|
宮が瀬ダムからヤビツ峠に向かう凍結気味の狭い林道を走り、塩水橋ゲートまで行くが土曜日ということもありゲートの廻りの狭い路にはすでに車が一杯でした。 |
車が多いのは登山者だけではなく、渓流釣りの人たちも多く来ていたためにゲート脇の林道が車も止められないほどにごった返していたようです。
3月1日から、ヤマメやイワナ漁の解禁になっていたので、寒い中朝早くから渓流沿いに多くの釣り師が入山していました。 |
|
|
今日は朝から快晴です。3月に入ってから冬のような寒気が続き、丹沢には雪が多く降ったようで、塩水林道にも雪が被っておりました。 |
林道の北側斜面の水が流れ出るところには、大きな氷柱(つらら)が垂れ下がっていました。 |
|
|
堂平まで60分で歩く、丹沢山方面の杉林に入り雪を踏み分け登ること約30分、堂平沢の水のない堰堤(夏にも水は流れていなかった)に辿り着く。9時でした。 |
堰堤からすぐに天王寺尾根の北斜面を登りだしていくが、先客がラッセルしてくれた踏み後を辿りながら登っていく、最近降ったばかりの新雪が10〜20pも積もっている。
それでも歩きやすいのかアイゼンもしないで何とか登ることが出来たが、やはり夏の頃と違い10分以上余分にかかり天王寺尾根に9時40分到着した。 |
|
|
天王寺尾根の冬枯れのブナの林から見た丹沢山です。 |
天王寺尾根を登ったところにあるクサリ場から見た雪が被った天王寺尾根と右の奥には大山がきれいに見えていました。 |
|
|
丹沢山に10時30分でした。5〜6名の先客がいました。 |
快晴の中きれいに、そして凛々しくそびえ立っている富士山です。
この丹沢山からの富士山は、木々が緑になる頃には見えなくなり、夏には全く見え無くなります。
丹沢山の看板と一緒に映る富士山はなんとも言えない絵になる風景です。 |
|
|
富士山の右奥には、南アルプスの山々が遠くに雪を被って神々しく輝いていました。
拡大写真が見られます。 |
帰りは往路と同じ天王寺尾根の北斜面を下り、堂平の観測所のすぐ脇にあるワサビ沢に下る狭い路を降りていく。 |
|
|
急なつづら折りの登山道を下って行くと林の向こうには、朝登ってきた塩水林道が見える。 |
20分ほど下ると、ワサビ沢出合に出てくる。登っている時はこの入り口が分からないほど小さな字でガードレールの柱にマジックで書いてある。 |
|
|
このワサビ沢出合は、以前から聞いてはいたがどこから登るのかは分からなかった。今回はたまたま堂平で出会った登山者から聞いて帰りに降りてみようと思い下ってきたが、登りの時には看板もなく(小さくて分からない)見過ごしていく人が多いようだ。 |
|
|