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月山

深田久弥著 「日本百名山」より、
「雲の峰幾つ崩れて月の山」芭蕉 鶴岡の駅で降りた時、ほんとうに月山の上に雲の峰が立っていた。8月の半ば過ぎ、山は濃い群青で、牛ノ背のようにゆったりと伸びていた。どんな山でも頂上のあたりはいくらか鋭く立っているものだが、月山にはそれがない。撫でたような緩やかな線であった。

山行状況
日程 2013/7/31 入山地 月山8合目
メンバー 村田・佐藤富
大島・森田
武井・筒口・曽根
長谷川・斉藤祐
行動時間 6時間30分
コース及びタイム
休暇村・羽黒8:00-月山8合目8:45-仏生池小屋10:25-行者返し10:55-月山山頂11:45-月山山頂小屋(昼食休憩)12:50-行者返し13:20-仏生池小屋13:40-月山8合目15:15-休暇村・羽黒16:00
月山地図

今回は、曽根・筒口両君の送別山行として、月山を選び9名で登山することにした。
前日7月30日早朝4時に横浜を出発し、山形道北ICを降りて、芭蕉の「閑かさや岩にしみいる蝉の声」で有名な山寺(立石寺)に寄る。その昔、芭蕉が「奥の細道紀行」で山寺や最上川に寄った後に、出羽三山の羽黒山から月山、そして湯殿山へ行ったとのことで、私たちも、山寺と月山には行こうということになった。

休暇村・羽黒  横浜から東北道を北上し、山寺(立石寺)を散策した後、1時間半もかかって、出羽三山の羽黒山の麓まで来る。
 休暇村・羽黒というホテルです。この廻りは、古くからの羽黒山の宿坊が多く、今風のホテルが少ないので、このホテルがとれたのは幸いでした。
  ホテルを8時出発して、月山8合目の駐車場に8時35分到着する。
 すでに多くの登山者がいたが、白装束の人達の多くは、弥陀ヶ原の廻りを巡ってくるようでした。
月山八合目駐車場
弥陀ヶ原  弥陀ヶ原からの登りは、緩やかなハイキングコースのようにのんびりと登っていきます。
 
 弥陀ヶ原を過ぎてからは、ガスが出て、山頂はもちろんのこと、20〜30m先も見えなくなってきました。
 最初の雪渓です。この雪渓の大きさもわかりません。
雪渓
ガスの中から弥陀ヶ原が見えた  更に登っていくと、時々晴れ間が差してきました。その晴れ間から見える弥陀ヶ原はお花も咲いてきれいな山容も見え隠れしていました。
 仏生池小屋の廻りは、高山植物が咲いていましたがガスの中で、今にも雨が降りそうになってきていました。 相変わらずガスの中
行者返し  行者返しに10時50分、行程で唯一の岩場を登る場所にやってきました。
 山頂近くになると廻りには、花が咲きなだらかな歩きやすい登山道となってきた。
 さらに、左に雪渓を見ながら登ると、ガスの中に月山神社が見えて来た。
月山神社が見えて来た
月山山頂小屋  月山神社の山門の前で写真を撮っていると、雨が降り始め月山山頂小屋に避難して昼食休憩とした。
 その後、大雨となり合羽を着込んでの下山となった。

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