HOME   山行記録   神奈川の山    百名山       横浜環境保土ヶ谷山歩会
大楠山山頂

山行状況
日程 2014/2/6 入山地 京急・新逗子駅
メンバー 単独行 行動時間 7時間50分
コース及びタイム
横浜7:15-京急新逗子駅8:00-風早橋8:20-仙元山8:35-最高地点8:55-三浦アルプス分岐9:10-観音塚9:20-大桜10:10-送電線no33鉄塔10:30-乳頭山10:55-畠山11:35-不動橋12:00-阿部倉温泉12:25-大楠山13:00-昼食休憩14:00-大楠山登山口信号14:25-横横道路インター下14:50-塚山公園(按針塚)15:05-京急按針塚駅15:50-横浜17:00
三浦アルプス地図

 今回のハイキングは、当初、仙元山に登った後に葉山小学校から降りてバスに乗り、長井方面の前田橋から大楠山に登り、按針塚に下るコースを考えていたが、色々検索していると「三浦アルプス・・・」等々のハイキングをしている人が多くいることに気づき、「三浦アルプス」の存在にたどりつきました。
 そこで今回は、仙元山から大楠山までの三浦アルプスを体験することにしました。このコースは、適度なアップダウンのあるコースとなっており、市街地からのロングハイキングには最適のコースとなっていました。しかし、あちらこちらで、迷いながらのハイキングでした。

仙元山ハイキングコース  京急新逗子駅に8時、長井行きの京急バスに乗り、風早橋にて下車。数分歩いて、仙元山ハイキングコースと書かれた掲示板がある坂道から登り出していく。
 この坂の上には、葉山教会がありその脇の狭い道からハイキングコースが始まる。
 風早橋からは15分ほどで、仙元山の山頂に着く。眼下に相模湾が広がっている。
 「不二山仙元大菩薩」の石碑がある。1月に行った「三浦富士」も同様に当時の人々が近くで「富士山」の遙拝所としての「富士塚」なのであろう。
仙元山
最高地点  仙元山からは、右手に住宅街を眺めながら20分ほど行くと、そこは最高地点。南側は、葉山の市街地と相模湾が一望出来る。今日は、曇天だったが、晴天の日には、海がキラキラとしてきれいに輝いているのでは…。
 クリーンセンターへの分岐を右に見ながら、先に進むと大きな木の幹に「三浦アルプス」「乳頭山」と書かれており、左折して三浦アルプスに入って行く。 三浦アルプス分岐
 観音塚  観音塚まで来るが、小さな石碑が「タブノキ」と書いてある大木の下にあるだけだった。周りを見渡して見ると道標に小さくかすれた文字が「カンノンツカ」と書いてあるのを見つけたので、観音塚を確認した。
 この道標は、足元に小さな文字で書いてあるので上ばかり見ていると見逃してしまいそうであったが、それでも、親切に個人か山の会の人達が設置してのかと思うと感謝!である。 道標
大桜  このコースは、観音塚から送電線の鉄塔までの間は、大きな目印がないので、この大桜が目印となっていた。ただ3月の盛りの時期にこの桜を見たかった。
 送電線の鉄塔no33まで来ると、田浦の町並みが見え隠れしてくる。
 
鉄塔33
 乳頭山  畠山への分岐を通り越し乳頭山へ登る。ここも「乳頭山」と書いた標識が無い。ここが山頂かと半信半疑で当たりを見回すと、「保安林」の看板の隅に小さくかすれた「乳頭山」の文字を見つけて、安心した。
 横横道路が見えるその先には、横浜のみなとみらい地区にある、ランドマークタワーが見えていた。
 そばにいた人は、ランドマークタワーの左の奧には、「日光連山も見えるよ!」と親切に教えてくれたが、私には、雲なのか山なのか、はっきりしなかった。 
横浜が見える
椿のトンネル  乳頭山にて小休止をしたあとは、一旦戻ってから畠山へ向かう。この道も狭い道だが、はっきりとした道で迷うことがないようである。
 乳頭山からの30分ほどは、椿の大木が多く丁度、椿の花の盛りのようで椿のトンネルを歩いて行く。
 椿のトンネルを通過すると、山中町との分岐に出た。そこを畠山方面に行くと5分ほどで、畠山の山頂であった。北東に横須賀の海が見える場所で一服してから、不動橋へ下って行く。 畠山
孟宗竹林  木古庭の町に出る手前には、立派な孟宗竹の林である。
 以前に行った京都の嵯峨野を思い出すほどの立派な竹林でした。
 不動橋からは、県道を左折して、横横道路の下を通って、暫く行くと、大楠山登山口の信号がある。右折して住宅街に入っていく。 不動橋
地蔵尊  この地蔵尊を右手に見ながら、先に進んでいくが、前ばかり見ていると見落としてしまう。
 今回は、山と渓谷社「神奈川県の山」を参考にしてここまできたので、阿部倉温泉「湯ノ沢旅館」を目印に右の斜面を登って行く。すると突き当たりで、「湯ノ沢旅館」の敷地であった。
 というわけで、ここまで戻ったが、本に書いてある「左の階段」がないので、ここでも少し迷いながら、左の道に入って行く。
阿部倉温泉下
渓流添いに登る  平作川源流の沢に沿って登っていく。暫く歩くとその先は長い階段が続いていた。
 衣笠城趾との分岐を右に曲がると、ゴルフ場が見える。このゴルフ場の金網に沿って緩やかな坂を登ると、230段の最後の階段がある。 ゴルフ場の金網添いに登る
大楠山山頂  大楠山山頂に到着した。歩いているときにはそれほど寒さも感じなかったが、曇天のためか寒い。それでも、10名ほどのグループを始め、家族連れやいくつかのグループも登って来ていた。
 
 大楠山の山頂でのんびりとしたあとは、按針塚駅まで歩くことにした。来た道を戻り、大楠山登山口の信号まで来るが、ここから先は、わかりにくいので、コンビニや近所の人に聞いたりして塚山公園を目指す。 大楠山登山口信号
 本円寺   横横道路を左に見て川伝いに行くと、右に本円寺が見えて来た。更にこの道路を北に進んでいく。
 横横道路の横須賀インターチェンジ当たりで、道を探していると、親切な男性(名前を忘れてしまいました)に出合い、「私も塚山公園に行くので案内します」との事で、男性の後について、塚山公園への道を登って行きました。 塚山公園
 横須賀港に停泊中の空母   塚山公園は大きな公園で、桜の木が沢山植林されていて、春の桜のシーズンには、大勢の人達や家族連れで賑わいそうだ。
 展望も良く、見晴らし台からは横須賀港に停泊中の米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントンも見える。
  三浦按針の墓もある。按針は、1600年の関ヶ原の戦いの頃に、英国から来て、徳川家康の外交顧問としての働きからから250石取りの旗本として帯刀も許され、当時の相模の国逸見に領地を与えたようである。 按針塚
 三浦按針夫妻の慰霊碑  三浦按針(ウイリアム・アダムス)は、1620年5月、平戸(長崎県)で病にて56才の生涯を閉じましたようですが、この塚山公園には、按針夫妻の慰霊のために作られた2基の供養塔がありました。
 塚山公園では、男性の案内でのんびりと公園内を散策した後、按針塚駅まで一緒に下って来ました。
 我が家への帰宅は、17時を廻っていました。 
按針塚駅

HOME   山行記録   神奈川の山    百名山       横浜環境保土ヶ谷山歩会  
inserted by FC2 system