<山梨百名山> <大月市秀麗富嶽十二景> |
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大月周辺の山々には、雁ヶ腹摺山、笹子雁ヶ腹摺山、牛奧ノ雁ヶ腹摺山と雁に関連した山々があり、以前から珍しい名前で気になり調べて見ると、雁ヶ腹摺山は500円紙幣裏の富士山の撮影地だということも分かった。と同時に多くの登山者が登っている大峠は冬期閉鎖がある林道で、12月頃から入れないようなので11月中に是非とも登りたいと出かけることにした。 大菩薩嶺から南に延びる長大な尾根は大菩薩連嶺と呼ばれている。大菩薩峠の熊沢山辺りから南下して、湯ノ沢峠までを小金沢連嶺と呼ぶようだ。大月市の秀麗富岳十二景の絶景ポイントの山々もあり、富士山を見ながら一日歩くことが出来た。 |
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夜明けが6時過ぎになっていたが、大月ICを降りて真木小金沢林道に入る頃には明るくなっていた。 大峠では10台ほど駐められそうな駐車場があった。そこからは朝焼けの富士山が出迎えてくれていた。 |
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車の中で軽く朝食を摂り、6時50分、駐車場前から雁ヶ腹摺山へ登り出すことにした。 | |||||||||||||||||||||
登り始めてすぐの水場を過ぎると、少し急登が出てくるが、すぐに登りやすい緩やかな道となっていた。 30分程だろうか、展望の良い大岩があり、その上から富士山と小金沢連嶺からの尾根の大展望が素晴らしい。 |
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雁ヶ腹摺山手前のカヤト原を抜けると山頂です。 | |||||||||||||||||||||
雁ヶ腹摺山山頂は、北側は林となっている。 | |||||||||||||||||||||
南にはカヤト原で正面が開け富士山が見事です。 若い頃、富士山は見えるのが当たり前過ぎて、何とも思わなかったが、年を取り山にも登りだして、改めて端正な富士山、絵になる富士山と感動、感心している今日この頃です。 |
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上の写真をアップして切り出しました。この構図が500円紙幣裏の富士山です。 クリックして見て下さい。500円紙幣裏の富士山と比べてみて下さい。 |
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8時20分。一旦大峠駐車場まで戻り、黒岳目指して登って行く。 | |||||||||||||||||||||
しばらくは落ち葉で敷き詰められた登山道を、緩やかに登り歩きやすかったが、段々急登となって来た。 | |||||||||||||||||||||
30分ほどで赤岩ノ丸まで登って来た。 | |||||||||||||||||||||
赤岩ノ丸からしばらくは緩やかな登りとなっていたが、黒岳分岐の尾根道直下は、少し急登が出てくる。 地図で見ると、この分岐が黒岳だと思っていたが、黒岳はここではないようなので、先を急ぎ小金沢山を目指すことにした。 |
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次の目的地、川胡桃沢ノ頭を目指す。「天気晴朗なれど風強し」青空が出て登山日和ではあるが、11月半ばを過ぎ冬が近くまでやって来ているようだ。手が冷たいので手袋をする。 尾根道は立ち枯れも多く倒木もアチコチにあり歩きにくい。 |
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川胡桃沢ノ頭までやって来た。ここまではアップダウンもなく歩きやすい尾根道となっていた。 ここからも富士山が良く見える。 |
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川胡桃沢ノ頭から一旦下った鞍部は笹原になっていた。賽の河原のようだ。ここから見上げた所が牛奧ノ雁ヶ腹摺山になる。 | |||||||||||||||||||||
牛奧ノ雁ヶ腹摺山は南側に開けた広い山頂で、ここからも秀麗富岳十二景の富士山がよく見えた。 | |||||||||||||||||||||
大月市が指定する秀麗富岳十二景の絶景ポイントの二番山頂と記してある。 昼にはまだ時間が早いので、小金沢山まで行く事にした。 |
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小金沢連嶺の西側には南アルプスが雪を被っていた。その中でも甲斐駒ヶ岳・仙丈岳と北岳が目の前に見えた。 | |||||||||||||||||||||
牛奧ノ雁ヶ腹摺山から小金沢山までも高低差は少なく、笹原の尾根道は朝日を浴びて歩くのがとても気持ちよかった。 | |||||||||||||||||||||
小金沢山に11時10分到着した。ここも秀麗富岳十二景の二番山頂と牛奧ノ雁ヶ腹摺山と、なぜか同じ二番山頂でした。 | |||||||||||||||||||||
山頂は広いが、ぬかるんでいて歩き回ると靴がドロンコだらけになっていた。 | |||||||||||||||||||||
やはりここからの富士山も秀麗富岳十二景の絶景ポイントでした。 昼食は、牛奧ノ雁ヶ腹摺山まで戻り、富士山を見ながらのんびりとした後、大峠まで戻ることにした。 |
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大峠分岐まで戻り地図をよく見ると、大峠分岐は黒岳三角点の北側にあると記してあったので尾根道を南に下ると2分程で黒岳と三角点があった。大峠駐車場には赤岩ノ丸を経て40分ほどで下る。14時前に下山出来たので、20号線からのんびりと横浜まで帰る事にした。 今回の山行は小金沢連嶺の尾根道が思ったほど高低差もなく、富士山を見ながら笹原をのんびりと心地よく歩き、秋のハイクを堪能しました。 |
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