<山梨百名山><大月市秀麗富嶽十二景> | |||||||||||||||||||||
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12月の高柄山に続いて八王子から中央線で大月乗り換えにて、富士急行禾生駅まで行くことにした。山梨県の東、首都圏に近いと行っても禾生駅まで2時間もかかる。前回は土曜日だったので登山客で賑わっていいたが、今回は金曜日とあって中央線も通勤客で座席が埋まり立っている人も多く見られた。大月からの富士急行では沿線に学校が多いのか、中学生や高校生も多く思った以上に電車も混み合っていた。 今回は、高畑山から倉岳山に登り梁川駅までと考えていたが、単独での山行なので九鬼山から倉岳山への縦走も面白いかなと思い計画・実行することにした。いざ登って見ると、思っていたよりアップダウンが多く、倉岳山までが遠く長かった。いつまでも若いつもりではいたが、改めて年齢を実感した山行だった。 |
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横浜線、中央線、そして富士急行と乗り換えて禾生駅まで2時間かけてやって来ました。 無人駅かと思っていたら、駅舎の中に普段着のおばさんがいました。 |
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駅前の道路139号線を左折して10分ほど歩いていくと、大きな気温の表示器があり、その先にはJR東海のリニアの陸橋が見えてきました。 落合橋の欄干にある九鬼山の指標に沿って右折していきます。 |
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落合橋を右折して目の前には煉瓦作りの古い水道橋があります。歴史的な建造物のようですが…。この橋の下をくぐってから左折します。 | |||||||||||||||||||||
愛宕神社の脇が登山口となっていた。まだ薄暗い杉林の中の登りは、すぐに息が上がるほどの登りとなる。 しばらく登るとリニアの線路が見えてきた。30分ほどで田之倉方面分岐に出てくる。 |
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天狗岩に寄ってから、さらなる急登を登り終えると右に富士見平に出る。山梨県指定の秀麗富岳十二景の一つに数えられるほどの展望の良さであった。ぜいたくを言えば若干霞んで見えた。 | |||||||||||||||||||||
富士見平のすぐ先が九鬼山である。土日なら多くの登山客もいるのだろうが、誰もいない。この先も誰1人と会わなかった。 さて、ここから先も長いので、早々に出発したが、大変なことになってしまった。山頂からそのまま下ってしまった。しばらく降りると急な下りとなり、その先に大月か猿橋の町並が見えてきたので、あわてて地図を確認すると北に向かっているようだ。倉岳山・高畑山方面は東に歩いて行くはずだと、間違いに気づき今来た道を登り返すことにした。15分も下ったので30分は時間をロスしてしまった。 |
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富士見平まで戻り東に歩いて行くが、そもそも富士見平には高畑山・倉岳山方面の道標がない。その先もないが、九鬼山から高畑山方面に歩いて行く人達が少ないようだ。 そのせいか、高指や鈴ヶ音峠までの路は大分荒れている。殊に冬のこの時期は落ち葉が堆積した荒れた路は非常にわかりにくかった。 |
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富士見平から荒れた路を35分歩いて最初の指標は大変にありがたかった。 | |||||||||||||||||||||
高指でしっかりした山名標識にであった。 | |||||||||||||||||||||
鈴ヶ音峠に出てきました。11時05分。富士見平から1時間40分かかりました。左に降りていくと猿倉方面でバス停もありそうです。右の舗装された林道を東に歩いて行きます。 | |||||||||||||||||||||
NTTの猿橋無線中継所に向かう林道をしばらく登ると、道路脇に小さな指標がありました。そこからは明るい落葉樹林の落ち葉が積もる急坂を登り、又登りながらガマン強く登って行きます。 | |||||||||||||||||||||
大桑山は展望がなく、一息ついてすぐに下って行く。 | |||||||||||||||||||||
高畑山に12時25分富士見たいらから丁度3時間でした。禾生の駅からは約5時間かかりました。 山頂からの展望は開けてはいたが、太陽が低く富士山も御正体山や今倉山の山並みも反射して、せっかくの秀麗富岳十二景もいまいちの景色でした。 |
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穴路峠まで一旦下り、最後のピーク倉岳山を目指します。 | |||||||||||||||||||||
快晴の中、6時間かかってやっと倉岳山までやって来ました。 帰りの梁川からの電車15時30分発に乗る予定があるので、30分ほどで昼食を済ませることにして、14時に出発した。 |
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高畑山同様ここでも富士山方面は霞んだように写真写りはいまいちで、もっと早い時間、太陽が昇り始めがよろしいかも…。 | |||||||||||||||||||||
立野峠まで15分。ここを左折し下って行きます。高畑山から倉岳山は登山者も多いのか、道標もしっかりした物が立っていた。 | |||||||||||||||||||||
月屋根沢を下って行く。水の流れていない沢を何回も左右に渡渉していくが、しばらく下るとあちこちの沢からの水が集まり徐々に大きな流れとなってきた。 | |||||||||||||||||||||
山頂から65分、倉岳山登山口に降りて来た。 | |||||||||||||||||||||
立野の街並みが見えてくると、橋を渡った先に梁川の駅舎が見えてきた。 | |||||||||||||||||||||
国道20号まで出てきたが、駅舎まで登る道が無い。しばらくうろうろしていると近所のおじさんがやって来て、「駅に行く看板が無いのだから、不親切なJRだね!」といいながら案内をして下さった。 それにしても、駅も無人で閑散としていましたが、予定通りの15時31分の東京行きに乗り、八王子から横浜線に乗って無事帰ることが出来ました。 |
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