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山梨百名山 要害山

山行状況
日程 2016/3/8 入山地 温泉登山口
メンバー 大島 行動時間 60分
コース及びタイム
太良ヶ峠8:15-8:35要害温泉駐車場8:50-土塁9:05-9:20要害山9:35-9:50温泉駐車場10:10-羅漢寺山
山梨百名山 要害山地図

 帯那山は林道奥深くまで入り込んだために、結果として60分という時間で降りて来ることになった。次の要害山には太良ヶ峠から下って行くが、先日の大雨の影響が出ていて土砂崩れもあり、工事中の箇所も数カ所あった。要害温泉駐車場は、帯那山からの林道が途切れる沢沿いの場所にあり、温泉客のための駐車場のようであった。今回はその駐車場を借りて登る事にした。

 要害山は、1520年頃の戦国時代に活躍した武田氏の山城で、武田信玄はその数代後の戦国武将です。山頂には武田信玄誕生の地の石碑もある。この山城には、土塁や曲輪(当時の住居)跡等が登りながら散見できた。当時の武将が何を思いこの山城に詰めていたのかと考えながら山頂に立ち、戦国の往時をしのぶことにした。

要害温泉駐車場  帯那山から太良ヶ峠の林道を下り20分、要害温泉駐車場に出てきた。ここは温泉客のための駐車場のようだが、しばらく借りることにした。
 
 橋を渡った左側に要害山の案内板と史跡・要害山の大きな石碑が建っていた。石碑には武田氏の山城としての役割や年代が記されていた。 史跡 要害山
要害山登山口  その案内板の脇にある狭く緩やかな登り坂が要害山への登山道であった。
 5分も登ると要害山への指標がある。 分岐
帯那山展望  その先には、帯那山を展望出来る場所があったが、あいにくと帯那山はガスの中だった。
 要害山は、山梨県の森林百選でアカマツ林と認定されているようだ。秋には松茸が採れるのだろう。 赤松の林
要害山城 土塁  15分も登ると、山城の昔の土塁や空堀の標識が出てくる。
 その上には、江戸時代の後期に地元の有志が作ったという武田不動尊が鎮座していた。 武田不動
要害山門跡  山城のある山頂に至るまでに4カ所ほどの「門跡」があった。両側に石積を築いた出入口があり、防御を目的とした門が建てられていたようだ。
 山頂は、平地となって子供達が野球でも出来るほどの広場となっていた。 要害山城跡
武田信玄公生誕石碑と山梨百名山標識  右には山梨百名山の標柱があり、左には武田信玄公の石碑があった。
 武田信玄公誕生の地という石碑である。石碑の揮毫は、日露戦争時にロシアの無敵艦隊であるバルチック艦隊を打ち破った連合艦隊司令長官の東郷平八郎である。
 
 10時には駐車場まで降りていたので、次の羅漢寺山まで余裕で行くことが出来る。
武田信玄公生誕石碑

羅漢寺山へ 

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