『深田久弥著 ｢日本百名山｣』より、菅平へスキーに行った人は、正面にそびえた二つの山をおぼえているだろう。四阿山と根子岳。あれがなかったら菅平の値打ちはなきなる。二つ同じような高さに見えるが、四阿のほうが150mも高い。本当の頂上は三角点のあるところより15mほど高い。上州国境では、浅間を除けば、最高の山である。 山行状況 日程 2012/10/15 入山地 菅平牧場 メンバー 大島. Y. A 行動時間 7時間00分 コース及びタイム 菅平牧場駐車場7:15-中四阿9:00-根子岳分岐9:35-四阿山9:50-根子岳との鞍部10:50-根子岳11:35-昼食休憩12:15-東屋13:00-菅平牧場駐車場13:15     横浜を3時に出発する。関越道から上信越道に入り、横川のSAにて朝食休憩をとる。上田菅平ICから一般道にて菅平牧場駐車場まで4時間でした。 台風22号が近づいており、明後日からは雨模様になるとの予報であったが、本日15日は快晴であった。菅平牧場から登って行くと後に菅平の町並みや牧草地帯がきれいの見える。その後には、北アルプスの山々も見えてきた。   　菅平牧場駐車場に7時到着。ここの駐車場まで真っ直ぐの登り。50台以上は停められそうな大きな駐車場だった。 ちなみに一人200円の入場料を取られる。（今回は帰るとき徴収された） 　登山の準備をして右側の看板、指標に沿って歩き出していく。 　 真っ直ぐ行くと、根子岳、四阿山の看板。その看板の後にはトイレがある。なかなかきれいなトイレとなっていた。 　右の四阿山方面に歩き出して行き、3分ほど歩いて行くと左の牧場の脇に『四阿山』の指標がある。そこから牧場を左に見ながら登りだしていく。 　 　 しばらくは緩やかな登山道を登っていくと、ダケカンバの林となる。この林の中でもところどころ展望が良い開けた場所では、菅平の町並みや牧草地帯が見えだしてくる。 　1時間ほども歩いただろうか、小四阿を過ぎた広い草原から、遠くに四阿山が見えてきた。  　小四阿からは尾根歩きとなってきた。中四阿に9時、１時間45分かかる。  　中四阿からは、笹がおおう急斜面となり、 息が切れるほどの登りとなってきた。それでも30分ほどで根子岳との分岐となった。ここからは、すぐ近くに四阿山の山頂が見えてくる。その手前の木道の階段が迫ってきた。  　四阿山に9時50分到着。快晴の登山日和であった。展望も素晴らしい。山々が一望できた。 　登山シーズンの秋本番といえども15日の月曜日のせいか登山者がいない。昼食にも早いので写真を撮って早々に根子岳に下っていくことにした。 　四阿山分岐からの根子岳です。なかなか立派な根子岳です。  　 四阿山からは急な登山道を30〜40分下ってきた鞍部からの根子岳です。笹原が広がり爽やかな風にきらきらと光り輝いていました。目にも鮮やかな笹原を見ながら根子岳目指して登り返していきます。  　根子岳からの四阿山です。山頂は広く東に四阿山、西には北アルプスの山並みが一望できます。  　左の石碑には、禰固岳と掘り出してありました。 　昼食休憩には十分な広さの山頂です。天気は良いしのんびりとお昼を摂ったあと、菅平牧場駐車場まで下るのみです。下りは菅平高原を望みながら緩やかな下り斜面を１時間ほどで駐車場に到着です。