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三本槍岳山頂

 深田久弥著 「日本百名山」より、 那須の歴史や伝説を書き出したら、この短い文章には入りきらないだろう。それほど古くから広く知られた地名である。・・・まず正面に大きく現れるのが茶臼岳である。これは那須連山の最高峰であるのみでなく、盛んな噴煙をあげているので、一偉観である。現在唯一の活火山である。

山行状況
日程 2013/5/17 入山地 峠の茶屋駐車場
メンバー 大島・Y 行動時間 6時間30分
コース及びタイム
横浜3:00-峠の茶屋駐車場6:10-出発6:45-峰の茶屋跡避難小屋7:25-茶臼岳8:00-峰の茶屋跡避難小屋8:30-朝日の肩9:00-朝日岳9:10-朝日の肩9:20-清水平9:55-三本槍岳10:30-朝日の肩11:55-峰の茶屋跡避難小屋12:20-峠の茶屋駐車場12:50-昼食休憩-出発13:45-横浜17:20
那須岳地図

 この時期に横浜から日帰りで登れる山で百名山を探していた。時間的にもなんとかいける距離であった。 ロープウェーの上の峠の茶屋駐車場に着いたが強風で登山の着替えも吹き飛ばされそうな上に寒い。レインウェアも着込んで登り始めた。天気晴朗なれど風強し。茶臼岳山頂でもカメラを持つ手が震えるほどの強風でした。

峠の茶屋駐車場  昨夜の天気予報では快晴。確かに良い天気で順調に東北道を一路那須岳に向かってやってきました。
 峠の茶屋駐車場に6時10分到着です。雲ひとつ無い那須岳、朝日岳が見えています。
 しかし、写真からは想像も出来ないほどの強風となっていて寒い。ウインドブレーカーの上にカッパを着ているときは吹き飛ばされそうで風速20mは出ていたようだ。
 正面に朝日岳です。
 出発してから、40分ほどで峰の茶屋跡避難小屋に到着です。その手前に雪渓がありました。  峰の茶屋避難小屋手前の雪渓
茶臼岳山頂  最初に向かったのは、茶臼岳です。登っている途中には硫黄の臭いが漂っていました。西側斜面の火口からは今でも噴煙を上げていました。
 茶臼岳の山頂は広いが、相変わらずの強風で、写真がぶれています。 
 茶臼岳から降りてきて、峰の茶屋跡避難小屋と朝日岳を見上げています。正面に剣が峰、右側の高い峰が朝日岳です。  峰の茶屋避難小屋と朝日岳
雪渓です  峰の茶屋跡避難小屋から剣ヶ峰の東側には、雪渓が横たわっていました。慎重に渡っていきます。
 クサリ場を登り、30分ほど行くと朝日の肩に着きました。
 朝日の肩までは10分ほどで登るが、相変わらずの強風です。
  
朝日の肩
朝日岳山頂からの茶臼岳   山頂には朝日岳の山頂を示す標がありませんでした。さすがの強風で飛んでしまったようでした。
 山頂からの茶臼岳です。この写真も撮るのが大変でした。今にも吹き飛ばされそうで、本当はピンぼけの写真です。
  朝日の肩まで戻り、熊見曽根を経て清水平です。9時55分、30分ほどで来ました。
 不安定な木道を渡って、左に三本槍岳が見えます。
清水平
三本槍岳山頂   10時30分。三本槍岳に到着です。この山頂は広く遠くに至仏や燧ヶ岳、そして越後の山々が真っ白に見えていました。
 その昔、この山頂は、白河、黒羽、会津の3つの領界で領地確認のため各藩が槍を立てたことに山名が由来するようだ。
  この三本槍岳の指標が斜めに傾いているのは、雷がこの指標に落ちたからのようだ。
 ちなみに、この指標とそばにあった三角点の修理(雪で浮き上がり斜めに傾いている)のためにやって来た人に話を聞きました。
指標に雷が落ちた
朝日岳と茶臼岳です  帰り際、熊見曽根付近から見た、朝日岳と茶臼岳です。 
  13時頃の峠の茶屋駐車場です。朝の強風は何処に行ったかと思うほど穏やかになっていました。 峠の茶屋駐車場

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