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今年に入って10座目の山梨百名山である。昨年は腰痛のため登れないと思い込んでいたのかも知れない。普段の散歩等では相も変わらずに調子は今ひとつ良くないが、山に来てみると何とか痛みもなく登れてしまうのである。その代わりと言っては何だが、今度はカミさんが変形性膝関節症なる診断をもらいお医者さんへリハビリに通うことになってしまい、しばらくは気を遣わなくて良い登山を楽しめそうである?! 杓子山は、都留市、富士宮市、忍野村の境に位置し道志山系になるのだと思う。雪を被り気高い富士山を見るのには、山梨百名山からはどこから見ても見事に見えるのだろと思ってこの間35座ほど登って来たが、時間の関係や太陽に位置、天候もあったが、360℃の展望や目の前に美しいそびえる富士の姿を見ると、ここ杓子山からの富士山が最高の姿であった。 |
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8時前に鳥居地峠までやって来た。車は一台も停まっていない。事前のリサーチでは鳥居地峠から少し先まで車が入れて道路脇に止められるとのことで、右の道路を進む。 | |||||||||||||||||||||
しばらく進むと、4駆でも車高の高い車でないと通れないほどの悪路となってきたので、少し戻り道路脇に止めることにした。 | |||||||||||||||||||||
そこから5分ほどで、登山口まで来る。この脇には4〜5台ほど車を止められるスペースがあるが、やはり4駆の頑丈な車に限られると思います。 | |||||||||||||||||||||
登山口からは、10分も歩けば、落葉樹の林から抜け出し、青空の中にカヤトの斜面が現れてきた。一瞬、秩父の武甲山の山肌を削られた姿を思いだしたが、まずスケールも違うしカヤトの斜面がきれいであった。 | |||||||||||||||||||||
後を振り向けば、神々しいばかりの富士山が美しい。 | |||||||||||||||||||||
目の前に高座山の急登が見える。途中、巻き道らしき道もあったが、道標が高座山はこちらと急登方面を指していたので、しかたなく急登を登る。 | |||||||||||||||||||||
前日の雨でぬかるんでいた急坂をゼーゼーといいながら、途中でトラロープのお世話になりながら登って行く。 | |||||||||||||||||||||
高座山からの富士山を見ながら、小休止を取り息を整えていた。 | |||||||||||||||||||||
高座山からは、なだらかに下り、緩やかな登りを暫く歩く。 | |||||||||||||||||||||
15分ほどで鉄塔まで来た。 | |||||||||||||||||||||
鉄塔からは、ゴロゴロとした岩だらけの道を越えて、大権首峠(おおざすとうげ)まで出てきた。 | |||||||||||||||||||||
大権首峠のすぐ上にあるパラグライダー場からの富士山です。 | |||||||||||||||||||||
パラグライダー場からは緩やかな登りが続き、九十九折りの登山道をしばらく登れば山頂である。 | |||||||||||||||||||||
山頂には、すがすがしい空気が満ちあふれているようであった。 視野一杯に飛び込んで来たのは、キラキラと輝いているかのような富士山と、北岳からの白峰三山と悪沢岳・赤石岳までの3000mの南アルプスが存在感を増していた。 三つ峠から黒岳、節刀ヶ岳等の御坂山系を見ながらのんびりとした一時を山頂で過ごした。 |
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石割山へ続く |
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