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山梨百名山 二十六夜山

山行状況
日程 2016/2/17 入山地 アオゲラの森
キャンプ場
メンバー 大島 行動時間 2時間35分
コース及びタイム
横浜5:45-相模湖7:30-8:00アオゲラの森キャンプ場8:10-あずま屋8:25-岩石8:50-赤鞍ヶ岳分岐9:00-9:20二十六夜山9:35-二十六夜塔9:40-獣よけ柵10:10-秋山街道10:20-10:45アカゲラの森キャンプ場11:10-相模湖11:45-橋本五叉路12:15-横浜13:20
山梨百名山 二十六夜山地図

 我が家の愛犬が先週の9日に死んだ。15才6ヶ月の柴犬でした。昨年から悪性リンパ腫というガンと闘っていたのだが、その間はなかなか家を空けるのも一苦労だったが、ついに力尽きて死んだので、寂しさもあるが、手もかからなくなり、山に登る気分にもなってきた。しかし、カミさんはまだその気も無いとのことで、私ひとりで二十六夜山に登る事にした。

 二十六夜山を調べて見ると、私の持っている昭文社の古い高尾・陣馬の地図では、高金山麓キャンプ場から登山道が出ているが、ネットで調べると数年前にアオゲラの森キャンプ場に代替わりしていたことがわかった。
 尾崎にあった看板によると、二十六夜月待ち信仰は、平安時代から盛んに行われていて、旧正月と7月の二十六夜の夜半、日の出を待って拝むと幸運が得られるといわれ、この秋山地区で明治22年に建立された二十六夜塔は、住民の病気災害を守り、養蚕の守護神として崇められているようだ。

アオゲラキャンプ場看板  秋山街道を西に走ってくると、、アオゲラの森キャンプ場の大きな看板が出ていた。そこを左折すると、左に二十六夜山の指標がある。鋭角になっている道路を2度ばかり切り返して緩やかな登りを上がっていく。
 アオゲラの森キャンプ場の到着です。大きな建物をのぞき込むが誰もいないようなので、帰りにでも駐車料を払おうと思いとりあえず建物の脇に駐車する。 アオゲラキャンプ場
二十六夜山登山口  建物の廻りには雪が無かったが、二十六夜山の指標に従い登り出していくと、森の日陰にはまだ雪が積もっていた。
 キャンプ場内のコテージに続く舗装された道は、急な坂道であったが、先日の大雨や春一番もあり、雪が少なく滑ることもなく登れた。 アオゲラキャンプ場
あずま屋  あずま屋まできたが、最初から急登で息が上がり15分で登ったが、30分もかかったかのような坂道であった。
 一旦緩やかな登りとなったが、その後も急登は続いていた。 雪の急登
露岩  40分ほど登ると大きな岩の塊が道を塞ぐかのように目の前に現れて来た。雪が無ければ岩の上から抜けられそうではあったが、滑りそうなので、その岩の左を巻いて登って行く。
 明星平の分岐に出てきました。赤鞍ヶ岳は真っ直ぐ、左折して二十六夜山に行きます。 赤鞍ヶ岳分岐
二十六夜山尾根道  分岐からは少し登ると、二十六夜山の指標があり、ここからは水平移動でした。
 真ッ過ぎ行くと尾崎への道を、指標に従い右折していく。 二十六夜山分岐
山梨百名山 二十六夜山  5分もしないで二十六夜山の山頂が見えて来ました。展望のないこじんまりとした山頂には、5pほどの雪が積もってはいたが、誰もいない静かな二十六夜山でした。
 山頂には10分ほどいて、尾崎に下ることにしました。先ほどの分岐からすぐ脇に二十六夜塔がひっそりと佇んでいました。明治22年に建立したと彫られていました。 二十六夜搭
二十六夜山東斜面  尾崎への下りの道は、東斜面で朝日を浴びて雪も溶けるほどの暖かさとなっていた。
 15分も下ると九十九折りの薄暗い杉林となってはいたが、雪は少なく、歩きやすかった。 杉林
渡渉  杉林を下ると、水の少ない沢を3回ほど渡渉していく。
 尾崎の街並みが見えて来たが、沢沿いには金網や獣よけの柵が続いており、そのまま右に曲がっていくと神社の入口となっていたので、Uターンして、この柵の所まで戻るが、こちら側からは看板、道標等何も標がないので、おそるおそるこの柵を開けて出ていくと、反対側には「獣よけの柵」「二十六夜山」の指標もあった。 獣よけ柵
尾崎  両側にある畑と住居の中を秋山街道まで下って行くと。二十六夜山の由来を書いた看板が立っていた。
 舗装された街道を浜沢方面に緩やかに登って行くと、二十六夜山が青空に映えるように見えて来ました。 二十六夜山
王の入りまんじゅう  アオゲラの森キャンプ場の手前にある「元祖、王の入りまんじゅう」にて、10pほどの大きさの餡まんじゅうを買って帰ることにしました。
 ちなみに、帰ってから食べたが、昔食べたことがありそうな素朴で自然な甘みのおいしいまんじゅうでした。

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