合目でも清水が溢れるほどで、ここから持って行かなくてもよかった。
 この奧のトイレがキレイで昨夜は、このトイレまで二人で来て用を済ませた。
鬼又清水
岩手山登山口  鬼又清水の裏側から登山口となっていた。今回の登山口届けはコンパス(ネットからの登山口届)から出してあるのでこのまま登って行く。
 1合目まで約50分かかる。ここまでは旧道を登る。 1合目
ガレ場  階段を登り、豆腐石を過ぎると、林の中から抜け出して、展望のあるガレ場に出てくる。
 ガレ場の上には、2.5合目の新旧道の分岐点が出てきた。見たところ新道が少し広く歩きやすそうだったので、新道から登って行く。 新旧道分岐
 大雨の通り道だろうか、雨水が流れやすいように丸くえぐれている。
 急登の途中には、合目のマイルストーンがあるが上の方に行くほど、なかなか現れないのは、私たちだけか? 急登が続く
雲の上に出る  5〜6合目だろうか、青空も出てきたと思ったら雲海が下に見えてきた。
 森林限界に出て急登から解放されたと思ったら、7合目の鉾立に出る。 7合目・鉾立
7合目からの岩木山  後を振り返ると岩手山が見える。形の良い外輪山を見ながらハイ松帯を避難小屋まで進む。
 7合目から10分ほどで、新しく立派な8合目避難小屋まで来た。右側のキレイな建物がトイレとなっていた。 8合目避難小屋
御成清水  8合目のここにも御成清水からキレイな清水が溢れるほど流れていたので、わざわざ下から持ってくることもなかった。
 8合目では15分ほどの休憩で上を目指すことにした。
 更に15分ほど歩くと、不動平の避難小屋が見える分岐まで来る。
 お花の最盛期に、この辺りがお花畑になるようだが、今回はビックリするほどのお花畑は見られなかった。
不動平
お鉢下火山砂礫帯  不動平から上の登山道は火山砂礫帯で、一歩進んで半歩下がるほど歩きにくい登りで、ヒーヒーいいながら登って行く。するとあっという間にガスが出てきた。
 やっとお鉢まで出てきたが、火口が見えたかと思ったら、ガスが出て、山頂が見えないまま登るほどであった。 中門岳池塘
薬師岳山頂  薬師岳の山頂に着いた時には一時ガスが晴れて、写真を撮るが、風も強く吹き飛ばされそうで、ガスも次から次と涌いてくる。
 お賽銭を上げてガスよ晴れろよと、お願いするが青空が続かないので、お鉢を廻るのは止めて8合目に降りることにしたことにした。
 8合目で30分ほど昼食休憩したのち下山した。
薬師地蔵
焼走り温泉  下山後は、八幡平に向かう。その途中にあった岩手山が目の前に見える焼走り温泉にて、のんびり疲れを癒してから八幡平に向かうことにした。
岩手山-八幡平八甲田山岩木山 

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