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 剱岳
2005年8月29日〜30日
 扇沢
1日目・扇沢7:30-黒部ダム-室堂9:20-剱御前小屋-剣山荘14:30
2日目・剣山荘5:00-一服剱5:30-前剱-8:15剱岳9:15-カニノヨコバイ-11:30剣山荘12:00-13:30剱御前小屋14:30-雷鳥荘16:00
大島・Y
 剱岳地図

 『日本百名山 深田久弥著より』
 北アルプスの南の重鎮を穂高とすれば、北の俊英は剱岳であろう。層々たる岩に鎧われて、その豪宕、峻烈、高邁の風格は、この両巨頭に相通じるものがある。
 大学山岳部が有能な後継者を育てるための夏期合宿、先鋭を誇るクライマーのクラブが困難なルートを求めて氷雪に挑む道場を、たいていはこの穂高か剱に選ぶのも故あるかなである。
 剣岳への途中、立山室堂にて撮影  8月29日の早朝、7時30分の扇沢から一番のトロリーバスに乗り、約2時間かかり室堂に到着した。ここから、雷鳥沢に下り、剣御前小屋を経て、剣山荘までの長い一日の始まりです。
  雷鳥沢キャンプ場からの長い登りをガマンして登ると、剣御前小屋の前からは、雲一つない青空の中に剣岳の雄大な姿が目に飛び込んでくる。
 剣山を見ながら下り、剣山荘にて泊まりです。この宿は、北アルプスのど真ん中にあるにもかかわらず、温泉(鉱泉)があり、一日の疲れをお風呂に入る(流すだけだが)貴重な山小屋である。ゆっくりと就寝した。
 剣御前小屋からの剣岳
 一服剱からの朝日です。   8月30日の朝3時30分起床。5時剣山荘出発、ヘッドライトを頼りに一服剱を目指す。その途中にて鹿島槍の左から朝日が顔を出してきた。
  一服剱から剣山荘を望む。朝日を浴びて剱御前と剣山荘がきれいに見えます。 一服剱から剣山荘と剣御前 
前剱からの剱岳   前剱から見た剱岳、いくつものピークを乗り越えてやっと前剱にたどり着いた。まだまだ大変であった。
  さすがの剱岳である。このような岩壁をいくつも越えないと頂上にはたどり着かない。平蔵のコルと頭を通過して頂上へと進んでいきます。 平蔵のコル 
 カニのタテバイ   クサリ場や岩壁等の難所をいくつも越えてやってきました。この急峻な岩壁がかの有名な「カニのタテバイ」です。順番待ちの列が続いていました。
   へっぴり腰でもなんとか頑張って遅れないように登っています。 へっぴり腰でもなんとか登ります。 
 剱山頂にて朝食です。    剱岳頂上には8時15分到着する。快晴で360度の展望である。カニのタテバイ等の難所を登ってきたせいか、最高の山行となった。
 朝食弁当を食べコーヒーを沸かす。山小屋の弁当でも素晴らしくおいしかった。
  祠がまつられた剱岳頂上は2999m。北アルプスはもちろん、遠くには富士山まで見えていたよ。 剱岳2999m 
 カニのヨコバイは怖いです。   頂上での素晴らしい展望を味わった後の帰り道は有名な「カニのヨコバイ」さすがに、みなさん緊張しながらの下山です。
  「カニのヨコバイ」の緊張も終わっても、すぐに長い鉄のはしごがあり慎重に降りていく。 なんとか降りてます 
 剣山荘と剣岳   剣山荘にて一服した後、一路室堂の雷鳥荘(泊まり)までまっしぐら。帰る途中に写した剣山荘と剱岳です。

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