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剣が峰

『日本百名山 深田久弥著より』
 この日本一の山について今さら何を言う必要があろう。かって私は『富士山』という本を編むために文献を漁って、それが後から後から幾らでも出てくるにのサジをなげた。・・・・
 一夏に数万の登山者のあることも世界一だろう。老いも若きも、男も女も。あらゆる階級、あらゆる職業の人々が「一度は富士山を」と志す。これほど民衆的な山もまれである。


山行情報
日程 2010年9月21日(日) 入山地 御殿場 富士宮口
メンバー 単独行 行動時間 7時間40分
コース及びタイム
富士宮口5合目(5:10)-9合目(7:50)-浅間大社奥宮(8:55)-剣が峰(9:10)-お鉢一周(10:30)-五合目駐車場(12:50)

富士の宮口五合目  今年も空前の富士登山ブームで、7〜8月で約30万人もの登山客が登ったとのことで、私もその一人になるために、 9月20日(敬老の日)の夜6時過ぎに、横浜の家を出る。東名御殿場から自衛隊滝ヶ原駐屯地の脇を通り富士宮口5合目駐車場に9時到着する。車の中で夕食を取りビールを飲んだあと寝袋に入るが、駐車場には夜遅くなっても車の出入が騒がしくうるさいほどで夜の夜中に目が覚めるほどであった。
 
 21日4時起床、お湯を沸かし朝食を取り、トイレに入ったあと5時10分登り始める。
 
 6合目の雲海荘に5時20分、東の空が白み始めてきた。今日も良い天気である。
 雲海荘裏側の「登山禁止」の看板を横目に柵を越えて登っていく。
雲海荘
宝永火山よこからのご来光  6合目の上で日の出、宝永火山の脇から上ってきたご来光を拝める。
 8合目直下、川崎からやってきた親子連れに出会う。小学校は3年生ぐらいだろうか、元気に登っていた。下りにも再度出会ったが、無事に頂上まで登れたようだ。 八合目
万年雪山荘  9合目の万年雪山山荘(3460m)に7時50分。先に登っていた登山者に撮影を頼みました。
 頂上浅間大社奥宮(3745m)に8時55分到着する。さすがに登山者は少なかった。と言うよりも誰もいなかった。 頂上浅間大社奧宮
馬の背  剣が峰直下の最後の難所が馬の背。砂礫の急斜面は滑りやすく登りにくい。日本最高峰へあとわずかである。
お鉢周り  浅間大社奥宮前から剣が峰まで15分、写真を撮り小休止のあと時計回りに河口湖口の久須志神社に向けてお鉢の廻りを歩いていく。
 剣が峰に9時10分到着する。3人ほどが先着していた。
 天気晴朗なれど風強し。裏側の展望台には強風のため顔も出せないほどでした。
剣が峰
火口  剣が峰から時計回りで、久須志神社方面にお鉢廻りをする。やはり強風が吹き荒れていて、途中吹き飛ばされないように身を縮めて歩いてました。
 久須志神社(くすしじんじゃ)です。夏には大勢の登山客でにぎわっていたこの神社の廻りには10名ほどの登山者がいただけで、閑散としていました。
 その後、浅間大社奥宮まで50分ほどのお鉢廻りをすませ、一服したあとに下山することにしました。
久須志神社
六合目雲海荘近くの紅葉  新7合目下、6合目雲海荘が見えるところの紅葉です。
 12時50分、5合目の駐車場に降りてきましたが、一番上の駐車場は満杯でした。
 登山者の車というよりは、観光客の車でにぎわっておりました。
五合目駐車場

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