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山梨百名山><大月市秀麗富嶽十二景

山行状況
日程 2016/12/3 入山地 笹子駅
メンバー 大島 行動時間 8時間10分
コース及びタイム
横浜6:00-八王子-笹子7:35-桜森林公園8:00-8:30道証地蔵8:35-三丈の滝8:50-曲り沢峠分岐9:20-モチガ滝9:25-ナメ滝9:35-大谷ヶ丸分岐(1)10:15-大谷ヶ丸分岐(2)10:30-10:40滝子山11:10-男女坂分岐11:20-檜平11:30-最終水場12:15-滝子山分岐12:45-13:10初狩駅13:15-トイレ13:30-登山口13:33-男女坂分岐13:50-14:35高川山14:55-登山口15:25-15:45初狩駅16:03-八王子-横浜

 大月周辺の山は、電車での縦走登山をするのに便利である。今回の滝子山は桜森林公園まで車で行き寂ショウ尾根から登り道証地蔵に戻る計画を考えて、地図を眺めていたら、高川山にも登れそうだと思い計画を練り直した。そこで、笹子駅から高川山へと電車での縦走に切り替え、あとは富士急行の禾生駅まで降りるか、大月まで足を伸ばすか考えたが、どちらも電車に乗る時間が読めないので、初狩駅まで戻り早く帰る計画とした。

 地図で見ると大菩薩嶺から真っ直ぐ南に延びる長大な尾根は大菩薩連嶺、更に南下して、小金沢連嶺の南端に滝子山がそびえているのがよく分かる。そして、初狩駅付近から見る滝子山は、その長大な尾根の最後を飾るかのように堂々たる山容である。

笹子駅  6時前の横浜線に乗り、八王子から松本行きに乗り替える。電車内は多くの登山者で7割方座席が埋まっていた。
 7時35分笹子駅を出る。団体さんも滝子山に登るようなので、先に歩き出して行く。
 笹子駅からすぐの所に、日本酒で有名な笹一酒造の大きな看板がある。みんなで山に行った帰りには何回か寄り道をして、日本酒を買って帰ったこともあった。 笹一酒造
吉久保バス停  駅から15分も歩くと、吉久保バス停の脇に「滝子山」の道標が立っている。
 中央線のガード下を抜け、右に曲がり稲村神社を右に見て進む。 中央線ガード下を通る
 中央高速を下に見る  中央高速の橋を渡り山の中に入って行きます。
 春には桜がキレイに咲くのだろう。桜森林公園まで来ました。道路脇には駐車場が有ったがそれほど多く車を止められそうにありません。 桜森林公園
道証地蔵  桜森林公園から舗装された林道を登って30分。道証地蔵の分岐まで来ました。
 今日は12月というのに暑い。笹子駅から約1時間歩いて上着を脱ぐ、インナーの長袖1枚で右の登山道に入っていく。
 道証地蔵から一旦沢に降り、橋を渡って杉林の登山道から緩やかに登って行く。 杉林
三丈の滝  20分ほどで三丈の滝に出る。ここで小さな橋を渡り沢の左側から登って行くが、ずっと沢沿いの登山道となっていた。
 曲り沢峠との分岐まで登って来ると、落葉して明るい登山道となって来た。
 左、曲り沢峠、直進は難路と記してあるが、この分岐を真っ直ぐ登る。
曲り沢峠分岐
モチガ滝  モチガ滝のようだ。この道は多少は難路のようだが、沢に落ちる滝が見事だ。冬は寒々しているが、夏にはこの道は涼しげで心地よい滝巡りの良いコースだと思う。
 落葉した落ち葉で登山道が分からない。歩くと靴が埋まるほどの落ち葉の道となっていた。 落ち葉の登山道
 滑滝  モチガ滝の次はナメ滝が出てきて更に続いている。本当に夏に来たいほどの滝巡りだ。
 曲り沢峠からの分岐に出てからも、小さな沢の流れは続いていた。すると小さな沢の流れを撮影している人がいた。キレイな川砂が輝いて流れていた。 沢の流れを写真に
大谷ヶ丸分岐  大谷ヶ丸分岐に出てきた。地図で見ると波線だが大谷ヶ丸・湯ノ沢峠方面に行くようだ。このまま登ると防火帯が次の分岐まで続いていた。
 2つめの大谷ヶ丸分岐を経てすぐに白縫神社の小さな祠があった。あとで気づいたのだが、ここが地図には出ている「鎮西ヶ池」のようだったが、池のような水たまりは気がつかなかった。 白縫神社
 滝子山山頂からの富士山  滝子山に10時40分、約3時間で登って来ました。快晴で無風、暑いほどの陽気で登ってくると、眼前に富士山が雪を被り素晴らしい眺めです。
 富士山の手前には三つ峠のアンテナも見える。
 狭い山頂には3名の登山者がいたが、みんなカメラのシャッターを押すほど見事な富士山でした。 滝子山山頂は狭い
 北西には八ヶ岳  山頂からは大展望で北西には八ヶ岳が見える。
 西側では落葉した木々の向こうに、南アルプスの悪沢岳・赤石岳から聖岳だろうか雪を被っていた。 南アルプス
 雁ヶ腹摺山から黒岳  北に目を向けると、前回登った右に雁ヶ腹摺山、左の黒岳があった。
 30分ほどの昼食休憩後は、落ち葉が堆積して非常に滑りやすいので緩やかな女坂から降りて行く。 女坂から下る
 檜平  檜平まで降りて来た。本当は直進しなければいけないのだが、右側にあった道標で「初狩駅」と書いてあったのが目にとまり、右に降りて行ってしまった。
 5分ほど下って行くが落ち葉の堆積が凄い、人が歩いた形跡が無いので地図を確認すると、降りていけるが笹子駅と初狩駅の中間辺りへ降りる道のようだ。慌てて登り返す。10分ほどのロスで済んだので助かった。
 本来のコースに戻り藤沢集落に向かう。明るい落葉の林から杉林の暗い道をジグザグに降りて最終水場まで来た。 最終水場
 沢に沿って下る  最終水場からは藤沢集落まで続く荒れた沢伝いに降りて行く。
 藤沢集落の分岐まで出てきた。あとは市街地の道路歩きだ。 藤沢集落分岐
 中央高速の下を通る  藤沢子神社を左に見ながら住宅街を初狩駅まで歩く。途中で中央高速のガード下を歩く。
 国道20号線の藤沢入口信号から左に曲がり、初狩駅に向かう。初狩駅手前のコンビニにて水の補給と高川山の山頂で飲むビール(今日は非常に暑いので)もついでに買う。
初狩駅で帰りの時刻表を確認したあと、高川山を目指す。
初狩駅
 お墓を見ながら登る  目の前に見える高川山を見ながらお墓の横を緩やかに登る。
 初狩駅から15分ほどでトイレのある場所に来る。中を覗くがキレイに使われているようだ。2台の車が駐まっていた。 キレイなトイレがある
 フェンス沿いに登る  トイレから2分ほどで高川山登山口があり杉林の暗い道を登ると、左側には1mほどのフェンスが上の方まで続いていた。
 フェンス沿いに暫く登ると、男女坂分岐に出た。ここでは頑張って男坂を選び登る。 男女坂分岐
 高川山山頂下の笹原  男坂から登って来たが大変だった。緩やかな登りの笹原まで来たが足が出ない。やっと登って行く。
 高川山にやっと登って来た。14時35分、初狩駅から1時間20分かかる。もう少し楽に登れるかと思ったが山はバカにしてはいけません。反省!
 今日は12月とは思えないほどの陽気で、大汗をかいたためコンビニで買ってきたビールで乾杯しました。ご苦労さん素晴らしい山行でした!
高川山山頂
 リニア実験線  大月の町ではリニア実験線が走っています。トンネルの真上の山は九鬼山のようです。
 山頂では20分ほどのんびりしてから下山、帰りは女坂から降りて行く。初狩駅手前からの滝子山の山容が立派です。
 15時41分の電車には間に合いませんでしたが、16時3分の大月行きに乗ることが出来ました.。八王子経由横浜に18時帰宅した。
初狩から見る滝子山
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