『日本百名山 深田久弥著』より、わが国の名山には偉い坊さんによって開かれたものが多いが、たいていは伝説めいている。その中で記録の一番実証性のあるのは、日光男体山である。その初登頂は、今から約1200年前の天応2年(782年)3月、勝道上人によって果たされた。この登山の事は『性霊集』という古い本に出ている。筆者は僧空海である。
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山行状況 |
日程 |
2012/9/10 |
入山地 |
二荒山神社 |
メンバー |
大島・Y |
行動時間 |
7時間25分 |
コース及びタイム |
日光二荒山神社5:45-四合目鳥居6:50-五合目避難小屋7:10-七合目避難小屋8:00-八合目滝尾神社8:30-男体山山頂9:30-昼食休憩10:25-二荒山神社13:10-横浜16:45 |
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男体山は、やはり中禅寺湖から見た姿が素晴らしい。7月には、日光白根山からも見ることができたが、その時は山頂に雲がかかって、その全容がなかなか見られなかったので、今回はとくに写真で見るような、青空の中にたたずむ男体山と中禅寺湖を帰り際に見ることができて満足しました。
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横浜を2時に出発。第三京浜から環状八号を経て、首都高速の中央環状線から東北道に入る。
宇都宮ICから、日光宇都宮道路を経て未だ夜が明けていない、いろは坂を登り二荒山神社に到着する。登山者用駐車場は鳥居をくぐってすぐにある宝物殿裏にあった。 |
男体山は二荒山神社は、5時過ぎにはまだ山門が開いていない。しばらく待機していると5時40分頃に開門された。山に登るには、入山料の500円を支払うとお守りをくれて、入山が許可される。 |
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杉林の中を歩き、3合目からは工事用の林道をしばらく歩くと、4合目の鳥居が見えてきた。
ここからは、登山道になってきた。 |
途中で後を振り返ると、中禅寺湖と後に連なる山々がきれいに見えてきた。
遠くには富士山が見えた。最初は富士山らしき山が見えたが、ここからほんとに見えるのかと思ったが、富士山の左側に宝永火山が見えたので確信した。(山頂の方位盤にても確認する) |
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9合目付近からの中禅寺湖です。森林限界を過ぎて足下は火山礫の火星(?)のような歩きにくい登りとなってきました。 |
二荒山神社の奥宮に到着です。写真は、二荒山神社大神の像です。
左に、日光白根山が顔を出しておりました。
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男体山山頂から、二荒山神社奥宮を見ています。
山頂には、神剣があったと聞いていましたが、今回は、姿、形も見えませんでした。そして、男体山の指標も無く、少し寂しい気持ちとなりました。低山や名もない山に登っても、必ず指標があり(中には山岳クラブ等が付けた指標もある)その指標の前で写真を撮るのが楽しみにしている登山者は、私だけではないと思います。
とにかく、有名な男体山の指標と一緒に写真を撮れなかったのは残念な次第です。 |
この写真を楽しみにしておりました。中禅寺湖と男体山は絵になりますね。 |
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